光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

恋愛工学が危険なのは「もっとも恥ずべきセックス」だからではないし、「女性に優しくしたからモテない」も間違っている

とりあえず読んでおいて欲しいもの

ta-nishi.hatenablog.com

bonbon-dancin.hatenablog.com

恋愛工学が危険なのは恥ずべきセックスだからではない

端的に言うと、危険なのは「犯罪」だからですよ。

元に、実際にそれに影響を受けて犯罪までやった人がいるわけだし。

(本人は「表現の自由」と否定していたが。)

 

そもそも「一部だけ見て判断をしないでください」と言っていた割には過去に

努力を重ねてそれなりに経済的、社会的に成功すれば、恋愛勝ち組男が性の捌け口に使った後の、値ごろな中古車ぐらいは乗れるようになりますからがんばってくださいね。」

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/26941044.html

 

って書いているからな!

間違いなく女性をコマとしか見ていないし、(おそらく)工学生からはいかに金を巻き上げ考えることを辞めさせることについてしか考えていねえからな!「とりあえず相手をその気にさせるためには挿入しろ!」「でも、犯罪になるような、告訴されるようなことだけはするなよ!(俺が商売ができなくなるから)」としか藤沢は考えていねえから。

んで、タイトルに上げたそれもそうだけれども、森岡先生のエントリで違和感を感じた部分はまさにここにあった。

 女性が「誰かの大切な人」であるから「人権を大事に」とういうところに強烈な、飲み込めないくらいの違和感を感じた。

そう。

「相手の女性に人権がある」のは「女性は、誰かのものだから」ではなく、

人間だからだよ!!!!!!!!

人間には人権があるんだよ!!!!!!!

(もっとも、政府も行政もその人権を侵害しまくっているし「人権を与えすぎた」と言うのが政府の中軸にいる始末だけれども)

だって、「女性に輝いて欲しい(権利は削るし犯罪にあっても自衛な)」とか「さらに職場に進出してほしい(その話し合いには男性しかいないけれど)」「ひたすら男を立てて欲しい」ということをずっと国家単位でやっているわけなんですよ。明らかに所有物だと思っているからそういう態度を取ってくるわけで。

 

それと同じように、単なる相手の意思を無視し、あまつさえ暴力的でしかない行為を「恥ずべきセックス」と言うのは「もっとうまくやったれよ」というようにしか聞こえないんだよね。そこが最も違和感を感じたところだった。(全文を読んだけれども、性暴力そのものを明確に批判しているようには思えなかった)

 

恋愛工学が悪いのは人格障害だからではない

はい、ゴミ。もうゴミでしかない。この時点で(2つ目の記事は)ゴミ箱行き。

ミソジニーがひどいのは境界性人格障害ではないからです。

そら、あんたはそうやって煽ってアクセスを稼いでいるだけだろうけれども

(どうしても批判目的のためにはリンクを貼らざるを得ないが)

恋愛工学が悪いのはミソジニーであり、人権侵害であるからです。

 

誠実に優しく向き合ったけれどモテない、というのが間違っている

違和感を感じたことは他にもあるけれども、それってそもそも…本人がそうやっているつもりで全くなっていないだけなのでは?

 

前から「殴らないオタクよりも殴るDQN」みたいな論がネットではあったけれども、ネットでは(言葉で)殴ってくるオタクが多いし、DVによって支配していることを批判せずに「俺らは優しい(と自分で想定している)のに!不公平だろ!」とミソジニー道を突っ走っていくのはよく見てきました。「オタクだから女の子を守ります」と言っていたのが、今や誘拐監禁事件が起きたら「実は加害者男性は子どもを保護して大切に扱っていた!」と言う(全く事実ではない)ことを広める始末だったし、ようは、最初から守るつもりがなかったそれと同じように思えます。

 

それに、尊重をするから付き合える、というのもおかしいよ。

 

イギリスの性暴力を訴える公告だったっけ?そこで紅茶を例に出された話があった。

  • 相手が一度「はい」と言っても、その後「やっぱりいいや」と言ったらそれは尊重されないといけない
  • 朝起きて、無理やり紅茶を飲まされたくはない
  • 気分じゃない時に無理矢理飲みたくはない
  • 見ず知らずの人に飲ませることはあってはいけない
  • 酔っ払った時に無理矢理流し込まれたくはない

…逆に、これくらいのことを言わないと理解できないくらいには、ミソジニーに慣らされてしまっているのかもしれない。

 

恋愛工学も恋愛市場も「脅し」で成り立っているし、日本はミソジニー

そもそも、恋愛工学が無い時代からホットドッグ・プレスというものがあったし、「女クリスマスケーキになるな」(25まで売れ残るな)という脅しはあったわけで、脅して実行させるという意味ではそんなに変わっていないのかもしれない。

 

ただ、恋愛工学は「貶められた自分の男性性を、吸血鬼が血を吸うかのように女の血を吸う」という風にしか思えないわけね。早い話が、性暴力指南でしかないし、そこに理由をつけようとする、もしくは本人もそういうところがあるからここまで結論を間違えるんじゃなかろうかなあ。

 

そもそも、あれを連載化させた講談社アフタヌーンは万死に値すると思うし、それが「普通に」出回ってしまう、というくらいには日本はミソジニーだよ。

次期米国大統領について知っておきたい3つのこと

これは本当に大事なので書くよ。なにせ、次の4年間嫌になるほど目にするだろうからな!

Twitterでの発言

ドナルド・トランプ時期大統領はTwitterでものすごく発言している。

発言のパターンは2つあり
・相手を攻撃
・味方を賞賛
するものだ。

相手を攻撃することについては、このニューヨーク・タイムズの記事が時期別に分けている。
http://www.nytimes.com/interactive/2016/12/06/upshot/how-to-know-what-donald-trump-really-cares-about-look-at-who-hes-insulting.html?_r=0

ヒラリー・クリントン候補ビル・クリントン元大統領、オバマ大統領、バイデン副大統領、バーニー・サンダース民主党、共和党、リンゼイ・グラハム上院議員やジョン・マケインミット・ロムニーなどの批判的な共和党議員、ほとんどの元共和党候補テッド・クルーズベン・カーソンジェブ・ブッシュ、マルコ・ルビオなど)、ブッシュ一家、ニューヨーク市長、CNN、ハフィントンポスト、WSJ、FOXニュース、AP通信ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストなどの大手メディア、政治家、米大手デパートメイシーズ(トランプとの契約を切ったため)、健康医療保険オバマケア)、投票システム、(トランプに批判的な)デモ、NFL(プロフットボールリーグ)、その選手、批判的なコラムニスト、新聞記者、レポーター、キャスター、ブロガー、女優、男優、モデル、弁護士、コメディアン、SNL、ミュージカル「ハミルトン」の出演者一同、元トランプのスタッフで暴露本を出した人、トランプ名義で出したベストセラーのゴーストライター、英国、中国、ドイツ、イランとの核兵器取引、イラン、メキシコ、サウジアラビアアメリカ合衆国、ワシントンDC、ニュージャージー州、IS、EUのリーダー これでもまだ一部である。

例えば、米BuzzFeedの記事によれば
https://www.buzzfeed.com/charliewarzel/here-are-the-294-accounts-donald-trump-retweeted-during-the?utm_term=.hq7Jq4Lw9#.fjPA8VaeW

「普通の政治家は誰をRTするか、ということを選んでいるがトランプはほとんどそこを考慮していない」
捨て垢だとしか思えないものもRTしている」
「そして、Twitter運営により凍結された極右・オルトライトのアカウントも頻繁にRTしていた。そうでなくても、自身の子供、SNSのキャンペーンマネージャーや(好意的な)FOXニュースを頻繁にRTしていた」
ということが書かれている。

現在、オバマ大統領はPOTUS(Presidents of the United States of America、つまりアメリカ合衆国大統領の略称である)アカウントの元で発信している。08年から17年1月19日までの発言は全てPOTUS44アカウントに移行される(第44代目)のだが、問題は

・今までのトランプの発言は全て消されてしまうのか?
・移行するにしても、数々のセクシズム・レイシズムデマゴギーもそのまま移行されるのか?
・大統領公式アカウントで今のように発言するのか

ということだろう。つまり、どうことが転んでも問題がある。
・今までのトランプの発言は全て消されてしまうのか?
→誰かが全発言のバックアップを取っているだろうとは思うが、容易にアクセスはできなくなり、つまりは検証ができなくなってしまう

・数々のセクシズム・レイシズムもそのまま移行されるのか?
→それはそれでものすごい問題だろう

・大統領公式アカウントで今のように発言するのか
ニューヨーク・タイムズの読者も
http://www.nytimes.com/2016/12/01/opinion/how-the-media-covers-donald-trumps-tweets.htmlhttp://www.nytimes.com/interactive/2016/12/06/upshot/how-to-know-what-donald-trump-really-cares-about-look-at-who-hes-insulting.html?_r=0

「トランプはツイートするのが好き。わかった。わかっている。だが、これを【普通のこと】だと受け止めてそれを「情報」として流すのを辞めてくれ」
「いい加減にしてくれ、トランプはいつも自分だけが注目を浴びたいんだ。彼に対する不必要な報道は辞めてくれ。彼のツイートをいちいち発信していたら、何を報道しないんだ?まだ4年間もあるんだぞ?」

と意見欄で批判している。

これは確かにその通りで、政策に対する批判であったり、任命する予定の人事に対する批判というのが薄れてきてしまっているのでは?というところの危惧が非常にある。彼(とその陣営)は完全に分かりきった上でやっている。

つまり「オバマケアの廃止」「メキシコの間に国境を作る」「ロシアはハッキングしていない」「地球温暖化はデタラメで科学者のウソ」「イスラムは全員強制送還(犯罪歴のある、にトーンダウンしたとはいえ本当にやりかねない)」から目を逸らさせるために『過激な』発言を書いている、という一面もある。
しかし、トランプのツイートを報道しなければ事態が好転するわけでもない。というのは、そもそも昨年7月以降記者会見を一度も開いていないし、今後4年間いつ開くかどうかも全く分からない状態だからだ。
(最近会見を開いたが、もしかしたらそれが最後になるかもしれない)
そのため、Twitterでの発言しか本人の意図を引き出すしかない、というあまりにも異様な状態になっている。

現に、本邦においても『過激なことを言っているがフレンドリーでいい人』『過激だけど実は親日』報道がもう既に報道されているし、来年はさらに悪化するだろう。「カジノ法案が通ったので、カジノ経営者でもあったトランプに直撃!」みたいな、そういうものを見させられることになる。これは予想だが、これよりひどいことは起こると見て間違いないだろう。

トランプは誰を任命するのか

これは書いたらものすごく長くなってしまったので別エントリで詳細については書きます。
(ここでは要点のみに絞る)

トランプ陣営は、キャンペーン中は
「ヒラリーはインサイダー」「ヒラリーは不正をしている」「ワシントンのドブさらいをする」
と頻繁に発言していた。

が、分かっているだけでも任命しているのは不正をしていて、人権毀損で訴えられ、全てを文字通り破壊しようとしている人だった。
維新の会の公募校長がどのような結果になったか?ということを見ると、その結果は言わなくても分かるだろう。

トランプ内閣のほとんどが
・現職議員の指名はかなり少ない(報復だろう)
・圧倒的にインサイダーが多い(元軍人、元金融機関所属、元企業社長、元ブッシュ政権関係者)
・白人男性が圧倒的に多い(数少ない中マイノリティや女性もいるが、ほとんどが白人男性だ)
・明らかにコネと金
のみで成り立っていて、つまりはTwitterで発言するように政権を私物化するのだろう。
「インサイダーがいない」とはいえ、ロビイストそのものがトップに立ち、共和党はバラバラになる。
希望を捨てるな、まだ中間選挙がある、と言ったところで2年だけでも大惨事になるだろう。

マイク・ペンス副大統領はものすごく危険だ

「偽りの希望」としてのマイク・ペンスというのはかなり望まれていた節があったように思われる。
副大統領討論会におけるペンスへの評価は高く、「トランプの代わりに出て欲しい」という声があったくらいだ。
トランプにも批判的だった時期もあった。しかし、それが罠だ。

一番ありうるパターンが、トランプは自分がやりたいことをやり、それ以外をペンスがやること。
予想できうる最悪のパターンは、トランプが弾劾され、ペンスが大統領になることだ。
その可能性が無いとは言えない。
にせよ、日本ではいかに「ペンスが危険なのか」「そもそもどういう人物なのか?」ということが報道されなかったように思わえる。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/19/mike-pence_n_13086140.html
ここに書かれていることをまとめる。

マイク・ペンスはインディアナ州州知事だった。ガッチガチの複音派で、州知事時代に州内での同性婚と中絶を違法化した。そして「宗教自由回復法」という法律に署名し、その後撤回している。この宗教自由回復法というものは、ビジネスオーナーなどが「自らの宗教的信条を理由に拒否する自由がある」というものだ。つまり、LGBTQへの行政サービスの提供を合法化しようとしていた。おそらく、ペンスはこれをねじ伏せてくるだろう。

そもそも、性的指向を変える治療(コンバージョン・セラピー)を支持し、「同性婚は結婚を崩壊させる」と発言し、オバマ大統領のLGBTQ政策を全てひっくり返すと発言したので、凄まじい排除と差別が起こるのは目に見えている。

トランプが本当に何を考えているのかは分からない。あれだけ「当選した暁にはヒラリーを裁判にかける」と言っていたのに、それを撤回した。メキシコとの国境の間に壁を作る、とぶち上げたものの詳細は未だに分からない。しかし、ペンスは明確な思想がある。そもそも、トランプは外交は「完全にペンスに任せる」とも公言している。だからこそ、トランプ以上にペンスの動向も見ていかないといけない。

2017年に向けて

新年おめでとうございます。何もめでたいことはないですが、そうでもないと文章が始まらないので。こちらはもう無理なので、みなさまにとっては何か良いことがあることを祈っています。そう言ったところで1月20日に次期大統領が就任し、さらにはヨーロッパでは極右が与党になりそうな勢いだし、原発事故による自主避難者への支援が打ち切られ、解散総選挙(予定)ではまた自民が大勝しそうな勢いですが。

急に起こったことではない

権力者は、つくづく「操作の達人」であると思います。やっていることが同じでも、その時々で手法は変わってきているからです。

十年前以上に起きた連続殺人事件で、犯人はいまだに捕まっていませんが、たまに取り上げられる番組はFBIのプロファイラーを呼んだり超能力者を呼んだりして番組を作っていました。BPOの審議に上がったので大分減りましたが。そもそも、解決しないのは警察のミスがあったのでは?と考えるのが普通なのにそこはどこも放送はしない。なぜなら、それは国家権力と対峙することだからです。

何が言いたかったかというと「国家に対して疑問を感じるな」「権力者に異議をとなえるな」というのは、ものすごく強まっていると思います。それは急に始まった話ではないですが、ここ数年でそれを隠すことすらもしなくなってきた。見えないものが見えてきています。

今起こっていることは、数年前、数十年、数百年前にすでに起きています。この国独自のものもあるし、輸入されてやってきた概念もある。そこで言われていたことややっていたことは、手法は違えども全く今と変わっていません。

「改革」がもたらすもの

まず、時の権力者というものは改革を訴え出ます。しかし、それは利益を求める上での改革であり、切り捨てられる側のことは全く考えていません。そもそも、トップがそういう人ばかりで固められたらそのような政策になるでしょう。郵便局、公共交通機関、図書館などの公共施設などがそうです。

国鉄はJRとなって民営化になりましたが、分割がどう見ても一部分しか恩恵を受けていない状態です。JR東海東海道新幹線により凄まじい恩恵を受けていますが、そのかわり割を食らっているのが在来線です。あの区間を普通電車で乗ってみれば分かるけれども、どのように市民を見ているのかがよく分かります。
逆に、JR北海道はものすごく割を食らっている状態です。もう単体では運営できないくらいに都心部以外の路線が悲惨な状態で、本来は国が救済しないといけないのにだんまりを決め込む状態です。使用者が減り、列車の本数が減り、さらには施設の投資やサービスも減り、さらに使用者が減る。この悪循環がさらに悪化しています。この勢いだと本当に都心部以外の路線もなくなってしまいそうです。

それではバスや他の公共交通機関はどうなのか?実は、バスも深刻な状態です。というのも、高速バスの事故は割合取り上げられることが多いのですが、路線バスはというと長すぎる労働時間が今の運転手にのしかかっています。元々給与が特別に高いというわけではなかったのですが、今はそれも削られてきています。

労働者としての権利を行使するためにストライキというものが行われます。労働組合があります。しかし「改革」によってそれは露骨にもう潰されてきました。国鉄しかり、相鉄バス臨港バスしかり。それを見てきた臣民が「ストは迷惑」と言うようになり、それが今になります。
「なぜ若者は会社や社会に要求を突きつけないのか?」
それは、そういう臣民が多いというのもありますが、「要求を突きつけると潰される」ということを知っているからです。

考えずに消費させろ

権力者は、広告においても「操作の達人」であり続けました。第二次世界大戦中には「国のため」「五族共和のため」と広告を流し、今では「世界に誇れる日本」「世界が尊敬する日本」と流しています。それに「東京五輪を成功させよう」も加わりました。五輪に反対している政党はまず皆無ですし、そこは全く期待できないでしょう。

景気がまだ上向きだった時代はモノを売っていました。家電、旅行、贅沢品。それらは夢を売っていました。どれだけものを多く買わせ、さらにサイクルで捨てさせるか、ということをやっていました。
今の広告は「安い」だとか「こうあるべきもの」を売っているように思えます。

それは消費者のお金が少なくなったからです。当たり前ですよね。給与が減り、労働が不安定になり、年金も社会保障も破綻し、買えなくなってしまった。金がもっとあったら本も買いたいし旅行に行きたい。リバティおおさかにも行きたい。あそこ、前の市長のせいで(コスト削減のため)休館日がかなり増えて前回は行けなかったんだよ…

でも、「五輪のために頑張ろう」だったら何も消費をさせないし、臣民は何も疑問に感じなくなっていく。五輪に関するCMは絶対に「金を全額出すはずの実行委員会が何故か全国の自治体に負担を押し付けようとしている」「かかる費用は未定」と取り上げないでしょ?そのために破壊されるものはあまりにも大きすぎるけどもね。

あと、ここ数年で「擬人化」「女体を利用するもの」というものが増えた。これまであった手法がシフトしていった、というだけだけれども、まあ、ひどいね。男女関係なく。
どちらも露骨に権力と結びついているか、歴史修正主義あるいはセクシズムに結びついているか、あるいはステレオタイプを助長するものでしかない。何のことかは言わないけれども、だいたいそういう広告はそこが批判され、それに対するイチャモンや謝罪風謝罪も全く同じですから。

事務所という見えない権力者

この間のSMAPの解散、何がひどかったかって(全部ひどいんだけれども)「会社に楯突くやつは潰す」というのを全国的にやったことです。
それを流させたことです。素敵な夢を叶えておくれ、とやって最後はアレですから。それは国家すらも介入できない。
ある意味、安倍政権以上に巨大な組織だと言ってもいいでしょう。

選挙や政治には大きなお金が流れ、その関係で大手事務所にもそういう付き合いが求められます。つまり、ステップアップをしたけりゃ、仕事を続けなければ上に絶対服従でないといけない。

何故日本のタレントやお笑い芸人はあれほどにも権力に従順なのか?という話はよくあがりますが、「権力に従順だからこそ」ステップアップできた、ということだと思います。権力者にとって脅威ではない存在だからこそ、事なかれ主義だからこそ、単なる暴力を「笑い」「ネタ」にしているからこそ、重宝されています。その過程で楯突くやつは、消える。

では、大手事務所でなければいいのか?という話ですがそうもいきません。路上でスカウトされ、本当にスターになれる確率は日本政府が戦時中の軍犯罪を『手打ちではない』謝罪をするくらいの確率くらいはあるでしょう。自民以外の政権になればあるかもしれないが、その可能性はものすごく低いでしょう。

大多数は「沈める」ためにやっている。何のためかって?そりゃあ、エロですよ。
実際の事例は書ききれないくらいにはあるが「騙すほうが悪い」とは何度でも言っておく。とあるAVライターがどこかの記事で(出典元忘れました)「(女優の)出演料は減っている。普通な内容のものはすぐに飽きられハードなものになる」ということをカジュアルに話していて、そりゃ使い捨てているのは誰だと思っているんだ?と言いたくはなりましたよ。

つまり、事務所というものが「日本が日本であり続けるために必要とされている」ものなのではないか?と思います。

日本(の操作)がすごい

とうとう売るものがなくなってきたので「日本スゴイ」としまいにはやってきやがった。

10年以上前「外国人が日本人に物申す」という番組が人気だった時期があった。その時の形式は、お約束的に

中国人・韓国人が日本の歴史認識について批判する

そこを「理解がある」外国人がなだめる、あるいは「それはおかしいんじゃないの?」と言う

日本人拍手

というのが数度あって、気持ち悪かった。そのように脚本が書かれていたのだろうが、あれが今の「日本はスゴイ」のベースにあったのかもしれない。
つまり、それぞれが与えられた役割を演じさせられていた。
今の「日本スゴイ」は

「日本人の知らない」日本のすごいところを海外の識者が再発見する

日本人拍手

であると思います。無論、それもいいことだけしか取り上げないし、与えられた役割を演じている(演じさせられている)。マグロを取り上げた回に日本の密漁や乱獲を批判する人はまず出てこないであろうし、日本の教育を絶賛する回で学校批判する人は出ないし、日本の警察を絶賛した回で暴力や違法捜査について批判する人は出てこない。それを浴びせられた側は「劣った外国人」に流れていくのもそう遅くはない。つまり、日本スゴイは排外主義に続く道なのです。

そこが恐ろしい。

政府による公認ダブルスピーク

日本老人協会という団体が
「老人でもバリバリ働いている人がいるから、それじゃあ年齢を10歳引き上げよう」というとんでもない提言をしてきました。
定年75歳になったら、それまで働こうとおもえば出来るけども、それって年金受給を75歳から引き上げますということになるんじゃないの?

というように、ダブルスピークがかなり増えてきた。ダブルスピークとは、誘導するための言葉であり言い換えることにより本来の政治性を薄めるものです。

例えば、「レイオフ」「ダウンサイジング」「リストラ」は「クビ」でしかないが横文字に置き換えることで企業のためにやっていることを示します。
「監視カメラ」も「防犯」と言い換えることにより、監視するということを薄め「これは防犯のために行っている」ということを強調できます。
やっていることは売春なのに「援助交際」と言い換えることで「あくまでも男性が援助している同意の上での交際」ということを強調し、買う側の害悪さを薄めています。

「1億総活躍」「輝く女性」「世界の中心で輝く日本」「風評被害」もそのようなダブルスピークです。
「1億総活躍」「輝く女性」と言ってりゃいくらでもその理屈を通すための法案は通すし、「世界の中心で輝く日本」と言って他国に武器を売り福祉を削り、そして「風評被害」を正しく理解することで原発を稼働させる。その勢いは日に日に強まっていきます。

差別をニュースピークする

昨年ヘイトスピーチ法案が通されました…が、現状がよくなっているとは全く思えません。それどころか、「ネトウヨ」を切り捨てろ、という意見が数多く上がっています。「ネトウヨ」はアホだの、学力や外見をコケにさえしていれば何かやった気になれるのは、おそらく権力者にとっては一番都合が良いものでしょう。

今後は五輪に向けて「過激な排外主義は」どんどん切り捨てていくでしょう。ただ、無論政府が人権について考えているわけではありません。なにせ、何かと人権を徹底的に踏み潰そうとしてくる輩ですから。やらかしすぎると外面が悪いからです。それすらも考えていないかもしれませんが。

「排外主義でないそれ以外の差別」に対して、それこそ「差別と言うやつほど差別」ロジックでなかったことにしてくるでしょう。渋谷区はホームレスとその支援者を民間企業公演のためにバンバン排除して五輪のためにホテルを建てるけれどもダイバーシティです、とやりました。
今の東京都知事も「韓国学校を都民ファーストのために撤回」すると言いました。都民って日本人しかいなかったんですね。
いくらでも例は上げられますが、これらに共通することはバンバンニュースピークが多様されていることです。多様性を謳いながらの排除と差別。どれだけ利用し尽くして菜種油のように搾り取るか、ということしか考えていないでしょう。

権力者や臣民はバカではない

「邪悪さ」を「バカ」扱いするのは、この国が行った行為を「まるで(他国)みたいだ」というそれと同じなので、そうなったら地獄行きの道しかないとは思うよ。

今の政権はバカか?違う。操作や圧力をかけることや搾取や報告書を抹消することに関してはとことん邪悪だし、そうで有り続けました。

ポピュリストが勝つのは投票者がバカだからか?それも違う。金や運動力は圧倒的に勝っていて、組織力もある。だから勝つ。

例えばひどいセクシスト発言をした人を批判すると「そういうバカはほっておけ」と言われることが、無いわけではない。じゃあ、そういうひとが何をしてくれたのだろうか?

元ヘイト団体の主/元都知事候補者のヘイトスピーチですら司法が「問題ないから」とお墨付きを与えるような状態だ。つまり、バックがあるからこそそのように言えるわけです。

臣民はバカなのか?そんなことはない。相手にどのようなダメージを与えるか、だとか行動の積極性(良い意味ではない)、相手のやる気を削がせること、捏造をすることに関しては驚異的ですらあるし、それは権力者にとって低予算でも済んでいる。ロビイングをする金すら要らないので上は喜んでいるでしょうね。
ヘマをおかしたら「あいつらが勝手にやっただけ」「俺は違う」と切り捨てるだけで良いから。しかも、ネットニュースのみに限らずメディアは「意見」として扱ってくれますから。

差別に対しては「それは悪だ」「ダメだ」と言い続けていく他無いと思います。
(無論、批判を誘導しようとしたり、「この問題を何故批判しないのか」というのがいいわけではないですが)

恋愛工学の10年にも及ぶセクシズムを晒す

正確に数えたら11年でした。

ところで、性暴力事件の加害者が金融日記と恋愛工学の愛読者だったことが分かったそうです。で、当該の本人はというと

週刊文春の記事について
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52098884.html

表現の自由

 まず、そもそも表現の自由がある。殺人犯がミステリー小説を読んでいたからといって、ミステリー小説が殺人を誘発した、ということにはならない。聖書にも強姦や殺人の話は出てくるが、聖書が危ない本ということにはならない。それは、法律的な大前提である。

ほぉ~~~~~~~表現の自由ねえ~~~~~~~~『進化論と金融工学を融合させて人間の愛を説明する研究(恋愛工学)は僕自身着々と進めていてノーベル賞も射程圏内に入ってきているんだ。』と言っていた人がね~~~~~~~

残念ながら、ほとんどの人の心に、ただ、恋愛工学は危ないもの、という悪いイメージだけが残ってしまう。
 一部の文言だけを切り取るのではなく、全体としてとらえて欲しい、というのが作家としての僕の願いだ。

なるほど。全体として捉えて欲しいと。
じゃあ、これはどうだろう。

なぜ、若い男は深刻なセックス不足に陥っているのか?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/26941044.html

このブログを読んでいる男子学生もなかなかセックスできなくても心配しなくて大丈夫です。
経済的弱者の学生でセックスに不自由しない方がむしろ非常に稀なことなのです。

受験勉強ではお馬鹿な同級生に勝てば良かった訳ですが、今、頭のゆるい女子大生を巡って争っているのは同級生だけではなく、60歳の富豪とか、IT社長とか、恋愛工学の専門家の私みたいな人なのですから。

でも、努力を重ねてそれなりに経済的、社会的に成功すれば、恋愛勝ち組男が性の捌け口に使った後の、値ごろな中古車ぐらいは乗れるようになりますからがんばってくださいね。

これはどうだろう。

痴漢冤罪に関する雑感
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51542812.html

最近では痴漢をでっち上げて示談に持ち込みお金を取ろうとする犯罪集団までいるそうです。

しかし、この満員電車での痴漢と言うのは、確かに被害女性はかわいそうですけど、冤罪も含めて容疑をかけられている人が失うものがあまりにも大きすぎるのではないのかと言う気がします。

電車でちょっと体を触られた女性のために、善良な市民が濡れ衣を被せられ、下手したら失業してしまいその家族も含めて大変なことになってしまうのです。

僕は思うんですけど、ここは女性陣はちょっとお尻を触られたぐらいでいちいち怒らずに、多少のことは我慢して、ひとつ大目に見てやってくれないものでしょうか?

じゃあこれはどうだ

淫行条例と禁酒法―AV女優が綺麗になった理由
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52094284.html

こうしたこと(援助交際)に、女性団体などが怒り狂った。悪い大人が、少女たちを食い物にしている、と。とうの女子高生たち(もちろん、売春をしているのはほんの一部である)は、「誰にも迷惑けけてないのになんでダメなの?」と文句を言っていたのだが、マスコミは援助交際はけしからん!という方向で盛り上がり、政治家がそれにこたえて、18歳未満とのセックスを犯罪とする淫行条例が作られたのだ。めでたし、めでたし。
(中略)
最近の世の中では、恋愛に関する法律や規制、社会規範はどんどん厳しくなっている。
芸能人が不倫をしたら総バッシングを受ける。セクハラの基準は年々切り上がっているようだ。いまでは、会社で女性社員のルックスを褒めたり、結婚はしないのかなどとプライベートなことを聞いたりすることも、立派なハラスメント行為と見なされる。女性が不快に思えば、懲戒の対象となる。
町中で知らない女性に声をかけるナンパという行為も、迷惑防止条例で、場合によっては罰則の対象となることもありえる。

言っておくけど、全文読むともっとひどいことを書いています。全文読め、というのは受け付けません。全文読んでいる上でこれを引用しているからな!!!!!!!!

というわけで、こちらはひたすら「過去にどういうことを言ってきたのか」という事実を書き記すだけです。表現の自由、ということは引用の自由でもあります。

言っておくが、無茶苦茶長いぞ!

2005年
電波男を読む
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/17226327.html

僕も所詮、金とSEXへの欲望に支配されている男だ。
金とSEXへの飽くなき欲望が資本主義経済を突き動かし、文明というものをここまで発展させたのだろう。
(中略)
僕たちは時には同種を殺戮したり、強姦したり、血で血を洗う争いを何百万年と繰り広げながら、メスを孕ませることに成功した先祖の子供たちである。

それにしても、なんと悲しい社会の本質なのだろうか。

ディスカウント・レートってなーに?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/17540245.html

ファイナンスでは全ての価値は最も流動性があり、また最も信用がある自国のキャッシュに換算して評価しますが、恋愛工学ではセックス・フローと言う考え方がとても重要になってきます。

この学際領域はまだ始まったばかりで、今、世界中の頭脳がこの分野になだれ込んできていますが、詳細はこのブログの範囲を超えてしまうので、ご了承ください。
簡単に説明すると、キャッシュ・フローだけを考えたらOL投資やキャバクラ投資はネガティブなキャッシュ・フローになってしまい、投資家の合理性を説明できません。

そこでセックス・フローまで考えないといけないことがわかります。また、セックスのバリュエーションも大変重要になってきます。

ブ*よりも美人の方がマーケットで1セックス単位当たりの価値が高く評価されるのは当然ですね。

藤沢流、究極のタイムマネジメント
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/22417818.html

テレビを見てる暇があったらOLや女子大生に自分の時間を投資したいものですね。
(女性の場合はテレビを見てる暇があったら金持ちでイケメンで自分だけを愛してくれる幸せの青い鳥をチルチルとミチルのように追いかけ続けた方が良いと思います。)

忙しいほどブログが書ける。。。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/26062371.html

女の人もこっちが忙しくしゃきしゃき振舞っていると勝手に「この人はきっと重要な人なんだわハート」って勘違いするしね。

それに女の人に「この人と本当にセクースして良いのか?」なんてじっくり考える時間は与えちゃだめだね。
男だったら「考える」時間をあげないかわりに「感じる」時間をいっぱいあげればいいんだよ。(藁)

高学歴トラップ -なぜ高学歴女は売れ残るのか?-
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/25610490.html

私の勤務する外資投資銀行は30代独身女の巣窟です。
男性は本当に次々と結婚して子供が出来たりしているのと全く対照的です。本日はこの現象にスポットライトを当てていきたいと思います。

最初に断っておきますが、個人的に私は30代独身女性が大好きですし、仕事においては彼女たちはなくてはならない戦力だと思っております。
彼女たちはおいしいワインや料理をよく知っていたり、趣味も豊富で一緒にいてとても楽しいものです。
その点、女子大生ははっきり言ってアホすぎてフレッシュなボディー以外の付加価値を提供できる人はめったにいません。
(まあー、恋愛市場ではそのボディーの付加価値が他の全てを補って余りあるほど高いのですが。)
(中略)
このような恋愛エリート女性たちは親の全面的支援を受けているのが普通です。親の願いも唯一つで「経済力があって、できればハンサムな男と結婚して孫の顔を見させてくれ」と言うことです。
親はそのためにはどんな支援も惜しみません。
(中略)
彼女たちは大学で効果的な合コン戦略とか化粧法とか言った基本的なことから、セックスの出し惜しみ方や与え方と言った高度なことまで徹底的に学習しています。

うぶなエリート坊ちゃんはこのようなプロに掛かればいちころです。
簡単に「一生奴隷or別れる時は財産半分」と言うとんでもない契約書にサインしてしまうのです。

負け犬の遠吠え、酒井順子
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50041360.html

私事で恐縮ですが、最近、無理して関係を持っていた何人かの女性と別れました。
私から別れました。
時間的、経済的、体力的に3人以上の女性を同時にホールドするのは、私の器では無理だと判断したからです。
(中略)
そして、時間に余裕ができ、仕事も私生活もますます充実するかと思ったら大間違いでした。

3人以上の女性とうまく立ち回るためには、仕事も私生活も効率を最大限に高めて、次々と創造的に時間を使っていかなければいけません。

それはそれは慌しい生活でしたが、今、思えば、そんな生活を私は愛していたようです。

気がつかないうちに女性からエネルギーを貰っていたのでしょう。
そして、それが仕事のエネルギーにもつながっていったのでしょう。

2006年
(2006年は新書執筆のため、他の年と比べると数が少なかった)

老婆心ながら、外資投資銀行に就職するとモテると勘違いしている若者へ・・・
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50776202.html

外資系証券会社に勤めるとモテると思っていたらそれは相当に大きな間違いです。

どういうふうにモテたいのかにもよると思いますが、例えば、会社名とかを言ったりしたとき女の子に「スゴーイ」とか言われてモテることを考えておられるなら、それはそうとうがっかりさせられるはずです。

みなさんがモテたい女子大出のかわいいOLとかに、ゴールドマンサックスとか、モルガンスタンレーとか言ったところで、ほとんどの場合、会社名すら知りません。
UBSとかHSBCとか、女の子に会社名を言ったところで間違いなく???です。
断言できます。

JPモルガンとかメリルリンチとかリーマンブラザーズとかドイツ銀行とかBNPパリバとかクレディースイスとか日興シティーとか、そのへんのかわいいOLはもちろんのこと、金融機関に勤めているOLですら、名前を知っている確率なんて限りなくゼロに等しいです。

僕の経験上、かわいいOLとか女子大生とかでこう言う会社名を知ってる人は、30人~50人にひとり程度です。
そのひとりだって、問題がないわけではありません。

そんなマニアックなことを知ってる女って、金持ちと結婚するためだけに契約スッチーになった人とか、自称モデルのフリーターとか、とにかく金持ちと結婚できるならどんな貧乏な生活だって耐えられると思っているような、ちょっとおかしな人が多いのです。
いわゆる玉の輿マニア(\_\)の女の人たちです。

2007年
日本人女が海外でモテたり、外人にモテたりする本当の理由
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50874172.html

結論から言うと、日本人女がモテる理由は、日本の稚拙な英語教育にあります。

本来、言語と言うのは、人間の感情や行動に密接に結びついています。
例えば、Fuck you!と言われれば、アドレナリンがふつふつと湧き出してきますし、女性でしたら男性との会話の中で現れる微妙なセクシャルなニュアンスを瞬時に嗅ぎ取り、股を閉じたり開いたりして股の角度を調整します。
このように言葉とは、人間が社会生活を営む上で非常に大切なものであると言うことが分かります。
(中略)
1.本来、言語と言うのは感情と密接にリンクしているものであり、感情レベルまで深化させた英語力を持っている日本人女は稀。
2.世界には、あっち側の男と、その他大勢の男がいて、あっち側の男が食い残した女をその他大勢の男が血みどろになりながら奪い合っている。
3.女はあっち側の男の性的シグナルはすぐさま受け入れるが、その他大勢の男が発する性的シグナルは「私、あなたと絶対セックスしないシールド」により直ちに拒絶する。これは言語と感情の高度なコミュニケーション能力により一瞬の間で行われる非常に高度な意思決定である。
(中略)
日本人女は、日本で日本語を喋っている限りにおいて、男から発せられる性的シグナルを読み取り、「私、あなたと絶対セックスしないシールド」を適切に張ることにより、誰にいつ股を開くかを適切にコントロールしています。

ところが稚拙な英語を喋っていると、喋っている相手があっち側の男かその他大勢の男かの見分けがつかず(白人はみな同じ顔に見える)、さらに高次元な「私、あなたと絶対セックスしないシールド」を張ったり出来ません。
その結果、どの男にも「こいつひょっとしたらヤれるんとちゃうか?」と言う気にさせてしまうのです。
これが、なぜ日本人女が世界でモテるのかと言う身もフタもない理由です。

セフレ(不倫)トラップに気をつけろ!
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50921109.html

あなたが幸運にもモテ男の場合、なにもしなくても、割と女が寄ってくるものです。

寄ってくる女は自分よりワンランク下の女が多いのですが、自分の偏差値が70だとすると、偏差値50~60ぐらいの女が寄ってくることになります。
差があればあるほどよいのかと言うと、実際はそうではなくて、偏差値40程度だと最初から諦めてしまうので、男の偏差値が70ぐらいだと、寄ってくる女の偏差値は50~60ぐらいに落ち着くようです。

しかし、偏差値50~60ぐらいの女とホイホイとセクース出来るのはなかなか心地よい日常です。

この居心地のよさにすっかりハマってしまい、仕事や趣味に精を出すモテ男は意外と多いのです。
本来なら、偏差値70以上の派手なモデルとかをターゲットにがんばってみればいいのですが、この寄ってくる、勝手に落ちてくる女を拾うと言う安易な生活をしていると、すっかりスポイルされてしまうのです。

実際、金持ち・イケメンで頭もいいハイスペックな男は、中の上ぐらいのどことなく家庭的(しかし、同性の友達からは影でビッチと呼ばれている)な女と結婚することが多いようです。

この10年で日本社会で最も変わったこと
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50939675.html

僕は、おそらくこの10年間で日本で最も変わったことは、AV女優の飛躍的なレベルの向上だと思います。
僕はAVにあまり詳しくなく、AV女優の名前はほとんど知らないことを白状しなければいけませんが、それでもラブホに行ったときや、インターネットの動画なんかでたまに見ていますから、それなりにいろいろと理解しているつもりです。

みなさん、ちょっと10年ぐらい前の日本のAVを思い出してください。
出てくる女優はふつうのおばさんばっかりだったのではないでしょうか?
しかも、プレイも普通のものが多かったようです。
(中略)
そして、今のAVを見てください。
(中略)
どうですか?
もはや、アイドルや女優と外見は変わらない子が、毎月、いや毎週のようにAVにデビューしていることが分かるでしょう。
そして、プレイも全くもってハードになりました。
また、AVもグローバリゼーションが進んでいますから、オフショアから配信される、アイドル以上に可愛い日本人AV女優の過激プレイを無修正で簡単に見ることが出来ます。

10年前ならトップAV女優になれたかもしれない女の子でも、今なら企画女優でひとやまいくらで売られていても全然不思議ではありません。
それほどまでに今のAV女優のレベルは高いのです。
(中略)
かくして、自分の若くて美しい体を、賞味期限が切れる前に、目いっぱい換金してしまおうと思う美しい女が大量に現れたのです。
資本主義、市場原理の文脈から言えば、彼女達の行動は至極当然で合理的なものです。

援助交際の女子高生にしろ、AVで大金を稼ぐ女優にしろ、こう言ったものは市場原理主義が生み出した悪い面として、非難するべきなのでしょうか?
(中略)
多くの普通の男性にとって、手の届く女性と言うのは100人のなかで50番目とかの普通の女性です。現在のAVのレベルでは、企画女優にさえなれないレベルです。

そして、このような男達が結婚を考えたとき、それは「AVに出たら、企画女優にさえなれない女に一生を捧げる」と言うことを意味するのです。

現代の日本の法律では、結婚すると圧倒的に女に有利になっています。慰謝料も財産分与も全て女に有利に働きます。
簡単に言えば、朝から晩まで働いて稼いだ財産の半分は、家でワイドショーを見ている「企画女優以下の」専業主婦が持っていくことになります。この現実に、世の男達は耐えられるのでしょうか?

グローバリゼーションとその日本人女性に対するインパクトの考察
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51160882.html

例えば、あるフツメンのサラリーマンが、ごく平凡なOLを打ち落とすのに必要なコストを考えて見ましょう。
デート代やプレゼント、そして、時間と労力等を考えてだいたい15万円ぐらいだとしてみましょう。
ところが、このフツメンのサラリーマンは、例えば日本人男は優しくてお金持ちだと言うイメージが出来ているタイやフィリピンに行けば、もっとかわいい女を打ち落とすのに必要なコストは実は3万円ぐらいなのかもしれません。
しかしながら、日本とタイでは格安航空券が12万円ぐらいするので、このサラリーマンはタイではコストをかけずにかわいい女をゲットできることが分かっていも、日本人OLとタイ人女子大生とのコストの差(15万円-3万円=12万円)を利用した裁定取引が出来ないのです。

しかし、近年のグローバリゼーションがこう言った日本の状況を一変させる可能性があります。
実際、ヨーロッパの先進国やアメリカではすでに起こったことです。
ヨーロッパの先進国では労働力不足、少子高齢化等の問題を解決するため、移民を大量に受け入れました。
アメリカはもともと移民で出来た国なので、世界中から移民がやってきます。

日本も含む、こう言った豊か過ぎる先進国の女のメンタリティーは非常によく似ています。
端的に言えば、彼女たちの思っていることは次のようなことです。

「私はイケメンと金持ち男しか相手にしません。それ以外の男で私に相手にして欲しかったらアッシーとかメッシーみたいになって奴隷のように尽くしなさい」

なぜこんな横暴がまかり通るのかと言うと、彼女たちは貴重なセックス資源を独占しており、依然として、男子の9割以上が深刻なセックス資源の不足に苦しんでいるからです。

しかし、グローバリゼーションによってヨーロッパ先進国やアメリカの状況は急速に変貌したのです。
ヨーロッパでは東欧やロシアから、そしてアメリカでは主に南米から、安価で良質なセックス資源がなだれ込んできたのです。
途上国の女にしてみれば、先進国のふつうのサラリーマンでも大金持ちなわけです。
だから、メキシコからやってきて美人ウエイトレスは、ニューヨークのフツメン・サラリーマンに喜んで股を開いたのです。
ロンドンでも、ブロンドの美人ロシア人が、ブサメンのオタク・エンジニアに嬉々として秘密の蜜壷を提供しました。

そんなこんなで世界一の経済力を誇るアメリカでは売れ残った90%のアメリカ男と途上国から無限に湧き出してくる若くて綺麗な女が結ばれ、逆にアメリカ女の殿様商売に徐々に暗雲がたちこめ始めたのです。

それでも多くのアメリカ女は現実を見ようとせず、むしろ自分のプライドを肥大化させ、自分の値段を下げると言うことを決してしようとしませんでした。
かくしてアメリカ女は世界で一番もてなくなったのです。
だって、ジュージュー音がする美味そうなステーキを300円で買えるところで、冷めたマックのハンバーガーが1500円で売られていても誰も買わないでしょ?
(中略)
フィリピンやタイから豊富なセックス資源が近い将来にジャパン・マネーを目指して日本になだれ込んでくるでしょう。

そのときにあなたは1500円の冷めたマックにならない自信はありますか?

2008年
外資投資銀行に就職するためには その1 志望動機
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51248181.html

女性は一般的に建前をしっかり言える人を好みます。
男はセックスをしたいからしょうがなく大して食べたくもない高いフランス料理のレストランに女を誘ったりして、女はそんな男を値踏みして股を開くかどうかをじっくり考える- と言うのが、身も蓋もないデートの現実ですが、そんなことは小学生じゃあるまいしわざわざ言わなくても分かっているのです。
わざわざ言わなくても分かっていることをあえて言ってしまうような学生は、成熟したビジネスマンとしての資質を大いに欠いているとしか言いようがありません。
よって面接官が女性の場合、無難な志望動機を述べるのがよいでしょう。

バカとブ男は金を稼げ!
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51180007.html

人間の男も、動物のような原始的な社会に生きていたら、おそらくは一部のイケメン、一部の強い男にほとんどの女が独占されてしまうことでしょう。
しかし、人間は洗練された資本主義社会に生きています。
ここではお金がモノを言うのです。
もし、お金がなければ、モテなかったであろう男たちにもお金さえあれば女にモテるようになるのです。
生まれもっての才能でほとんど全てが決まってしまう他の動物社会にくらべれば、お金があればある程度はモテるようになる人間社会のほうがはるかに優しくて民主的なのです。

だからこそ、僕は言いたいのです。
馬鹿とブ男こそお金を稼げと。
だって、馬鹿でブ男でお金がなかったらいったいどこにいいところがあるの?
女の立場になって考えてあげなさいよ。

2009年
経済が成長しないことの本当の意味

さて話は変わりますが、日本が土地バブルに浮かれていた頃は、東南アジアの性産業が盛んな国々で、日本人の中年男性が多数売春ツアーに参加してことが社会問題になりました。
当然、性のサービスの単価は途上国の方が圧倒的に安いです。
日本のような先進国では他に給料がいい仕事がたくさんあり、そう言った社会的に差別される産業にはいい人がなかなか集まらないので、質と言う面でも途上国の方がすぐれているのでしょう。
そこに一部の旅行代理店が目をつけて、このようなツアーがたくさんできたのです。
また、日本の学生がやはり東南アジアの売春宿などで遊んでいることがニュースになって、良識のある大人たちは眉をひそめたりしました。

しかし、よく考えてみてください。
どこの国の男でも性欲があり、売春業と言うのは人類最古の商売とも言われています。
いつの時代でも、どこの国でもおおきな需要があるのです。
そして、合法、非合法に関わらず、どこの国でもそう言った商売は行われているのです。

それでは、なぜアジアの中高年男性は日本に売春ツアーに来ないのでしょうか?
なぜアジアの学生は日本の売春宿で豪遊しないのでしょうか?
これは日本の方が一人当たりGDPが圧倒的に高いからです。
要するに貧乏な国の国民は高価なサービスを利用できないのです。
これが「一人当たりのGDP」の本当の意味です。

アジアの貧しい国々のリゾートには田舎から出てきた若い女性が、性のサービスを提供するバーがたくさんあります。
彼女たちはなるべく高く自分のサービスを売りたいので、当然、顧客も限られています。

自分の国の男性はお金がないのでそう言ったサービスにアクセスできません。
フェミニスト団体は人身売買組織だとか、劣悪な労働環境だとかをセンセーショナルに報道して、そう言った国でサービスを買う男性を激しく非難したりしますが、現実は途上国の性産業で働くほとんどの女性もいたって普通の人たちで、経済合理的に行動しているだけでしょう。

農村で貧乏な暮らしをしているよりも、大都市の繁華街で贅沢な暮しがしたい。
てっとり早く稼ぐために、そう言うバーで働こう。
ただそれだけの理由なのです。

今、アジアの国々はどんどん経済成長しています。
そして、日本の経済は衰退しています。
(中略)
こうなるとどうなるかと言うと、アジアの国の中年男性や学生が、日本の「安い」女をたくさん買いに来ることになります。

渋谷なんてゴーゴーバーがいっぱい乱立しそうな感じですね。
そこで、今、コギャルみたいな人達は、売春婦になって踊っていることでしょう。
農村で米なんか作ってるより、そっちの方が断然楽しいですからね。
それで、今のフリーターとかワーキング・プアの人たちはポン引きとなって必死に外国からくる観光客を追いかけているでしょう。

「そこのシンガポール人の社長! うちはかわいい子そろっていますよ!」
「そこのかっこいい香港人のお兄さん。うちでちょっと遊んで言ってよ。見るだけならただだよ!」

あの渋谷の交差点の交番の警察なんかがゴーゴーバーの用心棒としてたっぷり賄賂をもらっているかもしれませんね。

つまり、経済成長と言うのはこう言うことなんですよね。
だから、表ではどんなきれいごとを言っても、どこの国の政策担当者もどうやって自国の経済を成長させるか必死に考えてるし、お金を稼げる企業や人材を必死に集めてるんですよね。

2010年
なぜ理系の秀才はみな医学部に行くのか? ―標準的ファイナンス理論からの考察―
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51657517.html

また、結婚市場においても、医師の強さは突出してる。
いわゆるイケメン/ブサメンによる二分類で、ブサメン側にカテゴライズされる医師でも、かなりの美人と結婚するケースが多数観測されている。
その点、同じ側に分類される東大理1卒業生で年収500万円のエンジニアがかなりの美人と結婚する可能性はほぼ絶望的といっていい。
美人という限られたリソースの分配もやはり医師に集中しているのである。
これでは偏差値の高い理系高校生が、理学部や工学部に進学することこそ異常な行動であろう。

ところで、美人と結婚したブサメン医師の子供が、お母さんの容姿とお父さんの頭脳を受け継ぎ、将来の日本の競争力を大いに高めてくれるというなら、筆者もそのことを大いに応援したいと思う。
しかし、実際にはその逆が驚くほど多い。
つまり、お父さんの容姿とお母さんの頭脳を受け継いだ子供が生まれるのである。
そんな子供が適齢期になると背中にNの字がついたリュックを誇らしげに背負い、中学受験にはげむというわけである。
むろん、お母さんの頭脳を引き継いでいるので全く出来が悪い。
いきおい医学部入学のために何年も浪人することになる。
これでは貴重な教育資源の浪費ではなかろうか。

需要サイドの成長戦略とは?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51642847.html

日本には売春業に対する男性側の需要は非常に高いのですが、このように規制されているし、また、そのような中でいちおう合法的に営業を行っているところも、サービスの質が非常に低い上に国際水準からかけ離れた価格になっているため、あまり利用されていないというのが実情ではないでしょうか。

需要があるところで、それを法律で規制しているのだから、そういったサービスを供給しているのは主に法律を破るのがお仕事の方々ということになります。
しかし、そういったブラック・マーケットの経済活動は、もちろん税収にはつながりませんし、やはり安価で質の高いサービスはどうしても過小供給になりがちです。
そこで、日本で吸収しきれない旺盛な需要は、海外で吸収されることになります。
売春業を合法化し、観光政策の一環として積極的に推進している東南アジアの新興国に、日本の潜在的な需要がすべてうばわれてしまっているのです。

こういった状況を改善して、日本のGDPを成長させ、税収を増やし、きたるべき少子高齢化社会にそなえるにはどうすればいいでしょうか?
非常に簡単です。
売春を合法化すればいいのです。
今の人材派遣会社みたいに、株式会社で売春婦派遣会社を運営してもいいでしょう。
中には上場する会社も現れるかもしれません。
こういった売春会社はお互いにサービスを競い合い、価格競争をするので、それを利用する需要サイドは大いに恩恵を受けるでしょう。
また、合法化することによって、ブラックマーケットの経済活動がすべて表に出てくるので、GDP統計にも反映されますし、もちろん国家の税収にもなります。
さらに、就職氷河期で就職先がなくなってしまった女子の有望な雇用先にもなるので、若年層失業率の大幅な改善も期待できるでしょう。
日本の売春業は、一部の既得権益層を守るために、潜在的な需要が抑えつけられ、国民全体の利益が損なわれているいい例ですね。

さて、次にアダルト・ビデオ産業を考えてみましょう。
(中略)
やはり世界からやってくるコンテンツは十分に日本人の趣向にローカライズできていないし、現代のインターネットのスピードではさすがにフル動画を簡単にダウンロードできないので、そこに勝算があったのでしょう。
とはいえ、僕は日本のアダルト・ビデオ業界が駆逐されるのも時間の問題だと思っています。
日本の規制では性描写で局部を映してはいけないという、グローバルな視点からみるとかなり特殊な規制があります。
国内業者はそういったハンディキャップを背負いながら、世界のライバルと戦わなければいけません。
しかし、それでも日本人の趣向に徹底的にローカライズさせることにより、つまり積極的なガラパゴス化によって、世界と互角に戦ってきたようです。
ところが、ここ数年、そういった日本のマーケットを知り尽くしている業者が世界に飛び出していき、規制の少ない国でコンテンツを製作して、インターネットを通して日本に逆輸入するという、オフショア・ビジネスを展開しています。
僕はこういったオフショア業者が、国内のアダルト・ビデオ業者を駆逐すると予想しているのです。
(中略)
最近、プライベートバンクでとんでもないお金(何百億円とか)を持っているまったく無名の日本人は、こういったアダルト・サイトの運営者がけっこういるみたいです。

ところで、こういった税収を取り戻すにはどうしたらいいかというと、それも実に簡単で、不必要な規制をなくすだけです。
グローバル経済において時代錯誤な規制は、レギュラトリー・アービトラージの餌食にされるだけなのです。

このように潜在的に大きな需要があるのに、それがグローバリゼーションやIT革命についていけない規制によって、抑えられていることがたくさんあります。
また、そういった抑えられた需要にサービスを供給するのは、ブラック・マーケットやオフショア業者で、顧客は安心してサービスを受けられないし、国の税収にもならないのです。

つまり、需要サイドの成長戦略とは、ひとことでいえば戦略的な規制緩和なのです。
規制緩和をして、新たな需要をつくり出すのです。

2011年
この時期は

これとか
http://agora-web.jp/archives/1294623.html

これとか

「優良企業やビジネスマンはアジアで活躍して、年金生活者や左翼運動家は日本に残ればうまく住み分けできるんじゃないかな。」

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51820444.html

「耐用年数前の原発を止め、世界から化石燃料をスッ高値で買うことは極めて不経済で、今年の夏に電力不足で多数の日本人を熱中症で殺そうとしている反原発運動家は、国賊売国奴、犯罪者、きXがい、くそったれ、Assholeといえるでしょう。」

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51838627.html
などがあったため無し

2012年
新社会人に贈る言葉
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51896854.html

みなさん、こんにちは。藤沢数希です。来週からいよいよ新社会人になる金融日記の読者の方も多いと思います。そこで、僕から新社会人のみなさんに、いくつかアドバイスしたいと思います。
(中略)
まず、一流企業に就職が決まった男子のみなさん。おめでとうございます。しかし、大変きびしいことをひとつ言わないといけません。
(中略)
はっきりと言っておきます。あなたたちは全くモテなくなります。信じれないぐらいに。これは生物学的に明らかなことなのです。
(中略)
あなたたちは、企業というサル山の最下層に組み入れられます。
(中略)
たとえ最下層のサルであったとしても、子供のころから勉強して、いい大学に入り、いい会社に入った君たちは、世間の中ではモテるほうではないかと思うかもしれませんが、決してそうではありません。なぜならば、最下層の男子からは、テストステロンというホルモンが急速になくなっていくからです。女子は、このホルモン物質の分泌に極めて敏感で、これがない男にはなかなか股を開かないのです。だから、この男の闘争本能を司るホルモンが抜けた君たちは、本当にモテなくなります。
(中略)
そして、居酒屋の店長だとか、引越屋さんのリーダーみたいなテストステロンがもりもり出ている、低学歴で、おそらく君たちより低収入な男の方が、はるかにたくさんの女とセックスをしています。残念ながらそれが現実というものです。でも、現実に耐えてください。なぜならば、耐えることしか君たちには選択肢がないからです。

それでは次は女子のみなさんにお話ししましょう。まずは新社会人になられたことを心から祝福したいと思います。そして、君たちはこれからこの世の春と呼ぶにふさわしい人生の絶頂期を経験するでしょう。一言でいえば、君たちはこれからモテにモテてモテまくります。ロックスターになれない新入社員の男子が、会社という巨大なサル山で奴隷としての人生をスタートさせなければいけないのとは全く対照的です。あなたたちは、ちょっとしたプリンセスだと思ってもいいでしょう。AKB48でもスターになれるのですから、あなたの顔面偏差値でも十分プリンセスになれます。そこは自信を持っていい。
なぜならば、男の人というのは、若くて、ちょっぴり可愛くて、あまりものを知らない、おっぱいのプリプリした女子が好きで好きでたまらないからです。一言でいえば、若い女子は、よっぽどのデブとかでなければモテます。まるで、巨大な蟻塚のそばに落とされたクッキーの欠片にたくさんの蟻たちが群がるように、あなたの股の間の秘密の蜜壷にありつこうと、たくさんの、本当にたくさんの男どもがあなたに言い寄ってくることでしょう。めんどくさい仕事はゴミのような同期の男子にやらせて、毎晩毎晩、違う男と高級レストランで食事をすることだって、簡単にできるでしょう。なんせあなたはプリンセスで、同期の男子は奴隷だからです。
(中略)
もし学生のころから付き合っていた彼が、いっしょに社会人になり、サル山の最下層に組み入れられて、ぜんぜん魅力的に見えなくなったのならば、ポイと捨ててしまってもいいでしょう。なんせ、あなたはプリンセスです。プリンセスが奴隷とセックスする必要はありません。実際に、毎年毎年、僕は多くのカップルが就職と同時に破綻するのを見てきました。モテにモテてモテまくる女子が、テストステロンが干上がった同い年の彼にまったく魅力を感じなくなるからです。

レストランは戦場だ
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51899611.html

それでは、僕たちはなぜ高級レストランを探し、そして高級レストランに通い続けなければいけないのでしょうか? それは一言でいえば「やりたい」からです。もう一度いいます。女子とセックスがしたいからです。あるいはすでにセックスしている女子を喜ばして、引き続きセックスがしたいからです。つまり高級レストランの基準は、一言でいえばやれるか、やれないか、なのです。だから、男子が女子を高級レストランに誘ったら、それは「あなたとやりたいです」といっているようなものです。
(中略)
現在、多くの男子が草食化し、苦労して稼いだ金を使って、やれるか、やれないか分からないような女子をわざわざ高級レストランに連れて行かなくなりました。2万も払ってどっちに転ぶかわからないような不確定性にベットするなら、1万で風俗にでも行って確実に抜いてこよう、と考える男性が増えてきたのです。性産業も強烈なデフレ圧力に晒せれています。こうして日本人女子たちの欲求不満は頂点に達しつつあります。さらに、最近では若いフィリピン人や中国人と結婚する日本人男子も多く、その点でも、グローバリゼーションによる日本人女性に対するデフレ圧力が強まりつつあります。よく、日本人男子は海外ではモテない、といわれますが、それは日本と一人当たりのGDPが同等レベルの欧米の一部の先進国での話であり、大半の国は日本より貧乏で、日本人男子は世界の中、特にアジアでは圧倒的にモテるのは事実なのです。

このような状況で、男として当然の立ち振る舞いができる、つまり女子を高級レストランに誘い、ふつうにエスコートできるだけで、多くの女子が簡単に股を開くことになりました。こんな美味しい状況なのに、デフレ経済の中で草食化していては、非常にもったいないと思います。だからこそ、僕はとにかくなんでも安ければいい、という現代の風潮に一石を投じたい、という思いで今週の日曜日からメルマガを書き始めようと思ったのです。

女子力について
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51907540.html

結論からいうと、キャバクラのホステスなどの特殊な職業を除き、女子力を人工的に高める努力は、むしろ逆効果だと考えている。

いくら付けまつ毛をしようと、ファンデーションを塗ろうと、スタイルのよく見える服を着ようと、男が意識的にしろ、無意識にしろ、相手の女子力を判断する時はいつも決まっている。夜デートして、セックスをして、メイクを落としてお風呂に入って寝て、次の日の朝に起きた時にもう一度セックスをする時なのである。

この無防備な状態で、体を触りあい、見つめ合い、キスをして体液が交換され、ヴァギナにペニスが挿入される。そこで感じる感触、匂い、味、耳から聞こえる吐息。鋭敏なセンサーとなったペニスが女子の内部に挿入され、まるで精密検査のように、あらゆるセンシティブな情報を読み取っていく。まったく、ごまかしがきかないプロセスなのだ。それは、お互い様ではあるのだけれど。

結局のところ、どれだけ「人工的に」女子力を高めたところで、その女子が本来持っている女子力、すなわち潜在女子力に、最初のセックスで簡単に到達してしまう。男は決して口には出さないけど、女の価値の、少なくとも肉体的な魅力に関しては、この潜在女子力で考えている。そのことに気がついているか、気がついていないかは別にして。そしてこの潜在女子力を高めるのは、睡眠と食事、そして運動のみっつしかない。
(中略)
つまり、いわゆる女子力というのは、セックスせずになるべくたくさんの男を引き付ける必要がある、ホステスやアイドル、また、1回しかセックスをする必要がない売春婦にとってはがんばって高める必要があるが、好きな男と結ばれその後も長期的な関係を続けたい一般女子には必要のないものだといえる。ふだんはあんまりメイクもしないしシンプルで目立たない格好をしている彼女が、パーティーの時に、黒いワンピースを着て、赤い口紅をしたら、ドキッとしてしまうほど美しい、というようなのが理想だろう。

ここで女性読者からはこういった反論があるかもしれない。ふだんから女子力を高めて、いろんな男がよってきて、その中からいいのを選びたい、という意見である。これに対する僕の反論はこうだ。結局のところ、そうやって人工的に高められた女子力によって寄ってきた男は、その後にセックスする時点で女子力バブルは崩壊するのだから、長期的関係には成り得ない。
(中略)
むしろ、地道に自然な本来の女子力を高め、好きな男には自分からアプローチした方がいい。「今度、デートして下さい」って素直にいえばいいんだし、そっちの方がずっとうまくいく。

高めなければいけないのは薄っぺらい表面的な女子力ではなく、真の女子力の方なのである。そして、これは、睡眠、食事、適度な運動のみっつと、豊かな精神性からのみ醸成されるのだ。それはマスメディアや美容産業が指し示す薄っぺらい価値観とは相容れないものであり、むしろその対極にある。

先進国では3%~4%の子供の父親は違う
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51914346.html

(浮気について)女は、育てるための男(誠実な金持ち)と、遺伝子のための男(不良イケメン)を、このように分離できる、と考えると、女の性や行動というのが驚くほどクリアに理解できるようになります。今週のメルマガは、この女の最大の秘密にメスを入れて行きたい思います。

もちろん、こうして生まれてくる子供には何の罪もないわけで、欧米では、子供の福祉の問題や、養育費の権利義務関係など、法律的にも実にシリアスな問題を引き起こしていて、まったくジョークでは済まされない話でもあります。

なぜちんこはああいう形をしているのか?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51929752.html

さて、現代社会では、男は年収などを武器にして、女を獲得する競争をしていますが、このような乱交がふつうの社会ではどのような競争が起きると思いますか?
ひとつ目は、当然、乱交パーティーでの優先順位を巡る競争ですよね。
俺が最初にファックするとか、俺が最初に上玉をファックするとか、そういう順番です。

こうして猿山では日々権力闘争が行われているわけです。
下っ端の猿も大変ですが、政治バランスが崩れると、ボス猿が下位の猿に集団リンチされて殺されちゃったりすることもあります。
外資投資銀行も大変ですが、猿の世界も大変なのですよ。

藤沢数希、メルマガを語る(まぐまぐインタビュー記事)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51931300.html

「恋愛って結局は確率論なんですよ。」
「要するに、恋愛というのはリスク・マネジメントそのものなのです。だから、こういった確率的な事象を取り扱う学問分野である金融工学のアプローチが非常に重要になってくるのです。」
「たとえば、恋愛工学は、先進国の少子化問題、世界の食糧危機、終わりなき貧困問題、などに光を照らすことができると僕は信じています。」

2013年
人口ピラミッドと若い女のプレミアム
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51950018.html

僕自身は、個人的には顔もオツムもよろしいアラサー女子には特段の敬意を払っており、また、グローバルな恋愛市場において日々競争しているため、このような日本人特有のスティープなカーブ(仮にそれが本当だとして)を持っているわけではない。しかし、日本人男性が若い女子をチヤホヤしがちだという意見にはある程度同意している。一方で、日本人男性がロリコンだという意見には、いささか違和感があるのも事実だ。確かに、二次元のアニメのキャラ(その多くが中学生ぐらいにしか見えない)などを追いかける日本人男性は多く、彼らを見ると確かに日本人男性はロリコンのように思われる。しかし、日本人男性はロリコンだという意見の多くが、日本人女性から聞こえてくることを考えると、こうしたアニメは関係ないと思われる。なぜならば、こうした男性たちは、多くの女性の視界には入らず、そもそも存在しないも同然なので、女性の意見としては汲み上げられないはずだからである。

僕の率直な意見としては、日本人男性がロリコンというより、若い日本人女子の「調子乗り度」の方が、世界の中でもかなり高いほうである、ということだ。とりわけアジア諸国の若い女子と比べた場合に、その違いは顕著になる。しかし、これは何も日本人男性、あるいは日本人女性特有の遺伝的資質の問題ではない、というのが僕の考えである。単純な需要と供給の問題に帰着するのだ。
(中略)
僕は、こうした日本人男性の深刻なセックス不足の問題を解決するために、毎週メルマガを書き、少しでも読者が恋愛市場での競争上の優位を獲得できるように努力してきた。そして、多くの男性読者のレポートを読む限り、僕の試みはかなりの程度は成功してきたと自負している。しかし、これは所詮ゼロサム・ゲームでしかない。週刊金融日記を購読していない男性が獲得するはずだった女子を、週刊金融日記の購読者が奪い取っているに過ぎないのだ。それはメルマガの著者として嬉しい限りだが、やはりここは政治の出番ではないかと思う。現在、環太平洋地域の経済を統合していこうとTPPの議論が盛んである。アジア各国の恋愛市場を統合することが、多くの日本人男性のセックス不足解消のために極めて重要であり、TPP参加は待った無しなのだ。

ジャパニーズ・ドリーム=「一生安定」という話
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51983943.html

結婚にしたって、ちゃんとまじめに恋愛して、ちゃんとしたサラリーマンと結婚して、専業主婦になって、子供をふたりぐらい生めば、一生安定する、という幻想を多くの女性が抱いている。
だから、そういうサラリーマンが離婚するなら、とてつもないペナルティーを与えて、国としてそういう家族の形を守っていくと同時に、そういう道からはずれたシングルマザーとか婚外子は、ちょっと冷遇しないといけない、というわけである。

14年や15年はメルマガに移行したので見つからず、
16年は少しはありましたが疲れたので記事とリンクのみです

2016年
暴露されたトランプ米大統領候補の女性蔑視発言の全訳
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52092677.html

男女格差を失くすと豊かな一夫多妻的な社会になる
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52092356.html

「男尊女卑」のイスラム教国家は大繁栄を続けている
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52093322.html

公立小中高で子供の教育費をカットしながら学歴社会で圧倒的にひとり勝ちする方法
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52077877.html

他にもいろいろあるでしょう。他の誰かが「社会問題編」をやってくれることでしょう。

性暴力のロールプレイは実際の性行為ではないし、犯罪を隠蔽している

(続いています)

これを書こうと思ったのは、以前小川たまかさんのnoteエントリーで「AVを実際の性行為だと思って実行している人がものすごく多くいたことに改めて絶望を感じた」ということからだった。

そこで、今回は前回書けなかった「本物っぽく見せている」「それに対するあまりにも大きすぎる代償」について書こうと思う。

「性暴力のロールプレイ」とは何なのか

ここで認識合わせをしておきたい。
・合意が無いもの
・犯罪になるもの
・それに対する注意喚起が無いもの
この3つだ。

例えば、盗撮や痴漢は合意が無い。相手が嫌だと言うのに襲う、酔わせた上で行為に及ぶAVは数多くあるが、これらは全て合意が無い、という演技をしている。かなりの数にあがるんじゃないのか?痛いと言っているのに辞めないとか。

犯罪になるものだが、これはあまりにも数が多すぎる。「同意が無い上での性交渉」は企画もの、ナンパものなどでもあるが、例えば国外からも児童ポルノ扱いされた「18歳以上の出演者が出ているそれっぽいもの」。

事実上、18際以下が出演していた着エロ類は大手配信サイトから撤去されたが、それは「マズいから」であって、実際に「18歳以上の出演者が出ているそれっぽいもの」に対しては
「※この作品の出演者は18歳以上です」
という但し書きが一応はある。
(そういうものほど身長が低いことをしきりにアピールしていて、引く)

しかし、そのような作品のレビューを読むと「本当に中学生にしか見えなくて興奮した」というのが多数書いてある。昨日、記事を書きながら「心が折れそう」と書いたのは、あまりにもカジュアルに消費されすぎているのを改めて直視して、100件近く読んだ時点で気持ち悪くなってしまったからだ。多分探せばもっとある。

「注意喚起が無い」についてだが、これは大体の作品に当てはまると思う。避妊の推奨についてもだ。実はSODが昔これをやっていたが「性病にかかるから」であって、人道的観念からではなかったような気がする。

当たり前だけれども、AVにせよ性暴力のロールプレイにせよ、必ず男優は避妊具をつけている。それはモザイクで隠れているけれども。だけれども、それ以上に「中出し」「ナマで」と謳っている作品が、性暴力のロールプレイをしている作品以外でもかなり多く観られる。そうした価値観が蔓延してしまい、それをぶつけられるのは誰か?生身の人間だ。

日本の性犯罪は、日本のミソジニー(と権力)に起因するものであり、性暴力のロールプレイなどもそれに加担している。

「本物っぽく見せている」ことについて

ここで「性暴力のロールプレイ」でどのような反応があった、と紹介しようと思ったけれども、その時点で1週間近く全く書けなくなってしまった。途中まで順調にスラスラと書けていたのがウソのようだった。

だってさあ、「本当に中学生にしか見えなくて興奮した」みたいなコメントが数多くあったんだよ。これがマシに感じられるくらいにひどいものももっとあった。それもものすごくだよ。数え切れないくらいに。それを、ここで取り上げられると思うか?できなかった。

「本物っぽく見せている」のは、何も演じている人や職業や制服、嫌がっているのに感じてしまうだとかシチュエーションだけではなくて「暴力や違法行為を合法に見せかけている」ということであり、それが性暴力のロールプレイの一番大きな代償ではあるよ。

そういう場合に
「ミステリはどうなのか」「じゃあ殺人はどうなのか?」
と言う人はある一定いる。

ダメだろ。

「スナッフ」という映画が40年ほど前にあって、実録殺人映画、ということで当時話題になった。けれども、あれは元々お蔵入りになった低予算スラッシャー映画の最後に殺人シーン(演技)を追加した、というのが本当のところだからね。実際にそれをやったら、流通どころじゃなくなる。元の映画の過程で強要や暴力があったら、それもアウトだ。
(もっとも、この映画を売り出すために制作会社側がニセの抗議者を送り込んだら、本物の抗議団体も参戦してきたというどうしようもない事態になったがそれはまた別のお話)

演技でも、それが強要であったり、「それを合法に見せかける」ということは悪、という基本認識がまずある、ことが前提であって、それが守られない限りは話したくはない、というのが正直なところだ。

それではどうすればいいのか

じゃあ、どうするのが望ましいのか?

信念のない規制ならば、事態は悪化するだろうと思う。だからといって何もするな、と言うことにはならないけれども。

例えば、ちょんの間が一斉摘発され、たまに風俗経営者が逮捕されるのはある意味見せしめであったり、「街を表向きにクリーンにする」という意味合いのほうが強いように思える。決して人権を守るためにやっているわけではない。警察だから。

だからと言って、今の現状維持がいいとは全く思えない。大手アダルトサイトから確かに未成年着エロは消えたけれども、相変わらず性暴力のロールプレイ作品は数多く配信されているし、注意書きは「出演者は18歳以上」ということだけしか無い。それは保身だよね。法律は守っているからいいでしょ?ということだろうけれども。

でも、そのようなコンテンツの生産者や消費者が性犯罪事件が起きた時に被害者を攻撃しているんだよ。少なくない数がだよ。あ、「全ての男性がそうではない」ってことは聞きたかないよ!これはどういうことを意味しているのだろうか?

「性暴力のロールプレイが直接犯罪に結びつくケースもあるし、そうでなくてもそういうコンテンツの生産者/消費者が加害的な態度を振る舞うようになる」
「批判を権力に向かわせない」

これじゃないかな?

例えば、「痴漢冤罪」。これは明らかに司法が問題なのは分かっている。取り調べとか、有罪率90%超えの捜査の杜撰さとか。
ところが、それも全部「フェミニズムが悪い」ということにされてしまっている。あとリベラル。奴らは全部おっ被せてくることだけしかしないからね~。

今や、痴漢冤罪を持ち出す人を「ひょっとして、お前はそれを性暴力を否定するための伝家の宝刀だと思っていないか?」と警戒してしまっているのは、そこにある。
そういう人ほど他の冤罪事件については微塵も興味が無いし関心が無い。権力と一体化したか、あるいはそうなりたいと思っているか。そうでないと、そのようにはとても言えないよ。
(痴漢冤罪を「ネタ」にしたアダルトコンテンツは数多くある。面白半分で痴漢冤罪で捕まった男性が復讐する…という内容のものだけれども、それよりも痴漢、いや性暴力の方が暗数も含めて多いよね)

結局、全てそこに行き着くんじゃないのだろうか?
今出来ることは、性暴力のロールプレイを否定していく、ということだと思う。
あとはネタにすることを否定する。
それだと思う。

性暴力の「消費」が「被害」より先に出てきてしまう社会について

前置き

※この記事は、具体的な性暴力に関する内容について記載・引用しています。あらかじめご了承ください。

これはかねがねから懸念していたことだ。例えば、通勤で仕方がなく使っている東急線…(そう、あの悪名高き「(女の)化粧はみっともない」広告が今でも貼られているあの東急線である)…にせよ、鉄道会社は女性に冷淡だ。「そういう意図はない」とか聞きたくない。中吊り広告にせよ、安全にせよ、冷淡だ。

一番冷淡なのは「痴漢・盗撮被害」についてだろう。基本的に全部自衛丸投げであるから。そりゃあ、「痴漢は犯罪です」という定型文はあるし、監視カメラはつけている。が、姿勢としては自衛を一方的に呼びかけるものが非常に多い。それを論じる際にも、何故かジェンダー関係者のところをすっ飛ばして持論を述べたりする人に行くのも地獄である。

性暴力の消費行為がもたらすもの

ところで、AVで「性暴力」というと何を思い浮かべるだろうか?リアルな暴力?それとも虐待?あるいはバッキー事件?それもあるが、望まない性交渉、痴漢や盗撮なども性暴力だ。「相手の意思を無視して踏みにじる」ことが暴力であれば、それらは性暴力だ。

ところが、まずそれらを検索して出て来るのは何か?アダルトビデオだ。そういうコンテンツだ。もちろん、これは全部演技の上で成り立っていて、「あくまでフィクションである」ことが前提に成り立っている。しかし、検索して先に出てくるのが『性暴力の支援』を求めるものではなく、『性暴力を美化したもの』しか出てこない。つまり、性暴力の「消費」が「被害」より先に出てきてしまう。それも圧倒的にだ。

例えば、数日前「実在する番組のカメラクルーになりすまして女性に性暴力を奮った」という事件が起きた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161205-00000049-nnn-soci

『容疑者は、実在するテレビ番組のスタッフと偽り、「撮影に協力してくれませんか」「もう少し露出しないとギャラもらえないよ」などと声をかけ、わいせつな行為をしていたという。容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めている他、余罪についてもほのめかしていて、警察はさらに調べることにしている。』

しかし、この手の手法はアダルトビデオでありがちなものだ。そこで出て来る職業は多種多様(女子高校生、大学生、職業別、人妻など)であれ、パターンは「テレビ番組・雑誌のインタビューだとして連れ出し、謝礼で釣って最終的に行為に及ぶ」というものになる。無論、そういう設定でロールプレイであるが、何故かそういう作品に限って「※実際に行うと犯罪です」だとか「※全てフィクションです」というものが無い。

では、アダルトビデオがこのような性犯罪に駆り立てたのか?それは分からない。それがなくても、日本は既にミソジニーで成り立っている国だから。だが、そういう価値観を形成しているか?強化しているか?YES。

これはどういうことなのか?

性暴力ロールプレイがもたらす影響

性暴力のロールプレイは、性行為の強要や痴漢、盗撮モノなどいろいろあるにせよ、全てまとめて言えることは
・容易にアクセスできる
・その影響を過小しすぎている
ことだ。

・容易にアクセスできる
全て例に挙げたものは、探せばすぐにアクセスできてしまう。レンタルビデオ店でも、それは同様だが、ストリーミング配信によりさらに見つけやすい速度が上がってきたように思える。そして、アクセス「できてしまう」というのは国内に限った話ではない。

業界も海賊版対策をしているとはいえ、それ以上に海外に流出しまくっている。つまり、「消費しても毀損してもいい」というイメージだけがどんどん先行していて、それを後押ししているのが現状だ。クールジャパンよりも浸透しているだろう。それは悪い意味でだが。「海賊版は犯罪です」だけしか言わず「このような行為を真似するな」とは言わない以上、残念ながらこの流れはまだ止まらないだろう。

・影響を過小しすぎている
上でちょっと書いたが、「望まない性交渉は犯罪で、性犯罪は性犯罪だ」というものが全くない性暴力のロールプレイを推し進める、ということは端的に言うと地獄そのものだ。ヘル日本。

何故日本では「痴漢」がものすごく多いのか?アダルトビデオの一つのジャンルになってしまっているのか?何故性暴力と認識されないのか?それは「性暴力のロールプレイは悪いことではない」という認識が時間をかけて根付かされてしまったからだろう。

それではどうすればいいのか

「規制すればいい」とは一言も言っていない。上が規制をするのは様々な理由がある。天下り先を作りたい、仕事をしたことにしておきたい(実際に仕事をしたこととはまた別)、みかじめ料を貰いたい。が、そこに「人権を侵害しているから」というのはまず無い。ましてや、もし警察やショップなどにAV女優の情報を管理させる、ということであれば間違いなくひどい二次被害が起きる。だって警察だよ?このブログを普段読んでいるみなさまならおわかりの通り、警察がどれだけひどいことをやってきたか、ということを考えると絶対に任せられないからね?

しかし、何もしないのは間違いだ。「業界はクリーンです」という嘘を流し続けて、バレたらしれっと削除、過去に国家レベルで行った「従軍慰安婦(Sex Slave)」のことを矮小化する業界側をほおっておくと、今と同じことを続けるだけだ。「法律に違反していない」からといって、抜け道を作る人がどうして人道のことを考えられよう?

(続きます)

みなさんが読まなくても良いように(あるいはリンクが削除されている可能性があるので)ILADYの謝罪文を読んでみました

こちらも読んでね:http://bonbon-dancin.hatenablog.com/entry/2016/11/11/立ち上がれと権力者は言う。そうじゃねえ。殴

(ILADYの企画・動画、およびそれを紹介した記事に対する批判です)

というわけで、前回書いた記事から数日経過しましたが、謝罪文(らしき)ものが掲載されました。ここを読んでいるみなさんもご存じの通り、企業・団体による謝罪文というのはあくまでも「謝罪はまずしていない」「とりあえずこれで落ち着こうという手打ち」であるわけです。というか、「お詫び」も「申し訳ございませんでした」すらも無い謝罪文って、何。保身?当然、そういう姿勢のものはバシバシ批判していきますよ。

釈明が酷すぎてマジで日本

ILADY.キャンペーンと「新・女子力テスト」の動画について
http://ilady.world/about_movie

今回、オンライン上の一部のSNSで話題に取り上げられている「新・女子力テスト」の動画は、このキャンペーンと動画を見ていただいた方に「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」について興味をもっていただくことを目的としています。

前回、ここを徹底的に批判したのはリプロダクティブ・ヘルス、およびライツ動画の「男性が抜けている」「女性への懲罰を一方的に強いる」という姿勢でした。問題に間違えたら粉をかける、ってバラエティ番組の罰ゲームじゃねえんだからさ、本当に人の生死にに関わっているわけですし。そこに対する反省は…当然!ありませんでした!結論から言うと…非常に日本的なものでした。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という言葉もまだほとんど知られていないこともあり、一般的にもよく使われる「女子力」という言葉を入り口として、自分の身体・健康について考える力を「真の女子力」と定義してこの「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」について理解を深めていただけたら、という思いのもとに企画が始まりました。

ああ、ダメだわ~、これダメだ、うん、これ話通じないよ。SNSなら即ブロックしている。すいません、もう無理です。

これ、過去に紹介した話だけれども、日本の「女子力」は「ガールパワー」とは違う。ガールパワーは不正だとか不平等を指摘し抵抗し、戦っていく、というものであったが、女子力は「飲み会でサラダを(男性に)取り分ける」ことで成り立っている、というツイートがあったけれども、まさにそれなんですよ。

真の女子力だって?
そりゃあ…安倍政権の意図を正しく読み取れってことじゃないのか?

動画の中にご出演いただいた女性には、クイズという形をとってはじめは一般的な「女子力」に関する質問を投げかけ、徐々に質問の内容が身体・健康、そしてリプロダクティブ・ヘルス/ライツへと踏む込むような構成になっています。

そこでリプロダクティブ・ヘルス/ライツにまつわるクイズで不正解だった方に、クイズ番組のように粉(食用に使う安全なものです)をかけ、リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは何かについて気づいてもらえるような構成にしています。

動画に出演した女性たちだけでなく、この動画を見ていただいたすべての方、女性も男性も含めて「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは何かについて身近に考え、議論いただけるようなものを目指しました。」

意味が分かりません。
(そもそも、こちらは誰一人として「粉を使っても安全なのか」ということについて書いていません)

いや、これはすごい。何故なら統治者の主張をここまで表したものはなかなか無いからだ。つまり、今回のこれは「問題提起のためだった」と言う。なるほど。だが、(他の人も)批判したのは「制作会社・広告会社・およびNPOの」女性に対する懲罰的な態度で、脅し文句を言いつつ一方的に責任を押し付けるということだった。さて、それに対してはどう返したか?

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは、女性が受け身なものではなく、I LADY.の名前の由来である、女性たち自身が自分自身を愛し(Love Yourself)、自分から行動し(Act Yourself)、そして自分らしい人生を自分で決める(Decide Yourself)ことができてはじめて叶えられる権利です。そのためには、男女ともにお互いを尊重し合い、そして女性たち自身が自分でも選択していく必要があります。

クソ食らえ(Go fuck yourself)

この動画では、気づきを感じてもらう手法として「実は知らない人が多い」ということをより強く知らせる方法をとりました。最後には、粉をかぶった女性たちが意志をもった表情で前に進んでいく様子を象徴的に表現しています。

マジで言っているのか?
いや、これは大マジだろう、
だからこちらも聞く。

知らせていないのは誰ですか?
「ともかく黙って産め」「産む器械」と言っている政治家は与党にも多いですけれど、それは指摘しないんですか?
これは誰にとって「楽しい」ものなんですか?
これってしばきあげ以外の何者でもないですが、本当に女性の意見を取り入れたものなんですか?
このような価値観を持ち上げているのは誰ですか?
前に進んでいるどころか後退しているようにしか見えないのですが、それは自己満足ですか?

ジョイセフは、回答をした女性に、粉かけることで現実から目をそらしたり、避妊を男性任せにしていたり、受け身になっていることで、結局は自分自身に返ってきてしまう象徴的な意味合いを込めて制作しました。望まない妊娠が多い日本で、中絶や性感染症で後悔する前に、「女性が自らのからだを大切にするため・守るため」正しい知識をもってほしい、自分自身を見つめ直してほしいという思いで制作しました。

結局女性が被害を受け続けろということですか?
正しい知識を得られる環境下にない場合はどうするんですか?
そもそも、今「身体を大切にされていない、守られていない」場合はどうするんですか?
尊重されない場合はどうするんですか?
選択ができない場合はどうするんですか?
公共の場で常に性被害に遭う危険性はどうするんですか?
それを指摘すると「お前が悪い」と言われる現状はどうするんですか?
性被害を訴えると、たちまち口封じに来る状態はどうするんですか?
性犯罪喚起の広告がほとんど自衛しろ、というものばかりなのはどうするんですか?
ストーキングされても、警察は本当にアテにできないし自治体の対応もザルすぎるのですが、そういう場合ははどうするんですか?
一人暮らしする上でものすごく危険にさらされている現状に対してどうするんですか?(実際にそれで被害者も死者も出ている)
何故、社会や政府や広告会社だけではなくNPOからも迫害を受けなければいけないのですか???

I LADY.のキャンペーンはまだ始まったばかりです。日本全国でリプロダクティブ・ヘルス/ライツの正しい認知、普及、ひいては、世界中のすべての人がリプロダクティブ・ヘルス/ライツを享受できる社会を目指して、今後ともジョイセフは努力をしてまいります。皆さまにはご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

今までは広告会社のみを批判していきましたが、リプロダクティブ・ヘルス、およびライツを妨害し、差別を助長するNPO団体ジョイセフについては、今後は徹底的に批判していくため、今後も何か動きがあった場合は批判をしていく旨をご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

返答がマジで酷すぎて本当に日本

さて、ここからがさらにひどさが加速していく。シートベルトを着用して…地獄へダイブするぞ!特にひどかった回答を重点的にピックアップしていく。カッコ内は心の声です。

Q. なぜ「新・女子力テスト」の動画を非公開にしたのか?この動画は今後も公開されないのか?

11月9日から10日にかけて、「この動画に恐怖を感じた」「女性だけが粉をかけられる画を見てとても不快だった」「粉をかけられる行為に男性からの脅迫をかんじた」という複数のメール、批判のコメントがジョイセフに届きました。
(そりゃそうだろう)
この動画を公開してからこれまで約7カ月経過していますが、動画に対する否定的なコメントを受けたのは初めてのことでした。
(つまり、同社内は確実に女性の意見を意地でも反映されないような男性上位なところなのだろう)
ハラスメントだと感じ、深く傷つく方がいらっしゃることを知った以上、
(いやそれハラスメント以上のことをやっているので)
動画を公開し続けてはならないと判断し、11月10日の夜、一旦非公開にさせていただきました。
(これって「不快に思わせてしまい」だよね?謝罪ではないよね?多分、「反省してしまったら付け上がるから」という態度だよね?これ?)
今後、この動画は、制作意図を明確にし、
(これ以上どう明確にしろと)
バージョンアップをした上で
辞めて
改めて公開していきたいと考えています。
(もう広告会社は二度とこういうのに関わらんでくれ…二次被害続出だぞ、これ)
ジョイセフは、この動画を制作した当初からの思い、この動画を通じて発信したいメッセージは変わっていません。
(ファッキングいい加減にしろゴミどもが)
男子力テストも作ってほしいと建設的なご意見も届いていますので
(いや、これ建設的か?さらに問題を隠蔽しているだろ?)
現在検討中です。
(こっちが何をしたというのか)
女性、男性ひとりでも多くの方にI LADY.キャンペーンにご理解、ご参加いただけるよう、引き続きサイトの更新、新企画の検討を続けていきたいと思います。(新企画が上がっても、今回とまた同じことをやるので、そのときは批判していくからな!)

なお、I LADY.アクティビストの中には、「粉をかけられているのは個人ではなく、『女性に避妊を自分で選び取る選択肢を与えてこなかったこれまでの性教育』に粉をかけられているのだと私は理解しています」と伝えながら、大学の学生にこの動画を見せてレクチャーしている、という方もいます。

STOP

すいません、もう無理です。
勘弁してください。
しかし、まだまだ続きます。

Q. 今回のネットや問合せで出た意見についてどう考えますか?
貴重なご意見をいただけたことにまずは感謝申し上げます。

(確かに、今まで意見を送ったのに反応ゼロ、なところが99.9999%だったからマシだけれども)

これまでにもI LADY.の動画、サイトに関して、ジョイセフは11月1日現在、1000以上のご意見をいただいております。

(おお、すごい人が送ったんだな。前回のエントリーを書ききったあと、マジで凹んでいたので送れなかったけども)

中でもとくに多かったご意見は
「これまで男性にノーと言えなかった。でもこれからは堂々とコンドームつけてほしいと言おうと思いました」
「中絶経験がある私は、もっと早くこの動画とテストに出会いたかった」
「これはすべての女の子に見てほしい。粉かけられた子はかわいそうだけど、私はそれくらいでないと、目が覚めないから」

(すいませんさっきの言葉撤回します。え………………マジ…………アレを………正しく受け取ったっていうこと…………脅迫され続けろっていう…………ことか………)

「男性にも見てほしい!男性が知るべきだと思う」
(辞めてくれ)
「医師(助産師、保健師、教員)ですが、大学の授業で学生に見せてもいいでしょうか」
(マジで、辞めてくれ)
「先日中絶手術をしました。避妊を主人任せにしていたことを悔いました。私は3人の子どもがいます。私のように中絶をしてから泣いている人をなくしたいです。こういうテストはどんどん広がるべき。頑張ってください」
(マジで、頼むから、そういうのは)
「男性にも粉かけたい!男子力テストの動画作ってください」
(それやっても、女性が一方的に懲罰を受けていることへの批判にはならないでしょ)

また、意外にも多かったのが、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツは女性だけの問題ではない。男性も知るべきことで、男子力テストや動画を作ってほしい」という男性からのコメントでした。

おそらく、次のILADY企画は「男子力テストや動画を作ったから、今回の動画の意図は正しく伝わっただろ?」になると思いますが、それをやったところで広告会社・およびジョイセフは『正しく学んだ』『正しく受け取った』(しかし、女性の尊厳はゴミ箱に捨てられる)に過ぎないでしょう。何も解決していないからね。

解決していないからね…。

だからガンガン批判していくけれども。