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光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

熊谷(千葉)市長は過去に何を言っていたんだろう?と調べたらやっぱりひどかった、という話

2009年、前千葉市長が汚職事件で逮捕され、辞任しました。

新市長を選ぶ過程で当選したのが前NTT役員・前千葉県市議熊谷俊人でした。

http://www.j-cast.com/2009/06/15043246.html
(当時はこのような空気だった。本当はこういうゴミは持ち込みたくないのだけれども、新聞記事はリンク切れが多いから…)

そして、前回の市長選でも投票率は30%行くか行かないかという関心の低い状態でしたが、再選しました。

さて、何故市長はTwitterを使うようになった、いやなってしまったのか、ということについてそのルーツをまずは辿っていきたいと思います。

こういうところはならべくリンクを貼りたくはないのだけれども、その、よくここまで正直に話すものだなあ、と思ったので載せますね。質問が割合ひどいのは、媒体が媒体だから…。(以下、強調は筆者によるもの)

引用元:http://news.nicovideo.jp/watch/nw286827

――ツイッターを積極的に市政に生かしていますが、ツイッターを使うようになったきっかけは何ですか?

2年ほど前に、知人から薦められたのがきっかけです。私は以前からブログをやっているのですが、コメントを書いてくれる人はとても少ない。しかしツイッターだと返事がすぐに来ます。140字という文字制限もあってか、脊髄反射的にコメントを返せるメディアだと思いました。

私はツイッターを、広報手段であると同時に広聴、つまり検討中の施策をそれとなくツイートすることで市民の反応を確かめることもできる「即席アンケートツール」のように使っています。もちろん一部の方たちの反応ではあるのですが、それでも非常に便利なツールですね。
(中略)

■「行政だって市民だってバカじゃない」

――ブログの更新もほぼ毎日と頻繁ですが、ツイートもかなりマメにしていますね。どんな時にどんな場所でツイートしているのですか?

役所の机でやることは基本的にありません。移動時間や、自宅にいるときの空いた時間を使っています。政治家はとにかく移動が多いですから、その時間を有効に使えるツイッターはとくに首長向きですね。

市民は千葉市の施策をすべて知っている人間の一次情報を取ることができるし、首長だからこそすべての答えが返ってくる。私は市民の意見を知ることができる。お互いにとってこのメリットは大きいと思います。これは役所にはできませんし、役所の業務にも支障をきたしません。

(中略)

――熊谷市長は政治マニフェストのひとつに「情報公開」を挙げていますが、その実現のためにもツイッターは有効ですか?

その通りです。役所と市民とでは持っている情報量が違いすぎて前提条件が揃わず、議論にならないことが多いのです。役所と市民で情報の量と質を揃えて、スタートラインを同じにしたいのです。ひとつの例としては、市民税があります。「うちの市は市民税が高い」と思い込んでいる人は非常にたくさんいます。しかし市民税は全国統一で、どこの市でも変わりません。これは市民が悪いのではなく、こちらが発信している情報が届いてないせいなのです。

これまでの役所は細かいところにこだわりすぎて、たとえばゴミの削減にしても「水を切れ」とか「雑紙をこう分別しろ」など
箸の上げ下げ的なことを言います。人をバカにしているかと思うほど細かい。

そうではなく、「どうしてゴミを削減しなければならないのか」の理由を言えば、市民はちゃんと方法を調べますから、そこに労力を割くことはないんです。私は就任してからずっとそれを言っています。

――役所の情報発信は、ある意味、市民を信用していないということですね。

だからいつまで経っても誤解されてしまう。「市民は行政や役人や政治家をバカにする」「役人は政治家をバカにする」という構図がなくならない。行政だって市民だってバカじゃないし、行政のやっていることの9割は正しいわけです。

しかしなぜ正しいかの理由、前提条件を言わないと理解してもらえません。何かを値上げすれば市民は怒ります。怒られてもいいから理由を提示した上で、他に手段があるかを議論するべきです。

――情報公開を進めて前提条件を揃えることで、その誤解はなくなりますか?

同じ立場で物事を考えて答えを出していかないと、飲み屋の政治談議で終わってしまいますし、一方的な批判はボヤキでしかありません。ツイッターやブログで一次情報を持っている首長と意見を交わせるのですから、疑問や批判があったらどんどん投げかけてもらって、皆さんと共通認識を持っていきたい。そうすれば同志になれるので、建設的な意見を出し合って議論していけます。

――たしかに、日本の政治と市民の関係は「お上と庶民」という体質をひきずっていて、互いに責任のなすりつけ合いをしているところがあります。それを捨て、本当の民主主義を実現できるかの転換期であるということですね。ツールを手にした一人ひとりが試されているといえるでしょうね。


インターネットという双方向メディアは本当にすごいと思います。ツイッターフェイスブックニコニコ生放送も......。こんな時代は考えられないですよね。これでダメだったら日本の民主主義は何やってもダメだっていう(笑)。


ツイッターやブログは「新しい武器」

――情報公開を進めることが行政と市民との情報格差をなくし、共通認識を持つことで平等な意見交換ができるようになるわけですね。

しかし懸念のひとつとして、首長や役所が情報公開を進めていくと、あまりに膨大なために市民が必要な情報を探せなくなり、
結果として情報に目を向けなくなる恐れがあります。すると役所やメディアが情報を整理して提示しろということになり、振り出しに戻りかねないということですね。
マスメディアが重要なのは変わりありませんから、とにかく第一に情報を出しています。ツイッターやブログはマスメディアに対抗するためではなく、紙面や時間の都合でまとめきれない部分を我々が発信するものです。あるいは私自身の考えを発信して、みなさんが考える際の指標にしていただく。

――先ほどの話で、対話会は年齢層が高く、ネットは若いという話がありましたが、ツイッターやブログで情報公開を進めていくと年齢層によって情報格差が生まれる心配はありませんか?

これも同じです。新聞やテレビといったマスメディア、それから市政だよりなどの既存情報が持つメリットは、ネットが登場したからといって消えるものではありません。既存の伝達手段もこれまで以上に活用していきます。

ツイッターやブログは、そうした既存のものに加わる新しい伝達手段で、さらに新しい武器を手にしたといったところです。とくにこれまで政治に興味を持たなかった層とコミュニケーションできるすばらしいツールですから、もっともっと活用していきたいし、市民の皆さんからも質問や疑問、批判などもコメントしてもらいたいですね。

インターネットを使えば政治はさらによくなると考えていますし、政治を身近なものにできると思います。
(了)

ダメだったみたいですね

行政は9割正しい、伝え方が正しく伝わらないから誤解されるんだ、という姿勢が(このインタビューがされた)2015年から徹底されているんですなぁ~!ということだけが収穫だった。あと、正直な話、民主国家ですらなく法治ですらもなくなっていると思いますね…

ということを踏まえて当該の発言へ

行く前に

新年会で経済人から同姓パートナーシップ条例の話が出て少し意見交換。嫌悪感を露にする人は同性愛が日本古来は無かったと思い込んでいる方も居ます。織田信長前田利家の話をしたり、武田信玄高坂昌信の話をすると驚いていました。賛否は人それぞれですが、客観的事実の理解の上で議論が必要ですね
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052002979741696

「面白いなあと思ったのは、織田信長森蘭丸の話は知られていて特に反応しないのですが、前田利家との話をすると皆さん、ギョッっとされるんですよね。なんとなく森蘭丸は男を超越した性別として捉えられている気がします。いずれにせよ鎖国天地開闢以来の伝統と思い込んでいた幕末を彷彿とさせます」
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052800132423680
(2016年1月13日)

性的多様性への配慮=同性婚を認めることではありません。それは国民的議論を長い時間をかけて行い、政府が決めるべきものです。異性婚と同じ権利とまではいかなくとも、千葉市が今回実施する労働環境の改善等、同性婚を認められない方も含め社会全体に利益があり、不利益が少ない項目は改善すべきです
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/796986701583265792

私はそんな発言が無くなる社会を望む側ですが、多くの日本人にとって性的多様性の議論は始まったばかりです。社会・人はそんなに急激には変われません。特に愛という最も根源的な感情に関するものであれば尚更です。今の時点で嫌悪感の表明すら認めないのでは、却って相互理解を阻害すると私は考えます
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/797017984862547968
(2016年11月11日)

この発言は読んだ、いや読んでしまった人もいるかもしれないが、これね、今回発見したことなんだけれども、Twitterをやる以前にブログに掲載していたエントリーがあって。

ヒューストン2日目:調印式、表敬訪問など
http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/172074879.html

●ヒューストン市長はレズを公言

この日は朝からヒューストン市役所を訪問し、アニス・パーカー市長を表敬訪問。パーカー市長は同性愛者であることを公言して当選したユニークな方で、私も会うまでどのような人なのか想像できなかったのですが、実際に会うと非常にパワフルな、やり手と感じるような女性でした。
(2010年11月01日)

これ、2010年のエントリーなんですけれども、こいつの姿勢は今とそんなに変わらかったですね。

あ、そういう言葉使うんですか…。いや、その後の文章にも問題があるんですけれども…ユニークって。そりゃ、こいつの言う多様性ってそうなるわなー、なあ!

これら一連のものを調べて読むだけで疲れたので、他にもいろいろなことをいろいろな人が書いていますし、そういうものを読んでいただけるとありがたいです。(前回の大阪万博記事を書き上げた後に体調が相当悪化してしまったので、そういうことは避けたい)

こういうのを書くと、「過去発言をもって批判するのか」という手合が毎回出てくるんだけれどもね、いや、だってさ、変わっていなくないですか?市長がこういうのをRTしているんですけれども。

https://twitter.com/yamasii/status/847087284373483520

https://twitter.com/yamasii/status/847087644026687488

より悪化していなくね?

本当にスゴイのは、宇野ゆうかさんみたいにあんなのにも丁寧に辛抱強く会話ができる人ですね。頭が下がる思いです。

次の千葉市長選は、2017年5月28日です。
(つづく)