光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

立ち上がれと権力者は言う。そうじゃねえ。殴ってくるのを辞めさせるために立ち上がる。

本当は、選挙で起こってしまった結果に対することについて書きたかった、それは消え失せてしまった。

これだよ!
(閲覧注意)
https://youtu.be/I-8DcSvkyiY

そして、その広告を作ったのは誰か…!言わんでも分かるよね!Dで始まってUで終わる…電通だよ!

http://dentsu-ho.com/articles/3775

見てよ。トランプの女性に対する言動と今の自民の女性に対する言動をミックスして漂白して政策に取り入れました、という内容だから。

「(結婚と仕事の両立について)本来、働く働かない、産む産まないに限らず、自分の望む生き方をすることは自由なはずです。しかし、無意識に選択肢を削っている女の子が多くいます。」

無意識に
選択肢を
削っている
女の子

うっぁ~・・・これ、自民党が読んだらめちゃくちゃ踊って喜びそうな文章だな。おい!もちろん、このブログを読んでいるみなさんならおわかりだろうが、選択肢を意図的に削っているのは政府だ。時の権力者だ。WHERE IS MEN?男性はどこにいる?これを読んでほくそ笑んでいるだろう。

「そして、例えば全てを希望通りにかなえている人は、経済的に恵まれていたり、スーパーウーマンだったり。日本は、普通の女の子が当たり前に選択肢を削らずにすむ社会になっていないのかもしれないことに気付きました。」

だったら、制度を作るなりさ、貧困を基金で解消しますというふざけた政策はさっさと廃止して、生きやすくなるためにもありとあらゆるハラスメントを厳しく取り締まったりさ、安全でいられて、守られるシステムをちゃんと作って、なおかつ資金面でも経済面でも精神面でも安定できるようなことがあれば選択肢は増える…が!そういうことは!政府と密接な!広告会社がするわけが無いよね!!!!こういう広告を投げ入れてくるのが!仕事だからね!

そして、当該のプロジェクトが

「恐怖訴求ではなく、押しつけでもなく、フェミニズムでもなく、オシャレに楽しく「気付く」ことができるキャンペーンをプランニングしました」

だそうな。


https://youtu.be/I-8DcSvkyiY

これを見た後の気づきって何か?死ぬまで権力や男性に懐柔させられます、っていうことか?

動画の内容は…もう言いたくもねえ。観て、そのヒドさを実感してくれ、と言うしか無い。体調が悪くなる可能性があるかもしれない。実際そうなった。気だるさと涙が止まらない。こっちが何をしたって言うんだよ?何もそこまでやることはねえだろ?ここまでひどいとさ。もう言うこともねえ。もう…何も言えねえよ…。

本来は動画、およびプロジェクトだけについて取り上げようと思ったけれども、これを取り上げた記事についても批判したい。容赦をするつもりは一切ない。

https://ciel-fashion.jp/archives/28989

「みなさんは自分にどのぐらい女子力があると思いますか?毎日お弁当を作ってる、常に綺麗なネイルにしてる、持ち物はかわいい物でそろえている…などなど。女の子として頑張っている方も多いと思います。でも日本の女性の女子力は世界でもかなりの低レベルだったんです!」

控えめに言っても…殺す気か!!!いきなりこれだぞ。殺す気か!!!!!オイ!政府の女性活躍推進ブログで「キャラ弁を作りましょう!」とやっただろ!自治体が「防犯ネイルで(性犯罪から)自衛しましょう」と言ったのがものすごく批判されただろ!

あとはもう、若いうちは性的対象になるのをありがたいと思え、そうでなければ人間じゃない、賃金は低い、陣痛は黙って耐えろ、あといろいろ黙って耐えろ、被害を受けてもぐっと耐えろ、とやられているだろ!いるんだよ。

女子力が低い、という戯言じゃなくて「女性の人権というものが、ともかく、ひたすらに、否定されている」んだよ!殺すつもりでやってきている。

「家事ができたり、メイクやオシャレを頑張っていたりするのとは違う"新・女子力"、ちょっと考えさせられましたよね。」

日本のセクシズムについて絶望するだろうよな!軽く死にたくなったくらいだから。

「日本では妊娠や出産が死と結びつく考えが途上国に比べて軽薄。」

途上国を利用して~!政治主張するということが〜!露骨に差別ですよ〜!

そうでなくても、DVや殴ってくるような連中はそんじょそこらにいるけれども…。

「日本の女性はそういった部分についての知識が浅く、先進国では最下位レベルなのだそう。」

上 が 男 性 し か い な い か ら。
なにせ、「女性の活躍を推進しよう会議(仮)」みたいなものが
男 性 し か い な い
政治家の発言とか、知識人、コメンテーター、芸能人がいかに性犯罪を援護し、一方的にいろいろなものを押し付け、棄損し、あまつさえには暴力をふるってきたか。

「"I LADY"はそんな日本の女性が、世界の女性が、心身ともに健康で輝いていられるよう活動を行っています。」

SHINE!輝いているほど死んでいるよな!邪悪なほどに輝いている…。

「よく考えたら、未だに男女で賃金の差もあるし、産休後仕事復帰するのも難しい、家事は女性がやるものとしているところもありますよね。国会議員だって男性の方がはるかに多いのです。」

ここでちょっとはまともになっただろう、と思わせる内容だ。無論、そんなことはなくさらに邪悪になって跳ね返ってきた。「差別するつもりはないが」は差別だ。これから持論を言う、というのは100%差別なように、本当にひどい内容だった。

「完全に男女平等が必ずしも良いとは限りませんが、ジェンダーに対する潜在意識からまだまだ女性が一歩引いて考えなければならない部分が多いと思います。しかし、私たちはみんな対等です。」

きぇぇぇぇぇぇ!おい!平等が良いとは限らないって、それ差別主義者とか権力者が言う言葉だろう!

それと「殴ったけれども、それは愛しているからなんだ」と何が変わらない?同じだろ?同じだろ~~~~~!?

「女性に引いて考えさせている」のは男性だろ?潜在意識を推し進めているのは広告会社であり、大企業であり、政府であり、この社会だろ?こんなに漂白された平等が、それほど権力者にとって都合がいいのかよ!いいのか!ええ?

「(セックスについて)彼に避妊を求めることができていますか?話題にするのも恥ずかしい、嫌われるかも…という人もいるかもしれませんが、もし予定せず妊娠してしまったらどうしますか?自分の身体は自分で守らなければなりません。せひ彼とセックスについて話し合ってみてください。」

WHERE IS MEN

これ

WHERE IS MEN?

あのさ…これ…本当に言いたいんだけれども…
「拒否権」というのが一切無いし、「自分の身体を守れない」時はどうするんだ?DVだとか強要された場合は?デートレイプは?ケアは?団体への電話番号や連絡先は?もし、話すことを拒否されたら?
という、危機感が本当に存在しない。漂白されている。WHERE IS MEN?

「日本の男女平等の考えはどんどん浸透してきています」

No

エイズの国に行ってらっしゃい」や裸が平気でテレビで流れなくなったとはいえ、うな子、エロが女体から絵にシフトしていったし、法律も政策もなにゆえに浸透していっていると言えるのか…

「女性もどんどん自立しなければいけなくなるということ。これはいいチャンスです。今こそ女性が立ち上がるとき!真の女子力を磨いて、内側から輝く女性を目指しましょう。」

Yahooニュースで、元新聞記者の日本人男性に「日本のなでしこよ、たちあがれ」と言われても「永遠に黙っていろ」と悪態はつけるけれども、こういうやり口はさ、ただただ、ひどいよ。本当に。

あとは、もう言いたくもねえ。

今は泣きてえ。涙もそのうち枯れたら、大きな力と戦って行くために、それぞれが良い方法でやっていこう。

でも今だけは泣きてえ

企業や自治体や政府は学んでいる(より狡猾になるために)

はい、この記事が嫌になるほどRTされまくってきたわけですが、記事の内容はそれ以上嫌になるものでした。以下引用。

「セクハラCM」炎上中
価値観の多様化見逃す
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08858620X21C16A0TZD000?channel=DF260120166504

「女性の美しさの表現を巡っては、不快に思う人は昔からいたと思うが、それが今はツイッタースマートフォンの普及で届くようになった」

WAO~、また出た「不快」!人権侵害も「女は肌見せるな」も「25歳以上は女じゃない」も「化粧はしろ、スッピンは汚い」「でも公共の場所でするな」「女を捨てるな」「でも自意識過剰になるな」も全部「不快」にひとまとめにするつもりだし、そもそも昔から訴えてきたのに歴史を修正しているのはあんたがたですよ。(教授はそういう役割を担っているというだけの話)てめえらのゴミ箱じゃねえんだっつうの。

 「良い側面は、弱者の声が社会に届きやすくなること。(略)これまで泣き寝入りしていた消費者が企業に制裁を加えられるようになったし、企業も『こういうことをしてはけない』と考えるようになる。」

TOSHIBAって今どうなっているっけ…。
東電も他の大企業もそうだけど)

「悪い側面は、ミクロとマクロの視点がある。ミクロの視点の問題は、個人攻撃になった場合、その人の人生に多大な影響を与えてしまうことだ。マクロの視点の問題は、炎上を恐れるあまり、ネット上の情報発信や議論が萎縮してしまうことだ。例えば集団的自衛権など重要なテーマであればあるほどネット上で議論ができなくなってしまう」

いや、集団的自衛権について「支持しないやつは非国民!」「デモに参加しているやつは日当貰っている!」と言っているやつらに生存権握られているんだけど…。そういうやつとは議論できねえだろ、するつもりもないが。

新聞社などが元新聞記者のことを中傷記事書いて個人攻撃をした時に、あんた何やっていました?慰安婦支援団体に爆破テロの脅迫状が届けられた時、何言っていました?今回みたいな戯言をぬかしていたのか?

「大衆による表現の規制は厳しい。インターネットでは少数派の過激な意見がものすごいパワーを持ってしまう。とがった表現をすると、必ず不快に思う人はいる。それをすべて規制すると、多様性が失われ長期的には企業や個人が競争力を失っていく。経済にも負の効果を与えることになる。ただし、明らかな性差別やセクハラについては話が違う。過去の事例から学び、社会が変わっていく必要がある」

そういうパワーがあったら欲しい。無いからここまで言いくるめられるんだよ…。というわけで、ここまで読んできて教授の目的が分かってきた。

つまり「明らかな性差別(というのは良く分からない、日本の性差別があまりにもひどすぎて何のことを指しているかが分からないからだ)のみ批判されるべきであって、そうすることにより社会が変わる」という、いつもの「本当の問題」論者だった。

社会は変わっている、それも悪い方に。

日本企業や個人が競争力を失っているのは、もう権力だけが一方的に有利になるだけで、そのため人権を国内国外で侵害しまくっているから。

少数派の意見は尊重されていない。
いればこんなことにはなっていない。

規制はされていない。どころかダダ漏れだ。(日本のトップクリエーターもどこもそうだろう)

例えば、HISの「東大美女を飛行機同伴の格安ホステスに!」企画における東大とHIS側の謝罪後の言い訳は最悪そのもので(「子供に勉強を教えられる」って、あまりにもアホすぎるので、こちらを萎縮させるためにやっているのか、と思ったよ)、そして東大では性暴力事件が起きたものの、なんとなくなかったことにしようとしている。HISと東大には多様性が無いし、それは他の大学でも大企業でも無い。例え、それがグローバル企業であっても、日本支部はともかく多様性が無い。(LINE執行部員の過去発言、ワーナー日本支部のTwitterアカウント発言、ナイキジャパンが渋谷区と手を組んでホームレス排除などあげればキリがない)

事例からは学んでいない。
いや、学んではいるが「これで注目を集めることに成功した」という方に学んでいき、そういうものばかりが上にたつようになる。(止めようとしたものは感謝はされることはないし、おそらく昇進は無いだろう)

 「まず炎上しやすい話題を知っておくこと。性別、宗教、政治、格差などの話題は炎上しやすい。SNS(交流サイト)を使う上でのルールや、ユーザーの特性も知っておいた方がいい。また企業がSNSを活用する場合には、複数人でチェックできる体制が必要だ。1人で情報発信を担うと、ふとした瞬間に暴走してしまうことがある。ガイドラインの作成や、非正規社員を含めた幅広い教育も重要だ」

うん、これ非正規社員に押し付けて逃げる気満々だよね。そうだよね。そうとしか読み取れねえじゃねえか!

そして、書いている時にタイムリーな話題がちょうど来てしまった。本来ならもっと早く上げる予定だったのに、おめえらが余計なことをするから長引くんだよ!こっちだって時間を削って書いているというのに!

Simon Wiesenthal Center Urges Producer and Sony Music to Apologize over the use of Nazi-themed Costumes by Japanese Girls Group, “Keyakizaka46”
http://www.wiesenthal.com/site/apps/nlnet/content.aspx?c=lsKWLbPJLnF&b=8776547&ct=14928375¬oc=1

読んでみると「これ、日本国内は無理やり騙し通せても、これは不快感どころの話じゃないくらいヤバい話でしょ」という内容のものだった。

The Simon Wiesenthal Center expressed its disgust over the use of Nazi-themed uniforms donned by a girl’s music group “Keyakizaka46” at a recent performance in Japan.
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3873790/Japanese-girl-band-cause-outrage-dressing-NAZI-style-outfits.html

「SWCは、「欅坂46」(日本の音楽グループ)の最近のコンサートにおけるナチスモチーフの制服に対し、嫌悪感を表明している」

“Watching young teens on the stage and in the audience dancing in Nazi-style uniforms causes great distress to the victims of the Nazi genocide.”

「未成年がステージでナチスのユニフォームを着て踊る行為は、ナチスによる虐殺の被害者を愚弄し、苦しめるものだ」(無論、名指しで秋元を批判している)

Even if there was no harm intended by the group, that performance cheapens the memory of victims of the Nazis and sends the wrong message to young people in Germany and other countries where neo-Nazi sentiment is on the rise.”

もしもこれが意図的でなくてもナチスによる被害者の過去の記憶を貶め安売りする行為であり、ネオナチが再び台頭しようとしているドイツ、そして他の国々の若者へ間違ったメッセージを伝えている」

サイモン・ウィーゼンタール・センター(以下IWC)は名指しで秋元を批判しているし、「ネオナチが再び台頭しようとしているドイツなどの若者に間違ったメッセージを植えつける」と批判しているし、「問題はない、単なるデザイン」「誤解だ」などそういう類のものを全部英訳して送りたいくらいだ。

秋元がこういうことをやったのはこれが最初では無い(秋元が構成作家やっていた番組もひどいし、歌詞はひどいし、『Glee-グリー-』が1ミリも分かっていないし、天皇奉納ソングを作っている)。さて、件の炎上の専門家は何を言っていたか?

 ――炎上したときの企業の対処方法は。
 「すぐ反応したり、反論したりする必要はない。ツイッターでどれだけつぶやかれても企業には何の影響もない。事実関係を社内で確認しておくくらいでよいだろう。」

事実、ソニー・ミュージックの担当者はBuzzFeed記事によると

欅坂46ナチス風衣装にユダヤ人権団体が嫌悪感 秋元康氏とソニーミュージックに謝罪求める https://www.buzzfeed.com/eimiyamamitsu/keyakizaka46?utm_term=.gyqkaaEAYe

SWCの発表を受け、11月1日に取材したところ、ソニーミュージックの広報は「担当者が1週間、別の案件にて会社に戻っていないためコメントができない」と説明。SWCの声明に対してもコメントはしなかった。

終わり過ぎて終わっているな…
結局、本日時点で謝罪っぽいものが出ていたが、あんなのは謝罪でも何でもねえよ。英語すらないし。

つまり、何故批判されたかがわからないから隠す方向にしか行かず、ああいう「正式な意図が伝わらず」「不快に思わせてしまったことを」「お詫び申し上げます」という謝罪になっていない謝罪が何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(もうちょっと続くので先が読みたい方はスクロールしてください)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(まだまだ続きます)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(これくらいウンザリしています)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(英語で謝罪文を出そうと思えば出せるのに、それをしないということはそういうことなんです)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(そろそろ終わる)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も出て来るのだろう。

最近思ったこと3連発

スイッチが切れてしまい、ここんところまともに長い文章を書けなくなってしまった。
(あと、書こうと思っていたことをミスで消してしまい、やる気がなくなったというのもあった)記事にしようと思ったけれども、それほど長くならなかったものをまとめて書きます。つながりはあったりなかったりします.

若い女性が得、それって完全に男性目線

「若い女性が得をして見える」というのは、そもそもが男性目線でしかないわけです。
『俺が』得をする、これが必ずついている。
昨年、忘年会で女性社員が数名いる前で、男性社員が「この間風俗に行っちゃってさ~」
といきなり話しやがって、場が凍りついたのにもかかわらず延々と話していたので
舌引きちぎってシチューに入れたろか」と思った一方、立場が彼らの方が上なので何もできなかった…ということがありまして。
得じゃねーだろ!アホか!「女なら(いざとなったら)体を売ればいい」という
どうしようもないクズとやっていることが変わらねーよ!

女子力大学はひどい、日本的でひどい

日本(に女大学)を取り戻す!

※女大学とは:女子大学とは別物の江戸時代に実在した女性向け教訓書。「嫁いだら夫の両親を実の親以上に大切にせよ」「妻は夫を主君として仕えよ」「夫に対して嫉妬心を抱くな、感情的にならず冷静に話し合う事」など、今の「輝く女性」「女性活用」政策の下敷きになったのでは、と言われている。

その女子力大学のページであげられていた例が「お花」「女子力がアップした!」「洋服」などだった。その大学は、女性がリーダーになるとか、賃金の格差を減らすとか、そういうことはぜっっっっっっったいにやらないだろう。多分、上層部も全員男性(数名ほど華やかに見える御用を置いておく)だろう。

「大学に女子力を」というのは、もはや形を変えた女大学だとしか思えない。女は勤勉であれ、従順であれ、不貞を働くな、他人に対し怒り恨むことなかれ、人の悪口をいうな、ねたむな、思慮浅くするな、万事倹約せよ、趣味は捨てろ、考えるな、与党を支持せよ、国を疑うな…。

性犯罪は全部女性の自衛で解決!するわけねえだろこの日本が

ひどいポスターがあった。紹介するのも嫌になるくらいのひどい内容だったが、ともかく女性のみに性犯罪自衛を求める内容で、女子力ネイルで自衛も期待できますね!というひどいものだった。

まず、言いたいことはいろいろとあるが
・女性のみに自衛を求めるな
・警察による性犯罪やひどい対応を辞めろ
・110番してもマトモな対応をしろ(個々の対応がひどすぎて、通報を辞めたと言う話も多数あるから)
・2次被害を生み出す
・明るくても大きな道でもどこでも起こりうる

ということと、日本で性犯罪が少ないのは「暗数が少なく、世間と権力がタッグになって表に出るのを防いでいる」、つまり加害者に一方的に優しい社会だから。安全ではねえからな!!!???(安全だと思い込ませるために、一方的に犠牲を強いられている)

多分、戦争での性犯罪を認めたくないし、そういうように組織が出来上がってしまったので、そういうことになっているのだと思います。性犯罪は!国が!起こしているんだよ!日本軍による性被害者に対し国が「謝罪する気は毛頭ない」「強制性はなかったから問題ないだろ」「そんなに金が欲しいのか」と言っていて、それが与党だから!

スシ・ポリスの魂は市場すしに受け継がれた

かつて、農水省が「最近、海外ではインチキなスシが出回っている。日本政府が『正しい日本式の寿司にお墨付きを与えよう』」というナショナリズムをやろうとしていた。それは、海外では「スシポリスだ」「(正しいモノ以外は排除するって)特高警察かよ」と散々批判されたのだが、当該の行為を通そうとした元大臣が詐欺事件で自殺し、それがお流れになった…という事件が昔起きた。
そして、その魂は市場すしに受け継がれたのだと思う。悪い意味で。

要約すると、大阪のチェーン寿司店にて、韓国人コミュニティの間で、このような差別が常態化している、という指摘があった。
・寿司職人が、韓国人・中国人観光客相手に民族差別/侮蔑発言を繰り返す(日本人と来た場合、あるいは日本語が流暢な韓国人・中国人が同席している場合はなし?しかし、一部の日本人にも同じように侮蔑発言をするとのこと)
・赤身を大トロだとだまして出した
・わさびを必要以上の量を入れ、追求されると「辛いものが好きだろう!」と開き直る

で、これに対してどう公式が対応したかというと

インターネット各所にてお騒がせ致しましたことをお詫び申し上げます。


マ ジ で 日 本
あのさ、これ何度も言うけれども「お騒がせ」「不快に思わせてしまい」だから批判している人は一人もいないわけで、もっと、別の、人権だとか人に対して嫌がらせをしたというそういうことをさ・・・。いやまあ、無理筋だというのは分かるけれども。

すしに多くのわさびを乗せていた件ですが、こちらはそのような事実がありました。
海外から来られたお客様からガリやわさびの増量の要望が非常に多いため事前確認なしにサービスとして提供したことが、
わさびなどが苦手なお客様に対して不愉快な思いをさせてしまう結果となってしまいました。


はいはい~~~不愉快~~~~マジックソワード~~~~!
それはサービスとは言わないでしょ。しかも、日本人/日本語が流暢な人がいる場合はそういうサービスはやらなかったんでしょ?明らかに、「日本語があまり分からない」という時に狙ってやっていたんでしょう?あと、Googleでのレビューは1年前からあったけれども、それは読んでいなかったのか?

スシ・ポリスは「間違ったスシを排除して正しい寿司にお墨付きを与える」みたいに、今回のこの店も「間違った客を排除し、笑ってネタにする」というのが常態化してしまったように思える。(そもそも、スシポリスに賛同していた人は当時は多く、『海外のインチキすし職人を成敗!』という趣旨の番組が、何回も続いているというひどい状態だしな…)

増量の要望が多い、というどうしようもない理由は、怒りよりも先に脱力してしまったよ。いや、たしかに辛いのが好きな人がいるのは事実だけれども、それは客が自分で掬わせればいいじゃない。選べるようにすればいいだけの話でしょう?実際に、説明もなく食べられないほど大量に食わせるというのは、サービスでも何でも無いだろ。嫌がらせ、差別以外の何者でもねえっつうの。

あと、人種差別/民族差別発言は完全になかったことにしていたので、おそらくまた同じことが起こる。それに関してはおそらく「もっと気が付かれないようにやれ」と社員教育されておしまいでしょう。それに、何もしなくても勝手に


「外国人向けにわさびが多いのは誤解!元から多いし、対応も大衆向けの店だからあれが普通!」


と援護してくる人が出てくるのも、政府が差別/民族侮蔑発言した時に来る援護と全く同じだよね。嫌になるくらいに同じだな!

何が言いたかったかというと、政府とか企業とか、上がこんな「誤解を与えてすいませんでした~」ということを(こちらの感覚が麻痺するくらいに)押し付けてきたので、「こういう対応をやっておけばいいだろう」と学んでしまった、だと思う。差別はなかった、じゃねえだろ。あった、だろ。あっても隠蔽しようとしています、だろう。

うな子問題はいかに統治者の思想を炙り出しているか

(昨日の続きです)
他の人のRT経由で回ってきた記事について話そうと思う。あまりにもトンチンカンな文章だった。さて、どこから始めればいいのか。気が重い。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160928-00062647/

SNSが発達した現在、発信した情報が問題となり炎上やトラブルを巻き起こす事は珍しくない。一方で明らかにトンチンカンな批判がなされる事も多い。今回の動画に寄せられた批判は妥当なものだったのだろうか。ウェブメディア編集長として、表現という視点から考えてみたい。

今ならまだ引き返せる、辞めておけ!もう、これ以上しゃべるな!

いや、そりゃあBBCに「人種差別的だ」と批判された野党党首へのウソに基づく中傷など、人工的に発生した「偽の問題」はあるよ?でも、これを喩えるなら「奴隷主が奴隷に対して行った行為に『確かに、虐待があったかもしれない。しかし、一方で過剰な反応も多い。我々は良い待遇を与えてやっているし、批判は果たして妥当なものか?』と言うのに近いよね。支配している側の論理。

動画の設定は平凡ではないし、批判を黙らせようとする手法は行政と全く同じだ

美少女が男性と同居をする、一緒に生活をする、といった荒唐無稽な設定の作品はそれほど珍しくない。

出たよ、すり替え!現実と創作作品を混同しないで!しかも、「少女漫画でも国民的アニメでも同じような設定の作品、あるだろ」と主張は続く。

美少女や美少年に限らず、「非日常的な存在が日常生活に入り込む」といった水準まで設定を抽象化すると、誰もが知る国民的アニメの「ドラえもん」もコレに含まれる。

つまり、「創作作品によくありがちな設定だろ、目くじらを立てるようなことじゃない」、ということらしい。そもそも、トヨタドラえもんCMのヒドさ(あれが未だに放映されているという事実を含め)がどれだけ批判されているのか知らんのか、入浴シーンが海外でカットされていることも知らんのか、とツッコミが追いつかないくらいだ。

それに、「男性なら、美少年なら良かったのか」というのもナンセンスだ。ミラーリングしたところで、「養って」と言わせるものを作るのが論外でしかないから。だって、小さい個体のうちに一気に乱獲して、絶滅危惧種になるまで追い込んでも「他の国が乱獲したのが悪い!」と言うような国なんでしょ?そのような言葉が出てくる、というのは問題を理解するつもりもなく、何も考えていない(考えているならば、児童虐待にあたるような行為を推奨するわけないでしょう。)

そして、その後に続く文章も「批判するお前が悪い」「性的なものは世の中に溢れている、何が悪いのか」という「本当にひどいが、驚くべきものはない」という内容が続く。

結局この動画がこれだけ話題になって公開停止にまで至った理由は、第一に地方自治体という公的機関の作品に水着の女性が登場するという、ちょっとしたミスマッチ・サプライズにある。性的な作品であると強く非難する人もいるようだが、水着の女性は「実はこの人はウナギでした」という最後のネタバラシのインパクトを大きくするための前フリに過ぎない。

コンビニに並ぶ雑誌やインターネット上で水着のグラビアがごく普通に見られる現在、この動画はそこまで批判される程の内容だろうか、と言わざるを得ない。

いや、だから批判をしている。あなたは、何も考えずに電車やコンビニなど公共の場所にあるエロ雑誌、エロを連想させるような広告を「普通の風景」として受け止めている。それでも、見たくないんだよ。「女子大生のSEX!」とか「人妻が女になる!」とか「ロシア発!セーラー服の妖精!」とか「◯学生のロリ!」とか(適当に考えたタイトルだけれども、嫌になるほど溢れているんだよ…)。そうでなくても、裸体や女体が嫌になるほどに溢れている。それから逃げられないということ。

「(女は)そうであれ」というメッセージが常に送り続けられていること。

それは批判されないといけないし、国がそうだから批判しているし、動画も批判している。あなたの文章もだ。

※「水着の女性が出ているから批判しているんだろ、批判者は何でもいちゃもんをつけてくるのか?」という主張もあった。何を言っているのか。水着シーンを出すな、映像で水着を流すな、と言う人は(作者が想定している批判者を除いて)存在しない。案の定、差別・殺人扇動番組で男性コメンテーターがこの話題に触れていたのだが、「スカートを履くなというのか」という全く的外れなことを言っていた。誰もそんなことは言っていねえだろうが!!!!!!言って!!!!いねえ!!!!だろうが!!!!姑息なすり替えやめろ!

女体を広告でここまで性的に使ってきていることが批判されている。広告は、誰もが見るものだからだ。そして、これが批判されたのは公共な組織による広告で、身体が、人間が蹂躙されまくっているからだ。

※※あれがポルノ的ではない、ということにいたっては一体何が言いたいのだろうか?「男性が美少女を養いたい」ことに対し「怖いか不快」と書くのならば、何故批判者の反応をここまで小馬鹿にして、ここまで間違ったことが書けるのだろうか?

何故この文章は間違っているのか

もはや、この記事で合っているのアップロードされた日付と時間、「うなぎを食べようと思える内容にもなっていない。」くらいしかないけれども、このエントリには行政側の視点しか無い。一貫して「そう反応するお前のことが理解できない」「そう解釈するのはおかしい」「そこまで批判されるような内容なのか」というスタンスを取っている。だから、間違っている。それを間違えると全て間違える。

さらに、解決案として「完成度の高いものを出せば文句を言われなかった」と提示してくる。しかしながら、それは対応としても最悪なものだし、差別に対する反省も一切無い。

結局、この動画が問題となった理由は水着の女性が出ているかいないかといった点には無く、水着の女性をわざわざ出演させたことの必然性、自然な流れが描かれていないという部分で作品としての質が低かったからとしか言いようがない。圧倒的に質の高い内容であれば多少の批判・非難は跳ね返すことは出来たはずだ。

(中略)

出演している女性タレントも志布志市の自然を描いた映像も非常に綺麗で、あとほんの少しの配慮と作り込みがなされればこの動画は名作と言われる水準になっていた可能性もあったと思う。相当なコストがかかっているであろうことも考えると、何とももったいないとしか言いようがない。

どうだろうか?全て「作る側」の理論でしかないし、そこに女性は不在だ。これだけははっきり言っておくが、「水着の女性をわざわざ出演させたことの必然性、自然な流れがなかったから」と批判していた人は一人もいない。作者以外に。質が高い低い、という話も非常にありがちで安易な、すり替えにしかすぎない。金をかけようとかけまいと、あのような表現を送り出してしまった時点で、アウトだ。No means No、だ。

コストがかかって、さらには公共の場で公開するということは世界に開かれること。それゆえ、発するメッセージがどう受け取られるか?何を伝えたいのか?ということはきちんと注視されチェックされるべきだ。でも、そうは言わず、「くだらないこと(この場合は批判を受けたこと)で非公開にしたのがもったいない!少数派の圧力で封じ込められる前例を作ってしまった!」という、徹底的に、加害の側、決定権を持つ側の原理だった。おそらく、「(女性職員にも話を聞いたけれど)総合的な判断から公開を決めました」発言を聞いても、同じことを言っていただろう。

「質が高ければ批判されなかった」というのは「巧妙にやればいい」というものと地続きだ。「殺せ、と言うはのいけない。だが、法律を利用し合法的に殺すのならば応援する」「自分だったらもっと上手くやれる」という殺す側の思想につながっていく。だから、ものすごい危ういのだ。

終わりに

「批判をしてくるお前が悪い」「もっと上手くやれば良かった」という反応は蜥蜴の尻尾切りでしかない。それどころか、市の担当者の発言と今回のこの記事の言っていることが、全く同じように思える。いや、根本的に同じなのだろう、と思う。

この記事そのものは、あまり反応はなかった(他の記事に比べるとアクセス数は少なかった)のだが、作者はよほど持論に自信を持っているのか、(やはり)批判者を小馬鹿にした発言をしていた。

そもそも、「うな子動画が批判されベッキーの(日経に掲載された宝島社広告の)セミヌードが受け入れられるのは必要性があったからだ!」とぬかしていたけれども、いや、こっちだって批判しているよ。人手とリソース不足だから出来ないだけであってさ!あれも「(世間が想定する)懺悔のために脱がせて、結局女体を使っている」から、なんてことない、女性差別でしかないよ。あれも「より巧妙にやれば批判はされない」ということの強化にしかならない。

最後に、この記事に対するFacebookの投稿をもって締めたいと思う。

『ウナギだからエロくないんですよ、エロく見えましたかーがははは」みたいな言い訳は通用しないし、筆者が抽象化してトンチンカンという批判が、自治体の広報動画であるとトンチンカンではなくなってしまう。セクハラまがいの動画を自治体が垂れ流すべきではない。自治体はセクハラをなくすための活動をすべき組織なのだから。』

本当に対応も記事もひどすぎてマジ日本

う 嘘しか言わない対応
な 何様のつもりなのか、という対応
ぎ 義憤に駆られた一部の人が勝手にやった、と言うならばこちらも徹底抗戦する

こっちはそろそろ、別の性差別だとか差別だとか、いろいろな話をしたいのにそれをさせてくれない。そのため今日も書きます。

昨日、担当者が「一部勢力が勝手にやっただけのこと」と矮小してきたのですが、今度は年齢まで!持ち出してきた!底は見えない。

さて、本題に入る前に、一つ言いたいことがあります。経験がある人はわかると思いますが、電話での抗議というのはものすごく労力がいります。
メールの文書も同様です。

書いて送るだけじゃないか、と思われるかと思いますが、ものすごく、疲れます。アナウンサーの殺人を扇動する発言に対する抗議文をテレビ局に送った際も、ものすごく思い悩みました。というのも、フラッシュバックが何度も出てきてしまったり、書ける状態じゃないんだよね。

だから、今回の件で抗議を入れていただいた方には頭が上がらない思いだし、本当にありがとう。あれだけの行動力はないけれども、それを出来る限りはずっと支持していきたい。本当は、行動を起こしたいんだけれども、体調が安定しないもので。

さて、まずは担当者の発言から。

http://v.gendai.net/articles/view/news/190668

『(削除後に)「すると“面白かったのになぜ削除したのか?”“応援してます”というメールと電話が増え、擁護派が5割になりました。性差別の意図は毛頭ありませんが、全国の寄付者や県内の養鰻業者に配慮して削除した次第です」(前出の担当者)

 抗議の電話は全国からかかり、その9割が女性。声の感じから、多くが年配女性だったという。

まず、ここで「声の感じから」という憶測を出す必要性って何だ???
そもそも、都合のいい時だけ特定の性を持ち出す意図というのは、何なんだ???弁明としてひどいし、「時間を持て余している、判断もできないような、暇な高齢女が抗議してきた」というレッテル以外の何者でもないじゃないか。

この発言におけるひどさ、というのは各地で指摘された一方、記者の視点もかなりひどい、ということに気がついた。

最初は、担当者の発言だけを批判するつもりだったのですが。記者の書いたものも本当にひどかった。いや、これはひどいよ。

そもそも、「叙情的な映像にネットユーザーが噛み付いた」と記者自ら書いているのは何?批判的ですら無いよね。どちらの側にたっているか明確。

これ、記者の誘導が入っているとは思うけれどもさ、さっきの「年配女性~」をラストに持ってくるというのはひどいよ。だって、明確にその「年配女性」に全て責任をおっかぶせようとしているじゃないか。(そして、残念なことに効果はもう出てしまっている)
担当者の発言がひどい、という触れ込みで他の人が紹介していたけれども、この記事そのものも、本当にひどいよ。

記者がどちらの視点に立っているのか?というのは、無論市側だろう。だって、市の側にしかコメントを取りに行っていないから。東洋経済オンラインのJKビジネスの記事で、JKビジネスの元経営者にしか話を聞きに行っていない、というひどい取材記事があったのだが、それと同じ類のものだ。(スポーツ誌は、取材になっていない取材をする場所だ、ということは分かってはいるけれども、それでもひどい)

最悪だと思ったのがこの箇所。おそらく、動画を観ていないか、当該の動画を観ても何も思わないような人だったのだと思う。

少女の正体がヌルヌルしたうなぎのため、ペットボトルをつかもうとするが粘液ですべってしまうシーンもある。これも風俗店のローションを想像させるとケチをつけられたという。こういうのを言いたい放題というのだろう。

まず

  • 「性差別コンテンツ(公式)を何故公開したのか」
  • 「女性に性的イメージにする必要がどこにあったのか」
  • 「これを公共の場に広告として持ち出すことで反対があったのに、それを強行したのか」
  • 「養って、はねえだろ」

のは、すでに批判されているからね。(それについては他にいろいろ書かれているので割愛)むしろ、言いたい放題、というのは行政の対応の方でしょう?それと同じく、弾圧というのは「公権力が市民からの批判を潰そうとしてくる」ことであり、「市民が公権力を批判する」ということではないから。ようは、すり替えです。

確かに、市側・広告代理店の対応はあまりにもひどいものだったと思うけれども、それを許し、増長し続けてきたのは、性差別に対して「叙情的」と書き、さらには「抗議は判断ができないような人が勝手に抗議してきた」という印象を植え付けようとする媒体だからね?

明日は、本当にひどかった媒体の記事について、大投下します。まだまだ終わる様子がありません。(ちなみに、体調も悪化しつつあります)