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光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

政府のAV出演強要問題ページがあったから読んだけど、ひでえもんだったよ?という話

無いよりマシ、は実際に役立つわけでも事実を反映しているわけでもねえな、ということを感じ取りました。

これです。

AV出演強要・「JKビジネス」等の被害予防啓発若年層を対象とした性的な暴力の啓発
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/index.html

う~~~~ん、被害「予防」かあ、取り締まるほうはどうなんかいな、しかもJKビジネスについては準備中って。

とりあえず読んでみよう。

・被害の構造について取り上げているか?
・他罰的ではないか?
・一方的に自衛を求めるものではないか?
・ありきたりな視点ではないか?(お金欲しさに、など)
・緊急を要する場合にはどのように助けてくれるのか?

最低でもこれらの要素を満たしてほしい、ということを考えながら読んでみたよ。
あまり期待はしていなかったが…どうなるだろうかね?

01, こんな被害が起きています
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/example.html

「被害の構造について取り上げているか?」という視点で読んだ場合、
一つの大きな疑問が残る。

あれ、この調査って勧誘のみ?

そう。読むと、モデル・アイドル等のアルバイトの勧誘・募集広告の事例しか取り上げていないのね。元の「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」にもそのことしか取り上げていなかった。

貧困とかに付け込んでいる、というケースは取り上げていないところが非常にマイナスだった。
あと、着エロについても見当たらなかった(そこからAVに転身させられることはよくあるため)のが残念。

02. 被害にあわないために
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/prevention.html

このタイトルでは望み薄ではあるが、内容はさらに残念だった。

Q4
書面にサインするよう求められた。
A4
業者は、あなたがサインをせざるを得ないような雰囲気を作ったり、考える時間を与えずにしてサインさせようとします。内容がよく分からなかったり、不安がある場合はその場でサインをせず、家に持ち帰ってよく考えてみましょう。イヤだなと思ったら、サインをせずに断わりましょう。

自衛あるのみっすか。

で、具体的にどう取り締まるんです?暴力を振るわれたり脅されたりしたら?巧妙で見分けがつかないものだったら?本当に注意喚起だけ?それだけでどうにかなる問題じゃねえだろ?

03 相談
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/consultation.html

基本丸投げだし、平日しかやっていない場合もあるし、だます側が夜遅くとかだった場合はどこへ助けを求めたらいいのか?だし、スマートフォンだとすごく見づらいし、これが一番最悪だった。マジかよ?というくらいにわかりづれえし、こういうのこそ24時間対応しないといけないやつじゃね?外国語対応っていっても他国語バージョンは見当たらなかったし。

・被害の構造について取り上げているか?
貧困については無し、何故かJKビジネス関連は用意中
・他罰的ではないか?
→露骨にひどくはないが、業者や買う側の責任については全く触れず
・一方的に自衛を求めるものではないか?
楽に断れるんだったら苦労しなくね?
・ありきたりな視点ではないか?(お金欲しさに、など)
→普段ひどいものを読み慣れているためマシに思えたが、やはり現状を反映しているとは思えなかった
・緊急を要する場合にはどのように助けてくれるのか?
→無いわけではないが、多くを取りこぼしている

というのが感想でした。ダメでしたね。

熊谷(千葉)市長が過去に何を言っていたのか?ということをさらに調べたら本当にロクでもなかった、という話

(これの続き)
http://bonbon-dancin.hatenablog.com/entry/2017/03/31/195819

今回もひでえよ(前回以上にひどいよ)

というわけで、今の発言、というよりは恫喝については他の人に任せることにして、こちらは市長当選前に何を言っていたのか?ということをさらに徹底的に掘り下げます。

携帯電話持込:政治が強制することの是非(2008年12月18日)
http://web.archive.org/web/20090619100349/http://shibucho.seesaa.net/category/141702-1.html

これは、橋下大阪知事(当時)の学校への携帯電話持ち込み禁止についての発言。

●政治家は権力というものをもっと慎重に行使すべき
最近の政治家は自分たちの持つ権力というものが何のために存在しているのか理解していないのではないかと思う時があって困ります。

私たちの持つ権力というのは自分たちの正義感や主義主張を押し付けるためにあるのではありません。社会的な弱者を救済し、飢える人を1人でも少なくするために私たちは権力を行使すべきであって、人間のモラルというものを政治で矯正できるなどとおこがましいことを考えてはいけません。治したいという気持ちは純粋なもので私も同じ思いはありますが政治にその解決を求めるのは安直です。

これはなかなかスゴいね。
いや、何がスゴいって…今とそんなに変わっていないところがだよ。

しかも「矯正したい」については否定はしていないからね。あくまで政治では解決はできませんが、ととりあえず程度には書いているけれども。

そして、さらに掘り下げて「支部長」時代の頃のものも引っ張り出してきましたよ。(なんか某神奈川県町議になってしまったあの人みたいだな)

早稲田大学在籍時のものと思われるが、読めば読むほど権力者ってこうやって作り上げられていくんだなー、ということが嫌でも分かるよ。なお、自己紹介で「特徴:面白いよ」と元航空幕僚長みたいなことを書いていた。本当にロクでもねえな。
http://web.archive.org/web/20050305005710/http://www.tetsureki.com/home/index.html

以前「日本のスリの8割は韓国人によるもの~」(当該エントリーは削除)と書いていたから、その思想のベースはどこにあったのだろうか?と見たらね、本当にロクでもなかったし、若いからとか冷静な判断ができるからといって、こういうのに近づいたり、賞賛するのはイカンよ、本当に。

まずは、これ。映画「プライド」に対する感想
http://web.archive.org/web/20050213223722/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/z-hitokoto2.html

「今の市長としての発言は、当時のものをよりブラッシュアップしたものだなー」というのが分かると思いますが、これ編集後記もひどくてね。

断っておきますが、私は右翼でもないですし、戦争肯定論者でもありません。世のアンポンタンの中には、ちょっとこういうことを言っただけで、右翼だ!と決めつける方がいらっしゃいますから。
まー、私は左翼→右翼→中立という道を歩んできましたから、その気持ちも分からないではないんですが。昔安保なんていらないとか言ってましたし^^;

あっ、これTwitterなどでよく見るやつ!卵アイコン(今は卵アイコンではなくなってしまったそうですが)などがよく書いている理論!

そういう人は、ほぼ右翼です。たまに極右。知っています。国の中心が極右すぎるのでたまたまそう言われるだけですが。

http://web.archive.org/web/20050213223722/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/z-hitokoto2.html

前に江沢民が来日した時、あのバカはしつこいくらい戦争責任だとか歴史問題とか大上段にぶったために、反中感情はかつてないほど高まってしまいました。

とか

で、本当に友好的ムードのまま終われば良かったんですが、やっぱりそこは中国というか、どうしようもねえなこの赤い専制国家はよぉってことがあったんで、忘れる前に書いておきます。

とか

彼はある日本人の「中国はいつも戦争責任と言う。一体いつになったら日本を許すのですか。」という質問に対し、「我々は賠償を放棄した。それはいい。しかし、日本は未だに公式文書で中国に対し謝罪をしていないのを知っていますか」と返したのである。

冗談じゃない。いい加減にしろこの赤いペテン師がっ

とか書いている人は、右翼だと思いますね。どうでしょうか?

こういう認識でしか補償・戦争犯罪について話していないですし、そもそも、自分で中立と言っている時点で、分かりやすく自己紹介していましたね。

これもナチュラルに
http://web.archive.org/web/20050213223832/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/hitokoto6.html
日本は無宗教だから、こんなおいしい、もとい、(エロに関する)無節操なことがまかり通るんであって、もしこれが中国や韓国なら、もう、そりゃ、あなた、死刑もんでしょう。少なくとも社会的に抹殺されますよ。」と書いていて、いや、引用していない他の箇所も本当にひどいんだけれども、これ全文引用したら身がもたねえぞ、というくらいにはひどい。

それに対する弁明が「私は中国・韓国を馬鹿にしたわけではありません。ほんと。だから許して。在日の人。」っつうのも、今のやり方とまあそんなに変わっていないよね。言葉は変わってはいるが、ベースがさ…

http://web.archive.org/web/20050213223613/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/hitokoto11.html
これもなかなかのものだ。
この編集後記は全文引用をしておこう。

またもや断っておきますが、私は戦争肯定論者ではありません。戦争は大嫌いです。ただ、物議をかもすのを承知で言わしていただくと、はなから戦争を否定するというのには私は疑問です。なにかを守らねばならぬ時、波風立たない手段ばかりに固執し、毅然とした態度を取れない人が尊敬よりも軽蔑を受けるのと同様、国家も侮りを受けるからだと私は考えるからです。

しかし、絶対に戦争はしてはいけませんよ。ただ、戦争も辞さず、という態度を示すことが大事なんです。うーん、ちょっとわかりにくいかも知れませんが、例を挙げればペルー事件はいい教訓でした。平和というものは口先だけで言っていても、分からない人には分からないのだということが分かりました。日本という国に住んでいるとどうしても平和というものに絶対的真理を求めがちなのですが、そうじゃない国も存在するということですね。

ただ、私は日本の憲法第9条を改正しろと言う気はありません。うーん、ほんと分からない人には分かってもらえない理屈かもしれませんが(^^;  私が何が言いたいか、分かる人には分かってもらえると思います。

銃剣道もやむなし、ということですかね!市長さん!

男性保育士に職務上の制限を課しても妥当と主張する方々が、同様に銃剣道軍国主義だと言っているのが印象的でした。自らの主義主張のために、不当に疑惑を向けられる人間への配慮を欠いてはなりません。銃剣道軍国主義!となる思考回路は感情的に一定程度妥当ですが、反対運動に行くのは慎重に(2017年4月1日)
http://twitter.com/kumagai_chiba/status/847919459935305728

あ、それから。彼が皇室についてどう思っているのか?というエントリーはここから読めます。「皇室典範改正:男系維持は望ましいが」「紀子さま懐妊 ややこしくなってきた」です。
http://web.archive.org/web/20060626100446/http://shibucho.seesaa.net/category/141702-1.html

そういうわけで、問題はすべて繋がっているし、過去言ったことは今そのままそっくり返ってくるわけですよ。アカンことを言っていたら、だいたい過去も同じようなことを言っている。

そもそもさ、政治家が権力を行使する、というということは恐ろしいことですよ。どういう文脈であろうと、「社会的な弱者を救済し、飢える人を1人でも少なくするために私たちは権力を行使すべきであって」という時点で、あ、これは何か裏があるな?と思うよ。

何故、社会をより生きやすくするだとか、今のシステムはあまりにも利益追求をしすぎているのでそこを改めていく、ではなく権力を行使する、になるのか?何故、その数年後に「行政がやることの9割は正しい、ただ伝え方が間違っているので伝わらない」と発言したのか?それが、一億総活躍とかなんちゃらの社会進出とかSHINE!というものの正体じゃないのか?

次の千葉市長選挙は2017年5月28日からです。

熊谷(千葉)市長は過去に何を言っていたんだろう?と調べたらやっぱりひどかった、という話

2009年、前千葉市長が汚職事件で逮捕され、辞任しました。

新市長を選ぶ過程で当選したのが前NTT役員・前千葉県市議熊谷俊人でした。

http://www.j-cast.com/2009/06/15043246.html
(当時はこのような空気だった。本当はこういうゴミは持ち込みたくないのだけれども、新聞記事はリンク切れが多いから…)

そして、前回の市長選でも投票率は30%行くか行かないかという関心の低い状態でしたが、再選しました。

さて、何故市長はTwitterを使うようになった、いやなってしまったのか、ということについてそのルーツをまずは辿っていきたいと思います。

こういうところはならべくリンクを貼りたくはないのだけれども、その、よくここまで正直に話すものだなあ、と思ったので載せますね。質問が割合ひどいのは、媒体が媒体だから…。(以下、強調は筆者によるもの)

引用元:http://news.nicovideo.jp/watch/nw286827

――ツイッターを積極的に市政に生かしていますが、ツイッターを使うようになったきっかけは何ですか?

2年ほど前に、知人から薦められたのがきっかけです。私は以前からブログをやっているのですが、コメントを書いてくれる人はとても少ない。しかしツイッターだと返事がすぐに来ます。140字という文字制限もあってか、脊髄反射的にコメントを返せるメディアだと思いました。

私はツイッターを、広報手段であると同時に広聴、つまり検討中の施策をそれとなくツイートすることで市民の反応を確かめることもできる「即席アンケートツール」のように使っています。もちろん一部の方たちの反応ではあるのですが、それでも非常に便利なツールですね。
(中略)

■「行政だって市民だってバカじゃない」

――ブログの更新もほぼ毎日と頻繁ですが、ツイートもかなりマメにしていますね。どんな時にどんな場所でツイートしているのですか?

役所の机でやることは基本的にありません。移動時間や、自宅にいるときの空いた時間を使っています。政治家はとにかく移動が多いですから、その時間を有効に使えるツイッターはとくに首長向きですね。

市民は千葉市の施策をすべて知っている人間の一次情報を取ることができるし、首長だからこそすべての答えが返ってくる。私は市民の意見を知ることができる。お互いにとってこのメリットは大きいと思います。これは役所にはできませんし、役所の業務にも支障をきたしません。

(中略)

――熊谷市長は政治マニフェストのひとつに「情報公開」を挙げていますが、その実現のためにもツイッターは有効ですか?

その通りです。役所と市民とでは持っている情報量が違いすぎて前提条件が揃わず、議論にならないことが多いのです。役所と市民で情報の量と質を揃えて、スタートラインを同じにしたいのです。ひとつの例としては、市民税があります。「うちの市は市民税が高い」と思い込んでいる人は非常にたくさんいます。しかし市民税は全国統一で、どこの市でも変わりません。これは市民が悪いのではなく、こちらが発信している情報が届いてないせいなのです。

これまでの役所は細かいところにこだわりすぎて、たとえばゴミの削減にしても「水を切れ」とか「雑紙をこう分別しろ」など
箸の上げ下げ的なことを言います。人をバカにしているかと思うほど細かい。

そうではなく、「どうしてゴミを削減しなければならないのか」の理由を言えば、市民はちゃんと方法を調べますから、そこに労力を割くことはないんです。私は就任してからずっとそれを言っています。

――役所の情報発信は、ある意味、市民を信用していないということですね。

だからいつまで経っても誤解されてしまう。「市民は行政や役人や政治家をバカにする」「役人は政治家をバカにする」という構図がなくならない。行政だって市民だってバカじゃないし、行政のやっていることの9割は正しいわけです。

しかしなぜ正しいかの理由、前提条件を言わないと理解してもらえません。何かを値上げすれば市民は怒ります。怒られてもいいから理由を提示した上で、他に手段があるかを議論するべきです。

――情報公開を進めて前提条件を揃えることで、その誤解はなくなりますか?

同じ立場で物事を考えて答えを出していかないと、飲み屋の政治談議で終わってしまいますし、一方的な批判はボヤキでしかありません。ツイッターやブログで一次情報を持っている首長と意見を交わせるのですから、疑問や批判があったらどんどん投げかけてもらって、皆さんと共通認識を持っていきたい。そうすれば同志になれるので、建設的な意見を出し合って議論していけます。

――たしかに、日本の政治と市民の関係は「お上と庶民」という体質をひきずっていて、互いに責任のなすりつけ合いをしているところがあります。それを捨て、本当の民主主義を実現できるかの転換期であるということですね。ツールを手にした一人ひとりが試されているといえるでしょうね。


インターネットという双方向メディアは本当にすごいと思います。ツイッターフェイスブックニコニコ生放送も......。こんな時代は考えられないですよね。これでダメだったら日本の民主主義は何やってもダメだっていう(笑)。


ツイッターやブログは「新しい武器」

――情報公開を進めることが行政と市民との情報格差をなくし、共通認識を持つことで平等な意見交換ができるようになるわけですね。

しかし懸念のひとつとして、首長や役所が情報公開を進めていくと、あまりに膨大なために市民が必要な情報を探せなくなり、
結果として情報に目を向けなくなる恐れがあります。すると役所やメディアが情報を整理して提示しろということになり、振り出しに戻りかねないということですね。
マスメディアが重要なのは変わりありませんから、とにかく第一に情報を出しています。ツイッターやブログはマスメディアに対抗するためではなく、紙面や時間の都合でまとめきれない部分を我々が発信するものです。あるいは私自身の考えを発信して、みなさんが考える際の指標にしていただく。

――先ほどの話で、対話会は年齢層が高く、ネットは若いという話がありましたが、ツイッターやブログで情報公開を進めていくと年齢層によって情報格差が生まれる心配はありませんか?

これも同じです。新聞やテレビといったマスメディア、それから市政だよりなどの既存情報が持つメリットは、ネットが登場したからといって消えるものではありません。既存の伝達手段もこれまで以上に活用していきます。

ツイッターやブログは、そうした既存のものに加わる新しい伝達手段で、さらに新しい武器を手にしたといったところです。とくにこれまで政治に興味を持たなかった層とコミュニケーションできるすばらしいツールですから、もっともっと活用していきたいし、市民の皆さんからも質問や疑問、批判などもコメントしてもらいたいですね。

インターネットを使えば政治はさらによくなると考えていますし、政治を身近なものにできると思います。
(了)

ダメだったみたいですね

行政は9割正しい、伝え方が正しく伝わらないから誤解されるんだ、という姿勢が(このインタビューがされた)2015年から徹底されているんですなぁ~!ということだけが収穫だった。あと、正直な話、民主国家ですらなく法治ですらもなくなっていると思いますね…

ということを踏まえて当該の発言へ

行く前に

新年会で経済人から同姓パートナーシップ条例の話が出て少し意見交換。嫌悪感を露にする人は同性愛が日本古来は無かったと思い込んでいる方も居ます。織田信長前田利家の話をしたり、武田信玄高坂昌信の話をすると驚いていました。賛否は人それぞれですが、客観的事実の理解の上で議論が必要ですね
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052002979741696

「面白いなあと思ったのは、織田信長森蘭丸の話は知られていて特に反応しないのですが、前田利家との話をすると皆さん、ギョッっとされるんですよね。なんとなく森蘭丸は男を超越した性別として捉えられている気がします。いずれにせよ鎖国天地開闢以来の伝統と思い込んでいた幕末を彷彿とさせます」
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052800132423680
(2016年1月13日)

性的多様性への配慮=同性婚を認めることではありません。それは国民的議論を長い時間をかけて行い、政府が決めるべきものです。異性婚と同じ権利とまではいかなくとも、千葉市が今回実施する労働環境の改善等、同性婚を認められない方も含め社会全体に利益があり、不利益が少ない項目は改善すべきです
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/796986701583265792

私はそんな発言が無くなる社会を望む側ですが、多くの日本人にとって性的多様性の議論は始まったばかりです。社会・人はそんなに急激には変われません。特に愛という最も根源的な感情に関するものであれば尚更です。今の時点で嫌悪感の表明すら認めないのでは、却って相互理解を阻害すると私は考えます
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/797017984862547968
(2016年11月11日)

この発言は読んだ、いや読んでしまった人もいるかもしれないが、これね、今回発見したことなんだけれども、Twitterをやる以前にブログに掲載していたエントリーがあって。

ヒューストン2日目:調印式、表敬訪問など
http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/172074879.html

●ヒューストン市長はレズを公言

この日は朝からヒューストン市役所を訪問し、アニス・パーカー市長を表敬訪問。パーカー市長は同性愛者であることを公言して当選したユニークな方で、私も会うまでどのような人なのか想像できなかったのですが、実際に会うと非常にパワフルな、やり手と感じるような女性でした。
(2010年11月01日)

これ、2010年のエントリーなんですけれども、こいつの姿勢は今とそんなに変わらかったですね。

あ、そういう言葉使うんですか…。いや、その後の文章にも問題があるんですけれども…ユニークって。そりゃ、こいつの言う多様性ってそうなるわなー、なあ!

これら一連のものを調べて読むだけで疲れたので、他にもいろいろなことをいろいろな人が書いていますし、そういうものを読んでいただけるとありがたいです。(前回の大阪万博記事を書き上げた後に体調が相当悪化してしまったので、そういうことは避けたい)

こういうのを書くと、「過去発言をもって批判するのか」という手合が毎回出てくるんだけれどもね、いや、だってさ、変わっていなくないですか?市長がこういうのをRTしているんですけれども。

https://twitter.com/yamasii/status/847087284373483520

https://twitter.com/yamasii/status/847087644026687488

より悪化していなくね?

本当にスゴイのは、宇野ゆうかさんみたいにあんなのにも丁寧に辛抱強く会話ができる人ですね。頭が下がる思いです。

次の千葉市長選は、2017年5月28日です。
(つづく)

大阪万博報告書がひどすぎて気が遠くなった話

<万博>格差や精神疾患を「主なゴチャゴチャ」…関西弁版(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000005-mai-bus_all
ここで一番問題なのは

さらに、現代社会の課題とされる格差や精神疾患、環境破壊などを「主なゴチャゴチャの例」とひとくくりに記載した。

の箇所なんですが、この関西弁版は8ページ目にある表のことでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf

読売の報道は最悪だったことも付け加えておきます。

「大阪の人でも使わない」関西弁で万博報告書(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00050005-yom-soci

万博の開催意義などをわかりやすく伝えるのが目的としているが、万博を「人類共通のゴチャゴチャを解決する方法を提言する場」とする表現などには「センスがない」(大阪府幹部)との指摘も出ている。

 開催意義を訴える項目のうち、日本の予防医療技術の高さに触れた部分では「よその国は日本の課題や対策の成果をパクリながら対策を考えているっちゅうわけや」と記し、基本理念の骨子案には「骨ちゃうで、骨子やで」との注釈を付けた。

 検討会に出席した委員からは「つまらないボケが気になる」と批判も。松井一郎知事は「大阪の人でも使わないコテコテの大阪弁は見直してもらいたい」と述べ、表現の修正を求める考えを示した。

あの産経ですら

「ゴチャゴチャ」の例にはほかにもテロや移民排斥などを列挙。英語表記の後ろに「横文字苦手やけどな」と付記した部分もあった。報告書案の冒頭には「こんな言い方せーへんとか、細かいこと言わんといてな。とにかく大目にみてくれると助かるわ」との断り書きを挿入していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000103-san-pol

と書いていたので、つまりのところは読売は産経以下ですな。こんなことでもあんまり誉めたくないけど、それでも本当にひどい。

とりあえず、原典にも当たってみました。

2025年国際博覧会検討会 報告書 (案) 平成29年3月
PDF版
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf
テキスト版
http://www.meti.go.jp/interface/honsho/search?q=cache:G_w0JEisegYJ:www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf+大阪万博&client=meti&output=xml_no_dtd&proxystylesheet=meti&ie=UTF-8&site=meti&access=p&oe=UTF-8

既に他の人の指摘があがっていたが、この「万博の方向性」の事業展開面4(14ページ目)における④日常にはない出会いが生まれる の箇所がものすごくひどかった。言っておくが、これは編集を一切加えていない。(強調部分は筆者によるもの)

国境、民族、言語等の壁を越えて、将来にわたり同じ地球で生きていく「地球市民」としての意識をもつには、多種多様な人々との交流が重要であり、そうした交流は、異なる価値観への相互理解、新しい出会いによる友情、恋愛、ビジネスパーソンの人脈構築などを生み出していく。しかし、同じ時・同じ場所で偶然巡り合っても、人々の交流は中々生まれない。そこで、自動翻訳技術の進展を活かして言語の壁を取り除くとともに、交流を促進する仕掛けを企画する。
(展開例)
・万博婚
数千万人が来場する万博で、遺伝子データを活用したマッチングなど、新しい出会いを応援する。また、万博会場で、結婚式をあげることも可能とし、幸せを来場者にお裾分けする。

・初対面の人達と遊び、住める万博
来場者は簡単な性格診断の後に、勇者、魔法使い、医者などの仮想のキャラクター(役割)及びコスプレ衣装をあてがわれる。初対面の人とグループを組むと有利に各種イベントを進めるようにすることで、新たな気づきが得られる出会いを演出する。

また、多種多様な民族の男女が一つ屋根の下で一定期間住むことができる住環境を万博内に設定する。そこでは、異文化の人々が織りなすドラマが繰り広げられ、それはドキュメンタリーとして放映される。

ひどい

いくら世界情勢がひどくても「日本ほどじゃないっすよ、アハハ…」としか言い返せない、それくらいにはひどい

しかし、さらに読み進めていくとこういうものがあることが分かった。

2025 大阪万博誘致 若者 100 の提言書
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/002_04_s01.pdf

見たらわかる、これ一番アカンやつやん…。その中で、特にひどいものをピックアップしていきたいと思います。
カッコ内が本来の名前です。

  • 26番:司法の怠惰や捜査ミスは取り上げない方のやつ(執行の日)

死刑囚の半生をモニター越しに観ることが出来て、それが終わった後に『各々で一つずつ設置されたボタンのそばにたつ。合図とともにボタンを押すと「ガコン」と音がなり事は終わる。』っつうことだそうです。

『死刑制度によって私たちは公的に死を与えることができる。しかし、私たちはその事実に対しあまりに無頓着だ。「執行の日」では万博史上最も重く、そして最もセンセーショナルに「死刑」が問われる。』

これ、糸井重里が書いたんじゃねえのか?と思ったけど、メンバー内にはいませんでした。にしても、おっそろしいな。東海テレビの袴田さん冤罪事件ドキュメンタリーを流したりとか…そういうことはしないと。

これ、死刑廃止になった国(や州)、冤罪(本来の意味での)や刑の歴史については一切触れないタイプのヤツだよね。そして畳み掛けるように

  • 27番:ミニ遊就館(覚悟の手紙)

特攻で亡くなった若者の手紙を展示するそうです。やりたいことはミニ遊就館だよね。散った命は最後に何を思っていたのか、ということをアピールしたいそうですが、えっと、殺したのって誰だったっけ…?

そういう手紙って、強制的に書かされたり検閲されたものもかなりあったりするんだけれども、これ、絶対ピースおおさかを呼ばないパターンだよね。呼べよ。

  • 「4.多様性に感動する万博」のほとんどの内容

…感動って…。

ここで提示されている多様性なるものの例には以下のものは含まれていません。
・移民
・原住民
在日韓国人
・在日朝鮮人
・人権
・給与格差
・いろいろな格差
・差別全般
・具体的な政策

…つまりはそういうことだ!その中にはこういうものがあった。

  • 62:次はLGBTの活用(What's gender have to do with marridge)

「結婚を認める」「応援していく」
…多分それ以外は排除だろうね

  • 63:難民風体験は難民じゃねえ(夜空の下に広がる難民キャンプ)

パビリオン内にあるテントに星空が映し出され、一晩を明かすことで難民キャンプに暮らしている人へ想いを馳せるそうです。

…ただのキャンプじゃねえか!
これ、いかに日本政府が難民を排除しているか、ということは絶対に展示しないやつだよね。あとはそもそも世界で起こっている戦争とか人権侵害とか経緯とかさ…

  • 64: SHINE!輝くOSAKA(Female Voice)

日本の男女格差ランキングについてはさらりと触れるものの、『万博の構想を話し合ってゆく上で、女性からの視点がなくては、万人の感動を生めるはずもない。』『日本が世界に遅れをとる分野は、“女性の社会進出” ではないだろうか。国際博覧会検討会の女性検討委員を半数までに増やす。それを皮切りに、女性がもっと社会に進出し、輝いていけるように。』という見事なSHINEな女性活用っぷりを見せつけてくる。
にしても、感動って…。

  • 76番:日本は天皇を中心とした神の国(やおよろず☆ぼーと)

八百万の神バンザイ、伊勢神宮はバンザイ、そしてヘリポートをそれモチーフにしたものにしましょう、ということらしいそうです。

『多様性を保ち、互いを認め合う社会を成り立たせる。その答えはお伊勢さんにあるかもしれない。』とありますが、その伊勢神宮の商売を担う赤福の元社長は差別発言を数度したり、サミットで大幅赤字を出して今後数年間の県の予算大幅カットであったり、そもそも神社ってもっとも多様性から遠いものじゃないのか?

キリが無いのでここで終わる。

…そもそも、五輪によって国はさらに壊滅的になるだろうから万博は返上するかもしれないし、それまで生きているかも分からんけどな!ジャンジャン!

レディースデーについて調べたら「だからレディースデーは必要だよ」と思い至った話

たまには性犯罪やセクシストに関すること以外でも書こう、と思ったら結果的にはそうならなかった、という記事でした。

レディースデー -なぜ世の中では女性ばかりが優遇されるのか?
http://president.jp/articles/-/13323

あ、やべえ、これはヤバいぞ。これはもうタイトルから結論が導き出される例だ。

それなら割引対象を男性に広げてもいいじゃないか。『メンズデー』を設けないのは“逆差別”ではないか」と、腹を立てる中年諸氏が少なくないはず。

そ れ は あ な た で す

大抵、こういうのと逆差別はセットになっているけれどもな!生涯賃金とかな!退職後再就職する時にパートしかないというそれとかな!それを知っていたら、まずそういう言葉は出てこねえから!

早い話が
「平日にそれを設けるのは、平日だと男性は仕事をしていているから。回転率を上げるためにレディースデーを入れる」ということだった。

いろいろ過程をすっ飛ばしすぎているので、「そうですか」としか言いようがなかった。

締めが

こう考えてくると、先にも触れたように、世の中に女性を優遇するサービスがなぜ多いのかがわかってくる。消費増税前の駆け込み需要の反動で、消費全体の落ち込みが懸念されているだけに、「逆差別」などと水を差すようなことは慎み、おおらかな目で見ることが大切だと納得しておくことにしよう。

だったので、締め上げてえぇぇ、と思った。お前も花束にしてやろうか!(2014年の記事だったが、ひどさは今もあんまり変わらない)

レディースデーについては
・何故レディースデーは基本水曜なのか?
・各映画チェーンのレディースデーはどう違うのか
・そもそも歴史を知りたい
・海外での事情はどうなのか

という事が知りたいのに、出てくる検索結果がほぼ男性の持論しかねえんだよ!それはダメだろ!

…だから、まあ、あった方がいいよね、というのが結論でした。「俺も優遇しろ!」って十分過ぎるくらいに優遇されとんのにね…

一般社団法人ホワイトハンズ(女性を買う権利を守る会)は日本そのものによって守られています

前置き

(立場上こういうブログをやっているのは)この国における人権侵害があまりにも激しすぎて、でもそれが普通になってしまっています。それをどうにかして変えたい、という思いがあったのですが「それを知るための手段が無い、どうすればいいのか」…と思っていたところ、企画展が東京でやるということで「私達は買われた」企画展に行ってきました。

さまざまな事情があり、暴力や差別を受け、システムから排除され、しかも手を差し伸べるのが「搾取してやろうという男性」(逃げようとすると暴力、そもそも暴力で支配)しかいなかった、と痛いほどに伝わってきました。実際に書かれていた内容は…もし次近くでやるのならば、ぜひとも足を運んで欲しい。

早速本題に入る

で、これ。

改めて問う。「私たちは『買われた』展」に意味はあったのか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170206-00004527-besttimes-soci

答え:あなたみたいな人をあぶり出すことが出来ました
(なお、BEST TIMESという媒体は「今の」千葉麗子に連載をさせ、その親会社が新書を出版させているという時点で
だいたいどういうものか、というスタンスがよく分かる)

さて、いくら匿名の泡沫ブログであれど、「メディアにも出たNPO代表」を相手にするのも気が引けます。でも、こういうのは必ず残しておく必要がある。「反応に乗るな、思う壺だろ」と言う別の自分と「とりあえず書かなきゃ始まらないだろ」という自分との間の葛藤もあったけれども、書きます。2エントリー分への反論だから長くなるぞ!

しかし「買われた」というタイトルが誤解を呼び、開催前からネット上では炎上状態になり、「売った方が悪い」「自分で売ったから買われたんだろう」「楽して身体を売って金を儲けたやつが被害者ぶるな」といった誹謗中傷が飛び交った。

これは、確かNHKのドキュメンタリー番組でもそれを取り上げていましたね。それ以外にもある漫画家が…いや、その話はいいだろう。二次被害を広めかねない。ともかくひどいことを言っていたし、これがマシに感じられることのひどい発言も数多くありました。この出だしで「これはもう、今回はひどいことになるな」と覚悟はできていたつもりだったんですが…。

さて、坂爪代表(以下代表)が買われた展に来訪することからインタビューは始まります。

児童買春やJKビジネスに関わっている少女たちが、全てこうした過酷な環境に置かれていると断言することはできないが、現実の一部であることには間違いない。そして、世の中に広がっている(と主催者が考えている)「売春=気軽に、遊ぶ金欲しさ」のイメージを変えることについては、大きな意義のある展示だろう。

ストップ。

これは、J-CASTや他のネットニュースの結び文ではないからね。そうではないから。「性問題の解決に取り組んでいる(とされている)NPO代表」の発言だからね。・・・これって、予想していた以上に大変なものに手を出してしまったのではないか?ともかく先に急ごう。

問題の元凶はこの国だよ

■時代遅れの「貧困ポルノ」
 だが、「買われた」という言葉でこれらの現実をカテゴライズして展示する、という手法には、正直疑問を抱かざるを得なかった。「買われる」前の背景を世間に訴えることが企画展の目的であり、主催者の発信したいメッセージであるならば、買う側の男性に非難の眼差しを向けさせようとする言葉をタイトルに用いるのは完全に逆効果だろう。

心が死ぬ

それって「俺の機嫌を取れ」「言い方が悪い」「俺のほうがもっと上手くやれる(と代表は考えている)」でしょう。それならそう言ってくださいよ。妥協しても修正しても圧力をかけ続けて非難し続けるだけじゃないですか。ねっ!

事実、少女たちを過酷な環境に追いやったのは、あくまで家庭・学校・福祉の側であり、買う側の男性は、結果として家庭・学校・福祉から疎外された彼女たちをいびつな形で支援する存在(あるいは搾取する存在)になっていただけで、問題の元凶そのものではないことは、企画展の中における当事者の語りからも明らかだ。

そうだね、問題の元凶は…この国にあるからね!

福祉を削りまくっているのも!

「支援はしないが家族でどうにかしろ」と法律で縛ってくるのも!

虐待や暴行やストーカーを受けても知らん、が警察がやってくるのも!

国家による性犯罪被害者を「強制性はなく、あくまで慰安するための人です」と言い替えてごまかしているのも!(海外報道でComfort women(Sex slave)と書かれているのはそうだからです)

性犯罪をやっても「逮捕された事実は無いので問題はない」と公認を得られるのも!

「性犯罪をコンテンツ化したものやネタ化したもの」を消費はしているし、実際に起こった性犯罪でもネタにし続けて嫌がらせなどを繰り返しているのも!

「ホワイトハンズスタッフにも女性はいる」という何の意味もないことを言ってくる人がいるのも!
人工知能学会雑誌の表紙もそうだけれども、「女性もいました」は女性差別を無効化できるものでは無いから)

もっとも、こういう記事が平気で配信できてしまうというのも、「いや、買うのはダメだろ」ということすら合意が得られないほどにも、セクシズムが根強いからね!

買う側の男性は常に断罪できるから!

「買われた」というタイトルが「被害者の少女/加害者の男性」という二元論、「何の罪もないのに、大人のせいで性的に搾取された可哀想な少女たち」という感情論を惹起し、それが企画展自体の広報や宣伝に大いに役立ったのは事実だろう。

なんで、買う側の意図をわざわざ汲み取ってやらないといけないんですか?そもそもさ、搾取って書いているのに(おそらくあとで批判が来たら「誤解を招きかねない表現があった」というためかもしれないが)、ここまでおおっぴらに買う側を援護するのは何なのか?日本人だから?新書を買ってくださいということか?そうやった方がNPOのビジネスとしてやりやすいから?

でも、実際「買った側を悪魔化するのか」だの「未成年とは知らなかった」というどうしようもない言い訳を加害者がしているわけですよ。いやいや、買ったらダメだろ。
どういう理屈であれ、買うのが悪いだろ。

あと、言いたいことはあったんだけれども、

  • 「買われる」側と「買う」側は対等な立場ではない
  • 「貧困ポルノ」って、おそらく「感動ポルノ」を意識して使ったやつだと思うけれども、両者は全く違うものだからね。

(あのTED動画の趣旨は『偽のポジティブなメッセージを与える、あるいは自分がよりマシだと思わされるために障碍が使用されてしまっている」ことを批判するために使われていた、つまり「搾取に反対する」意味としてのメッセージだった)

  • 被害者側へのリスク判断責任をただでさえ負わせすぎ
  • 確かに「若い人」「普通」を強調されるのは問題があるけども、このエントリはそれ以前の問題だろ

と、いうことです。これだけは言いたかった。

NPOの世界では、当事者の窮状を訴えるために「売買春」や「性風俗」といったセンセーショナルなキーワードを掛け合わせて戦略的にメディアに報道させる手法は、既に周回遅れになりつつある。(中略)支援団体の間では「やっても効果が無かった」「何も変わらなかった」「かえって当事者へのスティグマ(負のイメージ)を強化するだけだった」という声が上がっている。単なる「貧困ポルノ」として、センセーショナルなエンタメとして消費されるだけで終わってしまうケースが大半だったのではないだろうか。

これは、どういう支援団体にどういうことを聞いたか(ジョイセフかもしれない)、ジョイセフ以外のところでも代表のバイアス(先入観)があるので、ここは素直に受け止められないが…ともかく代表が強調しているのは「センセーショナルに『買う側を悪魔化させ、売る側を悲惨に描くことはバイアスに満ちている」ということだ。なるほど。そこまで言い切るのならば、当人は児童買春についてどう思っているのか?

「正しく問題化していく」という時点で頭を抱えた

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170207-00004541-besttimes-soci

意外に思われるかもしれないが、児童買春の逮捕者数は減少傾向にある。警察庁生活安全局少年課の統計資料(平成26年版・児童虐待及び福祉犯の検挙状況等)によると、児童買春の送致件数は2004年の1668件と比較して、2014年は661件と半分以下に減少している。2014年には女子高生との散歩やマッサージ、場合によっては性的行為を売りにする「JKビジネス」が流行語大賞にノミネートされ、あたかも秋葉原を中心とした都市部で児童買春が蔓延しているかのような報道がなされたが、それは統計的に見れば真実ではない。

心が死ぬ…。
…そんなことで勝利宣言をされても。
被害の件数(暗数含む)が多いだの少ないだのという話はしておらんよ。最初っから。
(この人はDJポリスを普通に受け入れていそうだし、警察発表だけを読んで「ほら!日本の性犯罪申告数は少なくなっているから安全なんだ!」とか言いそうだし、そういう意味ではアンダーコントロールだと思う)

「児童」も「売買春」も、いずれも人々の感情をかきたてるキーワードであるため、どうしてもメディア上ではセンセーショナルな形で報道されがちだが、児童買春を正しく問題化していくためには、そういった報道と実態の乖離を意識する必要がある。

で、その「正しく問題化」というのがこの誘導エントリーだったわけです。しかし、この手のNPO代表ってなんでこう、権力と一体化していくのがここまで多いのかね?日本だからか…日本だからだな。あとは読む価値がないので、一旦ここで切っておきましょう。

この後何を言っていたのかというと

  • 少女/児童買春をする男性の姿は、あくまで伝聞や新聞記事などの二次情報に基づく著者の想像のみで描かれ、女性が先入観で作り上げた、幻想としての「加害者像」にすぎない。
  • 売春する男性は「オヤジ狩り」にもあった。買う男性も被害者になる場合がある。
  • 「本当に児童買春の問題を解決するためには、「主人公」である買う側の男性の背景を、先入観や偏見を排除した上でより深く分析する必要があるはずだ。」(原文ママ

…こういうのは既に数百回以上は聞きましたね。ありがちなやつ。なおかつ悪質なやつ。
性犯罪を批判する時は「やる側の事情まで踏まえてきちんと批判をしましょう」ってことですか?分析って。何を?今回みたいに「問題提起できました」と言いながら放火すること?「加害者の実態を知りたいなら新書を買え」と。嫌だよ。超美麗JKなんて言う言葉を使う人の本は買えないですよ。それって大本は買う側の「隠語」から来ているよ。

それに
「売る側の児童が家庭環境や学校、経済事情などの複雑な問題を抱えていることは容易に想像できるが、買う側の男性も同じように複雑な事情を抱えていることまでは、なかなか想像が及ばない。」
と書いているから、多分そうなのだろう。うるせえよ。

海外に行って集団売春をしていたのも「海外に行ってまで買う事情があったんです!」とどうせ言っていくるだろうし、(削除された)東洋経済オンラインの「元ビジネス経営者のみにインタビューを聞きに行った記事」の内容は全面的に加害者側の宣伝だったよ。別に、オヤジ狩りがあろうとなかろうと売春は買う側がいるから成り立つのであって悪いことだよ。

なんで日本によって守られているかと言うと

で、それをAVANが好意的にRTしていました。分かりやすい。不都合な真実をぶっ潰しにいきたいんだろうな、というのが嫌なくらいにわかっちゃうよね。事実そのものを否定するよりも、「過度に二元化されたストーリーが間違っている。正しい加害者の実態を知って」というのが次の策略なのでしょう。

でも、これって既に…いろいろやっているわけですよ。主に政府(とそれに付随する御用)ですが。
(国家による)性暴力を「あくまで中韓との外交問題」にすりかえてきたり、なでしこアクションなどの団体が嫌がらせファックスやメールを大量に送ったり(ホワイトハンズはなでしこアクションみたいなものだ、と思うと腑に落ちる)、手切れ金を渡したし謝罪したからもう終わりにしようと一方的に打ち切ってきたり、「平和の像」をわざわざ言い替えてきて中傷してきたり…そういう態度に非常に似ています。

あるいは、(国家が引き起こした)原発事故を覆い隠し、事実を「ネタ」と否定し、また別の人は「お前も死ね…とは言わんが黙らせる方法は無いのか」と恫喝し、それによって人が死のうと「事故で亡くなったのは一人もいない」と大臣が言い、自主避難者を相手に何をやっても言ってもいい、という風潮を作り上げた原子力PA的なそれとも非常に似ています。非常に。

そのような政府があるからこそ、ホワイトハンズ(そしてAVAN)も成立し、また性暴力や搾取をする人に優しい社会であるからこそ「買う側ばかりを断罪するな」と言うことが発信できてしまうのではないでしょうか。

そのためにも、「まずは未成年を買うなよ」というのを徹底的に周知していくこと以外に方法は無いでしょう。
どんな理由があってもそれはダメだから。分析とかしている場合じゃねえから。

本当に加害をする側の分析をするのならば「どのようなケアをするか」「若い・普通ということが強調されすぎてしまっている」(つまり、それ以外の取りこぼしが非常に多く、反映していない)ということであって、女性を殴るためだけに統計データを持ち出してきたり「超美麗JKのイラストを描いて頂きました!」とわざわざ固定ツイートに貼り付けたり、「ギョーカイはもっとエグいし、お前らは真実を知らない」とやるのは「今までと同じようにやらせろ」とふんぞり返るだけでしょう。

あとはこれらを読んで判断して欲しい





恋愛工学が危険なのは「もっとも恥ずべきセックス」だからではないし、「女性に優しくしたからモテない」も間違っている

とりあえず読んでおいて欲しいもの

ta-nishi.hatenablog.com

bonbon-dancin.hatenablog.com

恋愛工学が危険なのは恥ずべきセックスだからではない

端的に言うと、危険なのは「犯罪」だからですよ。

元に、実際にそれに影響を受けて犯罪までやった人がいるわけだし。

(本人は「表現の自由」と否定していたが。)

 

そもそも「一部だけ見て判断をしないでください」と言っていた割には過去に

努力を重ねてそれなりに経済的、社会的に成功すれば、恋愛勝ち組男が性の捌け口に使った後の、値ごろな中古車ぐらいは乗れるようになりますからがんばってくださいね。」

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/26941044.html

 

って書いているからな!

間違いなく女性をコマとしか見ていないし、(おそらく)工学生からはいかに金を巻き上げ考えることを辞めさせることについてしか考えていねえからな!「とりあえず相手をその気にさせるためには挿入しろ!」「でも、犯罪になるような、告訴されるようなことだけはするなよ!(俺が商売ができなくなるから)」としか藤沢は考えていねえから。

んで、タイトルに上げたそれもそうだけれども、森岡先生のエントリで違和感を感じた部分はまさにここにあった。

 女性が「誰かの大切な人」であるから「人権を大事に」とういうところに強烈な、飲み込めないくらいの違和感を感じた。

そう。

「相手の女性に人権がある」のは「女性は、誰かのものだから」ではなく、

人間だからだよ!!!!!!!!

人間には人権があるんだよ!!!!!!!

(もっとも、政府も行政もその人権を侵害しまくっているし「人権を与えすぎた」と言うのが政府の中軸にいる始末だけれども)

だって、「女性に輝いて欲しい(権利は削るし犯罪にあっても自衛な)」とか「さらに職場に進出してほしい(その話し合いには男性しかいないけれど)」「ひたすら男を立てて欲しい」ということをずっと国家単位でやっているわけなんですよ。明らかに所有物だと思っているからそういう態度を取ってくるわけで。

 

それと同じように、単なる相手の意思を無視し、あまつさえ暴力的でしかない行為を「恥ずべきセックス」と言うのは「もっとうまくやったれよ」というようにしか聞こえないんだよね。そこが最も違和感を感じたところだった。(全文を読んだけれども、性暴力そのものを明確に批判しているようには思えなかった)

 

恋愛工学が悪いのは人格障害だからではない

はい、ゴミ。もうゴミでしかない。この時点で(2つ目の記事は)ゴミ箱行き。

ミソジニーがひどいのは境界性人格障害ではないからです。

そら、あんたはそうやって煽ってアクセスを稼いでいるだけだろうけれども

(どうしても批判目的のためにはリンクを貼らざるを得ないが)

恋愛工学が悪いのはミソジニーであり、人権侵害であるからです。

 

誠実に優しく向き合ったけれどモテない、というのが間違っている

違和感を感じたことは他にもあるけれども、それってそもそも…本人がそうやっているつもりで全くなっていないだけなのでは?

 

前から「殴らないオタクよりも殴るDQN」みたいな論がネットではあったけれども、ネットでは(言葉で)殴ってくるオタクが多いし、DVによって支配していることを批判せずに「俺らは優しい(と自分で想定している)のに!不公平だろ!」とミソジニー道を突っ走っていくのはよく見てきました。「オタクだから女の子を守ります」と言っていたのが、今や誘拐監禁事件が起きたら「実は加害者男性は子どもを保護して大切に扱っていた!」と言う(全く事実ではない)ことを広める始末だったし、ようは、最初から守るつもりがなかったそれと同じように思えます。

 

それに、尊重をするから付き合える、というのもおかしいよ。

 

イギリスの性暴力を訴える公告だったっけ?そこで紅茶を例に出された話があった。

  • 相手が一度「はい」と言っても、その後「やっぱりいいや」と言ったらそれは尊重されないといけない
  • 朝起きて、無理やり紅茶を飲まされたくはない
  • 気分じゃない時に無理矢理飲みたくはない
  • 見ず知らずの人に飲ませることはあってはいけない
  • 酔っ払った時に無理矢理流し込まれたくはない

…逆に、これくらいのことを言わないと理解できないくらいには、ミソジニーに慣らされてしまっているのかもしれない。

 

恋愛工学も恋愛市場も「脅し」で成り立っているし、日本はミソジニー

そもそも、恋愛工学が無い時代からホットドッグ・プレスというものがあったし、「女クリスマスケーキになるな」(25まで売れ残るな)という脅しはあったわけで、脅して実行させるという意味ではそんなに変わっていないのかもしれない。

 

ただ、恋愛工学は「貶められた自分の男性性を、吸血鬼が血を吸うかのように女の血を吸う」という風にしか思えないわけね。早い話が、性暴力指南でしかないし、そこに理由をつけようとする、もしくは本人もそういうところがあるからここまで結論を間違えるんじゃなかろうかなあ。

 

そもそも、あれを連載化させた講談社アフタヌーンは万死に値すると思うし、それが「普通に」出回ってしまう、というくらいには日本はミソジニーだよ。