光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

性暴力のロールプレイは実際の性行為ではないし、犯罪を隠蔽している

(続いています)

これを書こうと思ったのは、以前小川たまかさんのnoteエントリーで「AVを実際の性行為だと思って実行している人がものすごく多くいたことに改めて絶望を感じた」ということからだった。

そこで、今回は前回書けなかった「本物っぽく見せている」「それに対するあまりにも大きすぎる代償」について書こうと思う。

「性暴力のロールプレイ」とは何なのか

ここで認識合わせをしておきたい。
・合意が無いもの
・犯罪になるもの
・それに対する注意喚起が無いもの
この3つだ。

例えば、盗撮や痴漢は合意が無い。相手が嫌だと言うのに襲う、酔わせた上で行為に及ぶAVは数多くあるが、これらは全て合意が無い、という演技をしている。かなりの数にあがるんじゃないのか?痛いと言っているのに辞めないとか。

犯罪になるものだが、これはあまりにも数が多すぎる。「同意が無い上での性交渉」は企画もの、ナンパものなどでもあるが、例えば国外からも児童ポルノ扱いされた「18歳以上の出演者が出ているそれっぽいもの」。

事実上、18際以下が出演していた着エロ類は大手配信サイトから撤去されたが、それは「マズいから」であって、実際に「18歳以上の出演者が出ているそれっぽいもの」に対しては
「※この作品の出演者は18歳以上です」
という但し書きが一応はある。
(そういうものほど身長が低いことをしきりにアピールしていて、引く)

しかし、そのような作品のレビューを読むと「本当に中学生にしか見えなくて興奮した」というのが多数書いてある。昨日、記事を書きながら「心が折れそう」と書いたのは、あまりにもカジュアルに消費されすぎているのを改めて直視して、100件近く読んだ時点で気持ち悪くなってしまったからだ。多分探せばもっとある。

「注意喚起が無い」についてだが、これは大体の作品に当てはまると思う。避妊の推奨についてもだ。実はSODが昔これをやっていたが「性病にかかるから」であって、人道的観念からではなかったような気がする。

当たり前だけれども、AVにせよ性暴力のロールプレイにせよ、必ず男優は避妊具をつけている。それはモザイクで隠れているけれども。だけれども、それ以上に「中出し」「ナマで」と謳っている作品が、性暴力のロールプレイをしている作品以外でもかなり多く観られる。そうした価値観が蔓延してしまい、それをぶつけられるのは誰か?生身の人間だ。

日本の性犯罪は、日本のミソジニー(と権力)に起因するものであり、性暴力のロールプレイなどもそれに加担している。

「本物っぽく見せている」ことについて

ここで「性暴力のロールプレイ」でどのような反応があった、と紹介しようと思ったけれども、その時点で1週間近く全く書けなくなってしまった。途中まで順調にスラスラと書けていたのがウソのようだった。

だってさあ、「本当に中学生にしか見えなくて興奮した」みたいなコメントが数多くあったんだよ。これがマシに感じられるくらいにひどいものももっとあった。それもものすごくだよ。数え切れないくらいに。それを、ここで取り上げられると思うか?できなかった。

「本物っぽく見せている」のは、何も演じている人や職業や制服、嫌がっているのに感じてしまうだとかシチュエーションだけではなくて「暴力や違法行為を合法に見せかけている」ということであり、それが性暴力のロールプレイの一番大きな代償ではあるよ。

そういう場合に
「ミステリはどうなのか」「じゃあ殺人はどうなのか?」
と言う人はある一定いる。

ダメだろ。

「スナッフ」という映画が40年ほど前にあって、実録殺人映画、ということで当時話題になった。けれども、あれは元々お蔵入りになった低予算スラッシャー映画の最後に殺人シーン(演技)を追加した、というのが本当のところだからね。実際にそれをやったら、流通どころじゃなくなる。元の映画の過程で強要や暴力があったら、それもアウトだ。
(もっとも、この映画を売り出すために制作会社側がニセの抗議者を送り込んだら、本物の抗議団体も参戦してきたというどうしようもない事態になったがそれはまた別のお話)

演技でも、それが強要であったり、「それを合法に見せかける」ということは悪、という基本認識がまずある、ことが前提であって、それが守られない限りは話したくはない、というのが正直なところだ。

それではどうすればいいのか

じゃあ、どうするのが望ましいのか?

信念のない規制ならば、事態は悪化するだろうと思う。だからといって何もするな、と言うことにはならないけれども。

例えば、ちょんの間が一斉摘発され、たまに風俗経営者が逮捕されるのはある意味見せしめであったり、「街を表向きにクリーンにする」という意味合いのほうが強いように思える。決して人権を守るためにやっているわけではない。警察だから。

だからと言って、今の現状維持がいいとは全く思えない。大手アダルトサイトから確かに未成年着エロは消えたけれども、相変わらず性暴力のロールプレイ作品は数多く配信されているし、注意書きは「出演者は18歳以上」ということだけしか無い。それは保身だよね。法律は守っているからいいでしょ?ということだろうけれども。

でも、そのようなコンテンツの生産者や消費者が性犯罪事件が起きた時に被害者を攻撃しているんだよ。少なくない数がだよ。あ、「全ての男性がそうではない」ってことは聞きたかないよ!これはどういうことを意味しているのだろうか?

「性暴力のロールプレイが直接犯罪に結びつくケースもあるし、そうでなくてもそういうコンテンツの生産者/消費者が加害的な態度を振る舞うようになる」
「批判を権力に向かわせない」

これじゃないかな?

例えば、「痴漢冤罪」。これは明らかに司法が問題なのは分かっている。取り調べとか、有罪率90%超えの捜査の杜撰さとか。
ところが、それも全部「フェミニズムが悪い」ということにされてしまっている。あとリベラル。奴らは全部おっ被せてくることだけしかしないからね~。

今や、痴漢冤罪を持ち出す人を「ひょっとして、お前はそれを性暴力を否定するための伝家の宝刀だと思っていないか?」と警戒してしまっているのは、そこにある。
そういう人ほど他の冤罪事件については微塵も興味が無いし関心が無い。権力と一体化したか、あるいはそうなりたいと思っているか。そうでないと、そのようにはとても言えないよ。
(痴漢冤罪を「ネタ」にしたアダルトコンテンツは数多くある。面白半分で痴漢冤罪で捕まった男性が復讐する…という内容のものだけれども、それよりも痴漢、いや性暴力の方が暗数も含めて多いよね)

結局、全てそこに行き着くんじゃないのだろうか?
今出来ることは、性暴力のロールプレイを否定していく、ということだと思う。
あとはネタにすることを否定する。
それだと思う。

性暴力の「消費」が「被害」より先に出てきてしまう社会について

前置き

※この記事は、具体的な性暴力に関する内容について記載・引用しています。あらかじめご了承ください。

これはかねがねから懸念していたことだ。例えば、通勤で仕方がなく使っている東急線…(そう、あの悪名高き「(女の)化粧はみっともない」広告が今でも貼られているあの東急線である)…にせよ、鉄道会社は女性に冷淡だ。「そういう意図はない」とか聞きたくない。中吊り広告にせよ、安全にせよ、冷淡だ。

一番冷淡なのは「痴漢・盗撮被害」についてだろう。基本的に全部自衛丸投げであるから。そりゃあ、「痴漢は犯罪です」という定型文はあるし、監視カメラはつけている。が、姿勢としては自衛を一方的に呼びかけるものが非常に多い。それを論じる際にも、何故かジェンダー関係者のところをすっ飛ばして持論を述べたりする人に行くのも地獄である。

性暴力の消費行為がもたらすもの

ところで、AVで「性暴力」というと何を思い浮かべるだろうか?リアルな暴力?それとも虐待?あるいはバッキー事件?それもあるが、望まない性交渉、痴漢や盗撮なども性暴力だ。「相手の意思を無視して踏みにじる」ことが暴力であれば、それらは性暴力だ。

ところが、まずそれらを検索して出て来るのは何か?アダルトビデオだ。そういうコンテンツだ。もちろん、これは全部演技の上で成り立っていて、「あくまでフィクションである」ことが前提に成り立っている。しかし、検索して先に出てくるのが『性暴力の支援』を求めるものではなく、『性暴力を美化したもの』しか出てこない。つまり、性暴力の「消費」が「被害」より先に出てきてしまう。それも圧倒的にだ。

例えば、数日前「実在する番組のカメラクルーになりすまして女性に性暴力を奮った」という事件が起きた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161205-00000049-nnn-soci

『容疑者は、実在するテレビ番組のスタッフと偽り、「撮影に協力してくれませんか」「もう少し露出しないとギャラもらえないよ」などと声をかけ、わいせつな行為をしていたという。容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めている他、余罪についてもほのめかしていて、警察はさらに調べることにしている。』

しかし、この手の手法はアダルトビデオでありがちなものだ。そこで出て来る職業は多種多様(女子高校生、大学生、職業別、人妻など)であれ、パターンは「テレビ番組・雑誌のインタビューだとして連れ出し、謝礼で釣って最終的に行為に及ぶ」というものになる。無論、そういう設定でロールプレイであるが、何故かそういう作品に限って「※実際に行うと犯罪です」だとか「※全てフィクションです」というものが無い。

では、アダルトビデオがこのような性犯罪に駆り立てたのか?それは分からない。それがなくても、日本は既にミソジニーで成り立っている国だから。だが、そういう価値観を形成しているか?強化しているか?YES。

これはどういうことなのか?

性暴力ロールプレイがもたらす影響

性暴力のロールプレイは、性行為の強要や痴漢、盗撮モノなどいろいろあるにせよ、全てまとめて言えることは
・容易にアクセスできる
・その影響を過小しすぎている
ことだ。

・容易にアクセスできる
全て例に挙げたものは、探せばすぐにアクセスできてしまう。レンタルビデオ店でも、それは同様だが、ストリーミング配信によりさらに見つけやすい速度が上がってきたように思える。そして、アクセス「できてしまう」というのは国内に限った話ではない。

業界も海賊版対策をしているとはいえ、それ以上に海外に流出しまくっている。つまり、「消費しても毀損してもいい」というイメージだけがどんどん先行していて、それを後押ししているのが現状だ。クールジャパンよりも浸透しているだろう。それは悪い意味でだが。「海賊版は犯罪です」だけしか言わず「このような行為を真似するな」とは言わない以上、残念ながらこの流れはまだ止まらないだろう。

・影響を過小しすぎている
上でちょっと書いたが、「望まない性交渉は犯罪で、性犯罪は性犯罪だ」というものが全くない性暴力のロールプレイを推し進める、ということは端的に言うと地獄そのものだ。ヘル日本。

何故日本では「痴漢」がものすごく多いのか?アダルトビデオの一つのジャンルになってしまっているのか?何故性暴力と認識されないのか?それは「性暴力のロールプレイは悪いことではない」という認識が時間をかけて根付かされてしまったからだろう。

それではどうすればいいのか

「規制すればいい」とは一言も言っていない。上が規制をするのは様々な理由がある。天下り先を作りたい、仕事をしたことにしておきたい(実際に仕事をしたこととはまた別)、みかじめ料を貰いたい。が、そこに「人権を侵害しているから」というのはまず無い。ましてや、もし警察やショップなどにAV女優の情報を管理させる、ということであれば間違いなくひどい二次被害が起きる。だって警察だよ?このブログを普段読んでいるみなさまならおわかりの通り、警察がどれだけひどいことをやってきたか、ということを考えると絶対に任せられないからね?

しかし、何もしないのは間違いだ。「業界はクリーンです」という嘘を流し続けて、バレたらしれっと削除、過去に国家レベルで行った「従軍慰安婦(Sex Slave)」のことを矮小化する業界側をほおっておくと、今と同じことを続けるだけだ。「法律に違反していない」からといって、抜け道を作る人がどうして人道のことを考えられよう?

(続きます)

みなさんが読まなくても良いように(あるいはリンクが削除されている可能性があるので)ILADYの謝罪文を読んでみました

こちらも読んでね:http://bonbon-dancin.hatenablog.com/entry/2016/11/11/立ち上がれと権力者は言う。そうじゃねえ。殴

(ILADYの企画・動画、およびそれを紹介した記事に対する批判です)

というわけで、前回書いた記事から数日経過しましたが、謝罪文(らしき)ものが掲載されました。ここを読んでいるみなさんもご存じの通り、企業・団体による謝罪文というのはあくまでも「謝罪はまずしていない」「とりあえずこれで落ち着こうという手打ち」であるわけです。というか、「お詫び」も「申し訳ございませんでした」すらも無い謝罪文って、何。保身?当然、そういう姿勢のものはバシバシ批判していきますよ。

釈明が酷すぎてマジで日本

ILADY.キャンペーンと「新・女子力テスト」の動画について
http://ilady.world/about_movie

今回、オンライン上の一部のSNSで話題に取り上げられている「新・女子力テスト」の動画は、このキャンペーンと動画を見ていただいた方に「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」について興味をもっていただくことを目的としています。

前回、ここを徹底的に批判したのはリプロダクティブ・ヘルス、およびライツ動画の「男性が抜けている」「女性への懲罰を一方的に強いる」という姿勢でした。問題に間違えたら粉をかける、ってバラエティ番組の罰ゲームじゃねえんだからさ、本当に人の生死にに関わっているわけですし。そこに対する反省は…当然!ありませんでした!結論から言うと…非常に日本的なものでした。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という言葉もまだほとんど知られていないこともあり、一般的にもよく使われる「女子力」という言葉を入り口として、自分の身体・健康について考える力を「真の女子力」と定義してこの「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」について理解を深めていただけたら、という思いのもとに企画が始まりました。

ああ、ダメだわ~、これダメだ、うん、これ話通じないよ。SNSなら即ブロックしている。すいません、もう無理です。

これ、過去に紹介した話だけれども、日本の「女子力」は「ガールパワー」とは違う。ガールパワーは不正だとか不平等を指摘し抵抗し、戦っていく、というものであったが、女子力は「飲み会でサラダを(男性に)取り分ける」ことで成り立っている、というツイートがあったけれども、まさにそれなんですよ。

真の女子力だって?
そりゃあ…安倍政権の意図を正しく読み取れってことじゃないのか?

動画の中にご出演いただいた女性には、クイズという形をとってはじめは一般的な「女子力」に関する質問を投げかけ、徐々に質問の内容が身体・健康、そしてリプロダクティブ・ヘルス/ライツへと踏む込むような構成になっています。

そこでリプロダクティブ・ヘルス/ライツにまつわるクイズで不正解だった方に、クイズ番組のように粉(食用に使う安全なものです)をかけ、リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは何かについて気づいてもらえるような構成にしています。

動画に出演した女性たちだけでなく、この動画を見ていただいたすべての方、女性も男性も含めて「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは何かについて身近に考え、議論いただけるようなものを目指しました。」

意味が分かりません。
(そもそも、こちらは誰一人として「粉を使っても安全なのか」ということについて書いていません)

いや、これはすごい。何故なら統治者の主張をここまで表したものはなかなか無いからだ。つまり、今回のこれは「問題提起のためだった」と言う。なるほど。だが、(他の人も)批判したのは「制作会社・広告会社・およびNPOの」女性に対する懲罰的な態度で、脅し文句を言いつつ一方的に責任を押し付けるということだった。さて、それに対してはどう返したか?

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは、女性が受け身なものではなく、I LADY.の名前の由来である、女性たち自身が自分自身を愛し(Love Yourself)、自分から行動し(Act Yourself)、そして自分らしい人生を自分で決める(Decide Yourself)ことができてはじめて叶えられる権利です。そのためには、男女ともにお互いを尊重し合い、そして女性たち自身が自分でも選択していく必要があります。

クソ食らえ(Go fuck yourself)

この動画では、気づきを感じてもらう手法として「実は知らない人が多い」ということをより強く知らせる方法をとりました。最後には、粉をかぶった女性たちが意志をもった表情で前に進んでいく様子を象徴的に表現しています。

マジで言っているのか?
いや、これは大マジだろう、
だからこちらも聞く。

知らせていないのは誰ですか?
「ともかく黙って産め」「産む器械」と言っている政治家は与党にも多いですけれど、それは指摘しないんですか?
これは誰にとって「楽しい」ものなんですか?
これってしばきあげ以外の何者でもないですが、本当に女性の意見を取り入れたものなんですか?
このような価値観を持ち上げているのは誰ですか?
前に進んでいるどころか後退しているようにしか見えないのですが、それは自己満足ですか?

ジョイセフは、回答をした女性に、粉かけることで現実から目をそらしたり、避妊を男性任せにしていたり、受け身になっていることで、結局は自分自身に返ってきてしまう象徴的な意味合いを込めて制作しました。望まない妊娠が多い日本で、中絶や性感染症で後悔する前に、「女性が自らのからだを大切にするため・守るため」正しい知識をもってほしい、自分自身を見つめ直してほしいという思いで制作しました。

結局女性が被害を受け続けろということですか?
正しい知識を得られる環境下にない場合はどうするんですか?
そもそも、今「身体を大切にされていない、守られていない」場合はどうするんですか?
尊重されない場合はどうするんですか?
選択ができない場合はどうするんですか?
公共の場で常に性被害に遭う危険性はどうするんですか?
それを指摘すると「お前が悪い」と言われる現状はどうするんですか?
性被害を訴えると、たちまち口封じに来る状態はどうするんですか?
性犯罪喚起の広告がほとんど自衛しろ、というものばかりなのはどうするんですか?
ストーキングされても、警察は本当にアテにできないし自治体の対応もザルすぎるのですが、そういう場合ははどうするんですか?
一人暮らしする上でものすごく危険にさらされている現状に対してどうするんですか?(実際にそれで被害者も死者も出ている)
何故、社会や政府や広告会社だけではなくNPOからも迫害を受けなければいけないのですか???

I LADY.のキャンペーンはまだ始まったばかりです。日本全国でリプロダクティブ・ヘルス/ライツの正しい認知、普及、ひいては、世界中のすべての人がリプロダクティブ・ヘルス/ライツを享受できる社会を目指して、今後ともジョイセフは努力をしてまいります。皆さまにはご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

今までは広告会社のみを批判していきましたが、リプロダクティブ・ヘルス、およびライツを妨害し、差別を助長するNPO団体ジョイセフについては、今後は徹底的に批判していくため、今後も何か動きがあった場合は批判をしていく旨をご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

返答がマジで酷すぎて本当に日本

さて、ここからがさらにひどさが加速していく。シートベルトを着用して…地獄へダイブするぞ!特にひどかった回答を重点的にピックアップしていく。カッコ内は心の声です。

Q. なぜ「新・女子力テスト」の動画を非公開にしたのか?この動画は今後も公開されないのか?

11月9日から10日にかけて、「この動画に恐怖を感じた」「女性だけが粉をかけられる画を見てとても不快だった」「粉をかけられる行為に男性からの脅迫をかんじた」という複数のメール、批判のコメントがジョイセフに届きました。
(そりゃそうだろう)
この動画を公開してからこれまで約7カ月経過していますが、動画に対する否定的なコメントを受けたのは初めてのことでした。
(つまり、同社内は確実に女性の意見を意地でも反映されないような男性上位なところなのだろう)
ハラスメントだと感じ、深く傷つく方がいらっしゃることを知った以上、
(いやそれハラスメント以上のことをやっているので)
動画を公開し続けてはならないと判断し、11月10日の夜、一旦非公開にさせていただきました。
(これって「不快に思わせてしまい」だよね?謝罪ではないよね?多分、「反省してしまったら付け上がるから」という態度だよね?これ?)
今後、この動画は、制作意図を明確にし、
(これ以上どう明確にしろと)
バージョンアップをした上で
辞めて
改めて公開していきたいと考えています。
(もう広告会社は二度とこういうのに関わらんでくれ…二次被害続出だぞ、これ)
ジョイセフは、この動画を制作した当初からの思い、この動画を通じて発信したいメッセージは変わっていません。
(ファッキングいい加減にしろゴミどもが)
男子力テストも作ってほしいと建設的なご意見も届いていますので
(いや、これ建設的か?さらに問題を隠蔽しているだろ?)
現在検討中です。
(こっちが何をしたというのか)
女性、男性ひとりでも多くの方にI LADY.キャンペーンにご理解、ご参加いただけるよう、引き続きサイトの更新、新企画の検討を続けていきたいと思います。(新企画が上がっても、今回とまた同じことをやるので、そのときは批判していくからな!)

なお、I LADY.アクティビストの中には、「粉をかけられているのは個人ではなく、『女性に避妊を自分で選び取る選択肢を与えてこなかったこれまでの性教育』に粉をかけられているのだと私は理解しています」と伝えながら、大学の学生にこの動画を見せてレクチャーしている、という方もいます。

STOP

すいません、もう無理です。
勘弁してください。
しかし、まだまだ続きます。

Q. 今回のネットや問合せで出た意見についてどう考えますか?
貴重なご意見をいただけたことにまずは感謝申し上げます。

(確かに、今まで意見を送ったのに反応ゼロ、なところが99.9999%だったからマシだけれども)

これまでにもI LADY.の動画、サイトに関して、ジョイセフは11月1日現在、1000以上のご意見をいただいております。

(おお、すごい人が送ったんだな。前回のエントリーを書ききったあと、マジで凹んでいたので送れなかったけども)

中でもとくに多かったご意見は
「これまで男性にノーと言えなかった。でもこれからは堂々とコンドームつけてほしいと言おうと思いました」
「中絶経験がある私は、もっと早くこの動画とテストに出会いたかった」
「これはすべての女の子に見てほしい。粉かけられた子はかわいそうだけど、私はそれくらいでないと、目が覚めないから」

(すいませんさっきの言葉撤回します。え………………マジ…………アレを………正しく受け取ったっていうこと…………脅迫され続けろっていう…………ことか………)

「男性にも見てほしい!男性が知るべきだと思う」
(辞めてくれ)
「医師(助産師、保健師、教員)ですが、大学の授業で学生に見せてもいいでしょうか」
(マジで、辞めてくれ)
「先日中絶手術をしました。避妊を主人任せにしていたことを悔いました。私は3人の子どもがいます。私のように中絶をしてから泣いている人をなくしたいです。こういうテストはどんどん広がるべき。頑張ってください」
(マジで、頼むから、そういうのは)
「男性にも粉かけたい!男子力テストの動画作ってください」
(それやっても、女性が一方的に懲罰を受けていることへの批判にはならないでしょ)

また、意外にも多かったのが、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツは女性だけの問題ではない。男性も知るべきことで、男子力テストや動画を作ってほしい」という男性からのコメントでした。

おそらく、次のILADY企画は「男子力テストや動画を作ったから、今回の動画の意図は正しく伝わっただろ?」になると思いますが、それをやったところで広告会社・およびジョイセフは『正しく学んだ』『正しく受け取った』(しかし、女性の尊厳はゴミ箱に捨てられる)に過ぎないでしょう。何も解決していないからね。

解決していないからね…。

だからガンガン批判していくけれども。

立ち上がれと権力者は言う。そうじゃねえ。殴ってくるのを辞めさせるために立ち上がる。

本当は、選挙で起こってしまった結果に対することについて書きたかった、それは消え失せてしまった。

これだよ!
(閲覧注意)
https://youtu.be/I-8DcSvkyiY

そして、その広告を作ったのは誰か…!言わんでも分かるよね!Dで始まってUで終わる…電通だよ!

http://dentsu-ho.com/articles/3775

見てよ。トランプの女性に対する言動と今の自民の女性に対する言動をミックスして漂白して政策に取り入れました、という内容だから。

「(結婚と仕事の両立について)本来、働く働かない、産む産まないに限らず、自分の望む生き方をすることは自由なはずです。しかし、無意識に選択肢を削っている女の子が多くいます。」

無意識に
選択肢を
削っている
女の子

うっぁ~・・・これ、自民党が読んだらめちゃくちゃ踊って喜びそうな文章だな。おい!もちろん、このブログを読んでいるみなさんならおわかりだろうが、選択肢を意図的に削っているのは政府だ。時の権力者だ。WHERE IS MEN?男性はどこにいる?これを読んでほくそ笑んでいるだろう。

「そして、例えば全てを希望通りにかなえている人は、経済的に恵まれていたり、スーパーウーマンだったり。日本は、普通の女の子が当たり前に選択肢を削らずにすむ社会になっていないのかもしれないことに気付きました。」

だったら、制度を作るなりさ、貧困を基金で解消しますというふざけた政策はさっさと廃止して、生きやすくなるためにもありとあらゆるハラスメントを厳しく取り締まったりさ、安全でいられて、守られるシステムをちゃんと作って、なおかつ資金面でも経済面でも精神面でも安定できるようなことがあれば選択肢は増える…が!そういうことは!政府と密接な!広告会社がするわけが無いよね!!!!こういう広告を投げ入れてくるのが!仕事だからね!

そして、当該のプロジェクトが

「恐怖訴求ではなく、押しつけでもなく、フェミニズムでもなく、オシャレに楽しく「気付く」ことができるキャンペーンをプランニングしました」

だそうな。


https://youtu.be/I-8DcSvkyiY

これを見た後の気づきって何か?死ぬまで権力や男性に懐柔させられます、っていうことか?

動画の内容は…もう言いたくもねえ。観て、そのヒドさを実感してくれ、と言うしか無い。体調が悪くなる可能性があるかもしれない。実際そうなった。気だるさと涙が止まらない。こっちが何をしたって言うんだよ?何もそこまでやることはねえだろ?ここまでひどいとさ。もう言うこともねえ。もう…何も言えねえよ…。

本来は動画、およびプロジェクトだけについて取り上げようと思ったけれども、これを取り上げた記事についても批判したい。容赦をするつもりは一切ない。

https://ciel-fashion.jp/archives/28989

「みなさんは自分にどのぐらい女子力があると思いますか?毎日お弁当を作ってる、常に綺麗なネイルにしてる、持ち物はかわいい物でそろえている…などなど。女の子として頑張っている方も多いと思います。でも日本の女性の女子力は世界でもかなりの低レベルだったんです!」

控えめに言っても…殺す気か!!!いきなりこれだぞ。殺す気か!!!!!オイ!政府の女性活躍推進ブログで「キャラ弁を作りましょう!」とやっただろ!自治体が「防犯ネイルで(性犯罪から)自衛しましょう」と言ったのがものすごく批判されただろ!

あとはもう、若いうちは性的対象になるのをありがたいと思え、そうでなければ人間じゃない、賃金は低い、陣痛は黙って耐えろ、あといろいろ黙って耐えろ、被害を受けてもぐっと耐えろ、とやられているだろ!いるんだよ。

女子力が低い、という戯言じゃなくて「女性の人権というものが、ともかく、ひたすらに、否定されている」んだよ!殺すつもりでやってきている。

「家事ができたり、メイクやオシャレを頑張っていたりするのとは違う"新・女子力"、ちょっと考えさせられましたよね。」

日本のセクシズムについて絶望するだろうよな!軽く死にたくなったくらいだから。

「日本では妊娠や出産が死と結びつく考えが途上国に比べて軽薄。」

途上国を利用して~!政治主張するということが〜!露骨に差別ですよ〜!

そうでなくても、DVや殴ってくるような連中はそんじょそこらにいるけれども…。

「日本の女性はそういった部分についての知識が浅く、先進国では最下位レベルなのだそう。」

上 が 男 性 し か い な い か ら。
なにせ、「女性の活躍を推進しよう会議(仮)」みたいなものが
男 性 し か い な い
政治家の発言とか、知識人、コメンテーター、芸能人がいかに性犯罪を援護し、一方的にいろいろなものを押し付け、棄損し、あまつさえには暴力をふるってきたか。

「"I LADY"はそんな日本の女性が、世界の女性が、心身ともに健康で輝いていられるよう活動を行っています。」

SHINE!輝いているほど死んでいるよな!邪悪なほどに輝いている…。

「よく考えたら、未だに男女で賃金の差もあるし、産休後仕事復帰するのも難しい、家事は女性がやるものとしているところもありますよね。国会議員だって男性の方がはるかに多いのです。」

ここでちょっとはまともになっただろう、と思わせる内容だ。無論、そんなことはなくさらに邪悪になって跳ね返ってきた。「差別するつもりはないが」は差別だ。これから持論を言う、というのは100%差別なように、本当にひどい内容だった。

「完全に男女平等が必ずしも良いとは限りませんが、ジェンダーに対する潜在意識からまだまだ女性が一歩引いて考えなければならない部分が多いと思います。しかし、私たちはみんな対等です。」

きぇぇぇぇぇぇ!おい!平等が良いとは限らないって、それ差別主義者とか権力者が言う言葉だろう!

それと「殴ったけれども、それは愛しているからなんだ」と何が変わらない?同じだろ?同じだろ~~~~~!?

「女性に引いて考えさせている」のは男性だろ?潜在意識を推し進めているのは広告会社であり、大企業であり、政府であり、この社会だろ?こんなに漂白された平等が、それほど権力者にとって都合がいいのかよ!いいのか!ええ?

「(セックスについて)彼に避妊を求めることができていますか?話題にするのも恥ずかしい、嫌われるかも…という人もいるかもしれませんが、もし予定せず妊娠してしまったらどうしますか?自分の身体は自分で守らなければなりません。せひ彼とセックスについて話し合ってみてください。」

WHERE IS MEN

これ

WHERE IS MEN?

あのさ…これ…本当に言いたいんだけれども…
「拒否権」というのが一切無いし、「自分の身体を守れない」時はどうするんだ?DVだとか強要された場合は?デートレイプは?ケアは?団体への電話番号や連絡先は?もし、話すことを拒否されたら?
という、危機感が本当に存在しない。漂白されている。WHERE IS MEN?

「日本の男女平等の考えはどんどん浸透してきています」

No

エイズの国に行ってらっしゃい」や裸が平気でテレビで流れなくなったとはいえ、うな子、エロが女体から絵にシフトしていったし、法律も政策もなにゆえに浸透していっていると言えるのか…

「女性もどんどん自立しなければいけなくなるということ。これはいいチャンスです。今こそ女性が立ち上がるとき!真の女子力を磨いて、内側から輝く女性を目指しましょう。」

Yahooニュースで、元新聞記者の日本人男性に「日本のなでしこよ、たちあがれ」と言われても「永遠に黙っていろ」と悪態はつけるけれども、こういうやり口はさ、ただただ、ひどいよ。本当に。

あとは、もう言いたくもねえ。

今は泣きてえ。涙もそのうち枯れたら、大きな力と戦って行くために、それぞれが良い方法でやっていこう。

でも今だけは泣きてえ

企業や自治体や政府は学んでいる(より狡猾になるために)

はい、この記事が嫌になるほどRTされまくってきたわけですが、記事の内容はそれ以上嫌になるものでした。以下引用。

「セクハラCM」炎上中
価値観の多様化見逃す
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08858620X21C16A0TZD000?channel=DF260120166504

「女性の美しさの表現を巡っては、不快に思う人は昔からいたと思うが、それが今はツイッタースマートフォンの普及で届くようになった」

WAO~、また出た「不快」!人権侵害も「女は肌見せるな」も「25歳以上は女じゃない」も「化粧はしろ、スッピンは汚い」「でも公共の場所でするな」「女を捨てるな」「でも自意識過剰になるな」も全部「不快」にひとまとめにするつもりだし、そもそも昔から訴えてきたのに歴史を修正しているのはあんたがたですよ。(教授はそういう役割を担っているというだけの話)てめえらのゴミ箱じゃねえんだっつうの。

 「良い側面は、弱者の声が社会に届きやすくなること。(略)これまで泣き寝入りしていた消費者が企業に制裁を加えられるようになったし、企業も『こういうことをしてはけない』と考えるようになる。」

TOSHIBAって今どうなっているっけ…。
東電も他の大企業もそうだけど)

「悪い側面は、ミクロとマクロの視点がある。ミクロの視点の問題は、個人攻撃になった場合、その人の人生に多大な影響を与えてしまうことだ。マクロの視点の問題は、炎上を恐れるあまり、ネット上の情報発信や議論が萎縮してしまうことだ。例えば集団的自衛権など重要なテーマであればあるほどネット上で議論ができなくなってしまう」

いや、集団的自衛権について「支持しないやつは非国民!」「デモに参加しているやつは日当貰っている!」と言っているやつらに生存権握られているんだけど…。そういうやつとは議論できねえだろ、するつもりもないが。

新聞社などが元新聞記者のことを中傷記事書いて個人攻撃をした時に、あんた何やっていました?慰安婦支援団体に爆破テロの脅迫状が届けられた時、何言っていました?今回みたいな戯言をぬかしていたのか?

「大衆による表現の規制は厳しい。インターネットでは少数派の過激な意見がものすごいパワーを持ってしまう。とがった表現をすると、必ず不快に思う人はいる。それをすべて規制すると、多様性が失われ長期的には企業や個人が競争力を失っていく。経済にも負の効果を与えることになる。ただし、明らかな性差別やセクハラについては話が違う。過去の事例から学び、社会が変わっていく必要がある」

そういうパワーがあったら欲しい。無いからここまで言いくるめられるんだよ…。というわけで、ここまで読んできて教授の目的が分かってきた。

つまり「明らかな性差別(というのは良く分からない、日本の性差別があまりにもひどすぎて何のことを指しているかが分からないからだ)のみ批判されるべきであって、そうすることにより社会が変わる」という、いつもの「本当の問題」論者だった。

社会は変わっている、それも悪い方に。

日本企業や個人が競争力を失っているのは、もう権力だけが一方的に有利になるだけで、そのため人権を国内国外で侵害しまくっているから。

少数派の意見は尊重されていない。
いればこんなことにはなっていない。

規制はされていない。どころかダダ漏れだ。(日本のトップクリエーターもどこもそうだろう)

例えば、HISの「東大美女を飛行機同伴の格安ホステスに!」企画における東大とHIS側の謝罪後の言い訳は最悪そのもので(「子供に勉強を教えられる」って、あまりにもアホすぎるので、こちらを萎縮させるためにやっているのか、と思ったよ)、そして東大では性暴力事件が起きたものの、なんとなくなかったことにしようとしている。HISと東大には多様性が無いし、それは他の大学でも大企業でも無い。例え、それがグローバル企業であっても、日本支部はともかく多様性が無い。(LINE執行部員の過去発言、ワーナー日本支部のTwitterアカウント発言、ナイキジャパンが渋谷区と手を組んでホームレス排除などあげればキリがない)

事例からは学んでいない。
いや、学んではいるが「これで注目を集めることに成功した」という方に学んでいき、そういうものばかりが上にたつようになる。(止めようとしたものは感謝はされることはないし、おそらく昇進は無いだろう)

 「まず炎上しやすい話題を知っておくこと。性別、宗教、政治、格差などの話題は炎上しやすい。SNS(交流サイト)を使う上でのルールや、ユーザーの特性も知っておいた方がいい。また企業がSNSを活用する場合には、複数人でチェックできる体制が必要だ。1人で情報発信を担うと、ふとした瞬間に暴走してしまうことがある。ガイドラインの作成や、非正規社員を含めた幅広い教育も重要だ」

うん、これ非正規社員に押し付けて逃げる気満々だよね。そうだよね。そうとしか読み取れねえじゃねえか!

そして、書いている時にタイムリーな話題がちょうど来てしまった。本来ならもっと早く上げる予定だったのに、おめえらが余計なことをするから長引くんだよ!こっちだって時間を削って書いているというのに!

Simon Wiesenthal Center Urges Producer and Sony Music to Apologize over the use of Nazi-themed Costumes by Japanese Girls Group, “Keyakizaka46”
http://www.wiesenthal.com/site/apps/nlnet/content.aspx?c=lsKWLbPJLnF&b=8776547&ct=14928375¬oc=1

読んでみると「これ、日本国内は無理やり騙し通せても、これは不快感どころの話じゃないくらいヤバい話でしょ」という内容のものだった。

The Simon Wiesenthal Center expressed its disgust over the use of Nazi-themed uniforms donned by a girl’s music group “Keyakizaka46” at a recent performance in Japan.
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3873790/Japanese-girl-band-cause-outrage-dressing-NAZI-style-outfits.html

「SWCは、「欅坂46」(日本の音楽グループ)の最近のコンサートにおけるナチスモチーフの制服に対し、嫌悪感を表明している」

“Watching young teens on the stage and in the audience dancing in Nazi-style uniforms causes great distress to the victims of the Nazi genocide.”

「未成年がステージでナチスのユニフォームを着て踊る行為は、ナチスによる虐殺の被害者を愚弄し、苦しめるものだ」(無論、名指しで秋元を批判している)

Even if there was no harm intended by the group, that performance cheapens the memory of victims of the Nazis and sends the wrong message to young people in Germany and other countries where neo-Nazi sentiment is on the rise.”

もしもこれが意図的でなくてもナチスによる被害者の過去の記憶を貶め安売りする行為であり、ネオナチが再び台頭しようとしているドイツ、そして他の国々の若者へ間違ったメッセージを伝えている」

サイモン・ウィーゼンタール・センター(以下IWC)は名指しで秋元を批判しているし、「ネオナチが再び台頭しようとしているドイツなどの若者に間違ったメッセージを植えつける」と批判しているし、「問題はない、単なるデザイン」「誤解だ」などそういう類のものを全部英訳して送りたいくらいだ。

秋元がこういうことをやったのはこれが最初では無い(秋元が構成作家やっていた番組もひどいし、歌詞はひどいし、『Glee-グリー-』が1ミリも分かっていないし、天皇奉納ソングを作っている)。さて、件の炎上の専門家は何を言っていたか?

 ――炎上したときの企業の対処方法は。
 「すぐ反応したり、反論したりする必要はない。ツイッターでどれだけつぶやかれても企業には何の影響もない。事実関係を社内で確認しておくくらいでよいだろう。」

事実、ソニー・ミュージックの担当者はBuzzFeed記事によると

欅坂46ナチス風衣装にユダヤ人権団体が嫌悪感 秋元康氏とソニーミュージックに謝罪求める https://www.buzzfeed.com/eimiyamamitsu/keyakizaka46?utm_term=.gyqkaaEAYe

SWCの発表を受け、11月1日に取材したところ、ソニーミュージックの広報は「担当者が1週間、別の案件にて会社に戻っていないためコメントができない」と説明。SWCの声明に対してもコメントはしなかった。

終わり過ぎて終わっているな…
結局、本日時点で謝罪っぽいものが出ていたが、あんなのは謝罪でも何でもねえよ。英語すらないし。

つまり、何故批判されたかがわからないから隠す方向にしか行かず、ああいう「正式な意図が伝わらず」「不快に思わせてしまったことを」「お詫び申し上げます」という謝罪になっていない謝罪が何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(もうちょっと続くので先が読みたい方はスクロールしてください)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(まだまだ続きます)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(これくらいウンザリしています)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(英語で謝罪文を出そうと思えば出せるのに、それをしないということはそういうことなんです)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も(そろそろ終わる)何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も出て来るのだろう。

最近思ったこと3連発

スイッチが切れてしまい、ここんところまともに長い文章を書けなくなってしまった。
(あと、書こうと思っていたことをミスで消してしまい、やる気がなくなったというのもあった)記事にしようと思ったけれども、それほど長くならなかったものをまとめて書きます。つながりはあったりなかったりします.

若い女性が得、それって完全に男性目線

「若い女性が得をして見える」というのは、そもそもが男性目線でしかないわけです。
『俺が』得をする、これが必ずついている。
昨年、忘年会で女性社員が数名いる前で、男性社員が「この間風俗に行っちゃってさ~」
といきなり話しやがって、場が凍りついたのにもかかわらず延々と話していたので
舌引きちぎってシチューに入れたろか」と思った一方、立場が彼らの方が上なので何もできなかった…ということがありまして。
得じゃねーだろ!アホか!「女なら(いざとなったら)体を売ればいい」という
どうしようもないクズとやっていることが変わらねーよ!

女子力大学はひどい、日本的でひどい

日本(に女大学)を取り戻す!

※女大学とは:女子大学とは別物の江戸時代に実在した女性向け教訓書。「嫁いだら夫の両親を実の親以上に大切にせよ」「妻は夫を主君として仕えよ」「夫に対して嫉妬心を抱くな、感情的にならず冷静に話し合う事」など、今の「輝く女性」「女性活用」政策の下敷きになったのでは、と言われている。

その女子力大学のページであげられていた例が「お花」「女子力がアップした!」「洋服」などだった。その大学は、女性がリーダーになるとか、賃金の格差を減らすとか、そういうことはぜっっっっっっったいにやらないだろう。多分、上層部も全員男性(数名ほど華やかに見える御用を置いておく)だろう。

「大学に女子力を」というのは、もはや形を変えた女大学だとしか思えない。女は勤勉であれ、従順であれ、不貞を働くな、他人に対し怒り恨むことなかれ、人の悪口をいうな、ねたむな、思慮浅くするな、万事倹約せよ、趣味は捨てろ、考えるな、与党を支持せよ、国を疑うな…。

性犯罪は全部女性の自衛で解決!するわけねえだろこの日本が

ひどいポスターがあった。紹介するのも嫌になるくらいのひどい内容だったが、ともかく女性のみに性犯罪自衛を求める内容で、女子力ネイルで自衛も期待できますね!というひどいものだった。

まず、言いたいことはいろいろとあるが
・女性のみに自衛を求めるな
・警察による性犯罪やひどい対応を辞めろ
・110番してもマトモな対応をしろ(個々の対応がひどすぎて、通報を辞めたと言う話も多数あるから)
・2次被害を生み出す
・明るくても大きな道でもどこでも起こりうる

ということと、日本で性犯罪が少ないのは「暗数が少なく、世間と権力がタッグになって表に出るのを防いでいる」、つまり加害者に一方的に優しい社会だから。安全ではねえからな!!!???(安全だと思い込ませるために、一方的に犠牲を強いられている)

多分、戦争での性犯罪を認めたくないし、そういうように組織が出来上がってしまったので、そういうことになっているのだと思います。性犯罪は!国が!起こしているんだよ!日本軍による性被害者に対し国が「謝罪する気は毛頭ない」「強制性はなかったから問題ないだろ」「そんなに金が欲しいのか」と言っていて、それが与党だから!