光に溺れ闇と踊れ

日々の怒りや嘆きを文章にしていきつつ、SHINEな国に抗う、そういうブログ

女性はもっと怒れって、怒ることまで命令するんじゃねえよ

お久しぶり

活動が縮小気味なのと、いろいろありすぎて疲弊しきってしまったのであまり書いてこなかったのですが、今回はちゃんと書いておく必要がある。まとわりついている嫌な感覚をどうにかしたい、と思っています。

言われなくたって怒っている、ただ見ていないだけ

何で「もっと怒ったほうがいい」に対して怒りを感じるのか?
簡単な話で、そう言われる前、1日、1週間、1ヶ月、1年、10年、100年…それくらい怒っています。
舛添が政治評論家時代に土井たか子社会党ブームについてセクシズムでしかない
揶揄をした時にも、元配偶者である片山さつきに対し包丁を突きつけたなどDVを振るった時にも、麻生が「女性に参政権を与えたのは間違いだった」と言った時にも怒っていますし、ここだけでは書ききれないくらいには怒っています。

「もっと怒れ」の残酷さ
これは、裏返すと「お前らが十分に怒ってこなかったから、今のそれがあるんだろう」という恫喝でしか無いです。そのような意図はなかった?いえいえ。何をおっしゃっているのか。

例えば、企業がセクシズムに満ちた広告ですとか、政府がその手のキャンペーンをやるというのはいやになるくらいよくあることで、毎回ではないですが、気力がある際に抗議の文章を送るようにしています。

これは、とても労力がかかる割には見返りが非常に少ない作業です。
何故かと言いますと、だいたい

  • 謝罪っぽい声明文を出して削除されるが、現状が良くなったわけではない
  • 逆に開き直る(しかし、誤解を招いただのそのような意図で受け止められてしまった、とやっていることは最初のパターンと同じ)
  • 何も無い

と終わるケースがほとんどだからです。

例えば、この間のリトルシニア始球式の件についても、抗議文を送りました。

「リトルシニアは女性野球もやっている。あのような態度を取ることで犠牲を払うのは子供だ」
「子供だけに押し付けず、大人がそれでいいと対応したらそのように適応してしまう」
と、血管がキレそうになって最初に書いた文をかなり手直しし、送ったのですが…
しかし、当然ながら返信がついに返ってくることはありませんでした。
顧みるつもりはないのでしょう。それが日本らしいといえばそれまでですが。

抗議文を送って、稀に反応が返ってくるケースもありました。

2年前、AEDの関連のデマが流れた際に、日本心臓財団にメールを送り、珍しく数回メールを交わすこととなったのですが、結果は芳しいものではありませんでした。

以下が当時送った文章です

(デマ元)というTwitterアカウントが、Twitter上でAEDに対する相当悪質なデマを書いていて(事実確認ができないものの、本人の創作だと思われる)、これが1万RTされるほどかなり広まっています。これを打ち消そうとしているのですが、元ツイートの拡散のスピードに追い付いていない状態です。

内容は「AED講習の際に、『胸の大きい女性がいる場合、電極パッドが密着しなくなる。そのため、緊急事態なので胸を揉んでもOK」という趣旨のものでした。

・そのようなことは事実ではない
・そのようなことを実際に教えていない
・アクセス数を増やすために、このような事実ではないことを書くことは断固許せない

と思いまして、正しくAEDを知ってもらうために何らかの形で声明を出していただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。

これに対しても、当時の担当者からは

「今回、書かれているようなご心配は根拠がないことなので、自然に消えていくものと思います。」

と返ってきました。ねーーーーーーよ。

根拠がないことが自然に消えているなら、何でこんなにミソジニーに関するデマが溢れるの?
何で、「性犯罪は悪いけどついていった高校生も悪い」みたいな話がこれほど溢れるの?
何で?何で?何で?何で?

「もっと怒れ」というのは、お前の怒っていることは意味がない、と取られるくらいには残酷かつ冷酷なものだということをまず知っていただきたいですね。

今タイムリーなやつ
と書いていたところであの話。
何かとは言わないけれども、あれだけのことをやって逮捕ではなく書類送検止まりねえ、と思う一方加害者の身や番組ばかりが心配され、被害者に対してはバッシングしか無いという状態でもう怒る気力もねえっす。
だけども、それだけに限った話だけではなく言いたいことがある。

普段さ、男性は性犯罪者予備軍だと言うと怒ったり俺はそうじゃねえ、とわざわざ御注進に来る方が多い中、「男性に招かれてなにもないと思うな」っていうのはさ、矛盾していねえか?
矛盾していなきゃミソジニストやっていられないからか。

で、ここで何が問題なのかって…これを何度も説明させられることに対しての憤りはあるけれどもまた言うね…加害者だった男性は、自身の番組の出演者を自宅に招いた。そして、未成年者に酒を強要し、強引に迫ろうとした。男性は地位が高く、かなり知られている人物で、社会的地位も高い。
つまり、「拒否できない要望」なわけよ。

これは、元俳優の性的暴行事件でもそうだったし、復帰してしまったお笑い芸人の時もそうだったのだけど、関係性を無視して女が悪い、これに尽きる、で終わってしまっているわけ。

そして、そういう人がネットだけに限った話ではなく、あなたの家族、知人、友人、親族にいる可能性が高い。無いと言い切れない。何度も言うけど、これは異様な状態だ。

人権なんかどうでもいいんでしょ?
これは電車など公共施設で起きている痴漢、いわば性犯罪のことなんですけれども。この話を何年も追っているけれども、あまりの物事の変わらなさに絶望を受ける。受けている場合じゃないけど。

で、多くは望まないので言いたいことは

  • 警察は自衛ばかりを求めていて、結局の所は上客(加害者)やその上にいるものの気分を害しないようにしているとしか思えない
  • フィクションの創作物が実際に影響を与えているのは明らかなので、今のまま流通しまくっているのは問題でしかない(DMMを探してみれば本当に嫌になるくらいある)
  • あまりにも軽すぎる
  • 女性を恫喝したり罵倒するのは意見ではない

ということ。ところが、これですらも拒否している男性がムチャクチャ多いんだよ。そういうのに限ってのっとおーるめんとか言ってくるし。お前もオールメンなんだよ。

こういう時に限って冤罪を持ち出してくる人も多いけれども、じゃあそういう人たちが司法で冤罪になってしまったことについては何も言わない。そればかりか、犯罪者はブチ殺せとまで言う。
結局、そういう人は人権なんか最初っからどうでも良くて、そういうのがネットに100人いたらその裏には千人、1万人いる。

それでも、どうにかしていきたい
当初、このブログを立ち上げたのもなんとか変えていこうと思っていたから。ただ、それはうまくいかないこともあったし、数多くの人と仲違いをしたし、これでよかったのかはわからない。でも、怒れなくなるのは嫌だし、それを命令されることについてはもっと嫌だ。聞いてくれ、と思う。切実に思う。

びっくりするほどディストピア

ここ数ヶ月書けなかったのはパスワードを忘れていたからでした、さっき思い出しました。
というわけで、書こうと思ったら意外と書けなかったので、2つのことについて分割して話します。

少年誌の話

あれがいつの間にか子供にエロを与えるなというのか!それが教育だ!という話をする人が増殖しまくっていて、いやひどかった。
人の服を剥ぎ取るのはダメじゃないの…?当該の漫画は読んだ。同意はなかった。
同意がないことをやるのはダメなんじゃないのですかね…?

ということでは終わらないから厄介なんだよね。そこで終われよ頼むから終わってくれ。しかし、全く同じようなことを
トイレマークでやらかしていた(これについては気力はないので、知りたい方は調べてください)ので、
そういうことだろうね、とは思った。

しかも、しまいには「セクハラを娯楽として楽しみことの何が悪いの?」と言う人も出てきました。
男女の権力差があって、それを利用してのヘイトというのもあるし、セクシズムでもある、だから
作中でそれは批判されないと意味がないんだよね。それ以外の話はどうでもいいかな…
エロだから問題視しているわけじゃないのよ。毎回その踏み絵を踏むように言ってくるから
「エロが悪いというわけではなく、そういう姿勢がですね…」というところから始めないといけない。
何度同じことを言わすのよ…。

いろいろ書こうと思ったら面倒くさくなったので、これ読んでください
http://blog.livedoor.jp/kudan9/archives/51659690.html

何がコック~んだよこっちは国歌国旗法反対だぞ

まずはこちらから

「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあで」 サントリー「コックゥ~ん!」CMに「下品」「下ネタ」と批判相次ぎ公開中止へ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/07/news096.html

もちろん抗議メールはすぐに送ったが、その数時間後に公開中止になっていました。

うーん、削除して謝罪になっていない謝罪をするまでがワンセットになっているのだろうか…?
じゃあ、やるなよ。最初っから。

こっちは、文字数制限も考えて書いていたというのに、これ、ひどくないすか?
6パターンある動画を全部観てしまったというのに、ひどくないすか?

あれが最低だったのは、理由がいろいろあるけれども

・女性一人でお酒を飲んでいると、男性が勝手に絡んでくるし下手すると危害を加えてくる
・オッサンの妄想ファンタジーがひどい
・普通のテレビでやっているCMはそうではないのに、ネット版だとやたらと性的なものを連想させる単語を入れる
・「一流企業!?」はねーだろ…
・「出張できた地方で、ひょっとしてワンチャンあるかも~!?」という男性に非常に都合の良い女性像を出してきたこと
・しかも6パターンって
・6パターンもだぞ、信じられるか

などいろいろありますよ。ですけども、女性が出てきたのに、女性に買わせるつもりが全く無いんですね…?
もう、意味が分からん。滅びろ、としか言うことがなくなる。

言うことがなくなってきた。えーと、もし他人が知らないようでしたらこれを教えた方がいいし、不買を勧めます。以上。
さいきん暑いので体調に気をつけてください。

政府のAV出演強要問題ページがあったから読んだけど、ひでえもんだったよ?という話

無いよりマシ、は実際に役立つわけでも事実を反映しているわけでもねえな、ということを感じ取りました。

これです。

AV出演強要・「JKビジネス」等の被害予防啓発若年層を対象とした性的な暴力の啓発
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/index.html

う~~~~ん、被害「予防」かあ、取り締まるほうはどうなんかいな、しかもJKビジネスについては準備中って。

とりあえず読んでみよう。

・被害の構造について取り上げているか?
・他罰的ではないか?
・一方的に自衛を求めるものではないか?
・ありきたりな視点ではないか?(お金欲しさに、など)
・緊急を要する場合にはどのように助けてくれるのか?

最低でもこれらの要素を満たしてほしい、ということを考えながら読んでみたよ。
あまり期待はしていなかったが…どうなるだろうかね?

01, こんな被害が起きています
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/example.html

「被害の構造について取り上げているか?」という視点で読んだ場合、
一つの大きな疑問が残る。

あれ、この調査って勧誘のみ?

そう。読むと、モデル・アイドル等のアルバイトの勧誘・募集広告の事例しか取り上げていないのね。元の「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」にもそのことしか取り上げていなかった。

貧困とかに付け込んでいる、というケースは取り上げていないところが非常にマイナスだった。
あと、着エロについても見当たらなかった(そこからAVに転身させられることはよくあるため)のが残念。

02. 被害にあわないために
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/prevention.html

このタイトルでは望み薄ではあるが、内容はさらに残念だった。

Q4
書面にサインするよう求められた。
A4
業者は、あなたがサインをせざるを得ないような雰囲気を作ったり、考える時間を与えずにしてサインさせようとします。内容がよく分からなかったり、不安がある場合はその場でサインをせず、家に持ち帰ってよく考えてみましょう。イヤだなと思ったら、サインをせずに断わりましょう。

自衛あるのみっすか。

で、具体的にどう取り締まるんです?暴力を振るわれたり脅されたりしたら?巧妙で見分けがつかないものだったら?本当に注意喚起だけ?それだけでどうにかなる問題じゃねえだろ?

03 相談
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/consultation.html

基本丸投げだし、平日しかやっていない場合もあるし、だます側が夜遅くとかだった場合はどこへ助けを求めたらいいのか?だし、スマートフォンだとすごく見づらいし、これが一番最悪だった。マジかよ?というくらいにわかりづれえし、こういうのこそ24時間対応しないといけないやつじゃね?外国語対応っていっても他国語バージョンは見当たらなかったし。

・被害の構造について取り上げているか?
貧困については無し、何故かJKビジネス関連は用意中
・他罰的ではないか?
→露骨にひどくはないが、業者や買う側の責任については全く触れず
・一方的に自衛を求めるものではないか?
楽に断れるんだったら苦労しなくね?
・ありきたりな視点ではないか?(お金欲しさに、など)
→普段ひどいものを読み慣れているためマシに思えたが、やはり現状を反映しているとは思えなかった
・緊急を要する場合にはどのように助けてくれるのか?
→無いわけではないが、多くを取りこぼしている

というのが感想でした。ダメでしたね。

熊谷(千葉)市長が過去に何を言っていたのか?ということをさらに調べたら本当にロクでもなかった、という話

(これの続き)
http://bonbon-dancin.hatenablog.com/entry/2017/03/31/195819

今回もひでえよ(前回以上にひどいよ)

というわけで、今の発言、というよりは恫喝については他の人に任せることにして、こちらは市長当選前に何を言っていたのか?ということをさらに徹底的に掘り下げます。

携帯電話持込:政治が強制することの是非(2008年12月18日)
http://web.archive.org/web/20090619100349/http://shibucho.seesaa.net/category/141702-1.html

これは、橋下大阪知事(当時)の学校への携帯電話持ち込み禁止についての発言。

●政治家は権力というものをもっと慎重に行使すべき
最近の政治家は自分たちの持つ権力というものが何のために存在しているのか理解していないのではないかと思う時があって困ります。

私たちの持つ権力というのは自分たちの正義感や主義主張を押し付けるためにあるのではありません。社会的な弱者を救済し、飢える人を1人でも少なくするために私たちは権力を行使すべきであって、人間のモラルというものを政治で矯正できるなどとおこがましいことを考えてはいけません。治したいという気持ちは純粋なもので私も同じ思いはありますが政治にその解決を求めるのは安直です。

これはなかなかスゴいね。
いや、何がスゴいって…今とそんなに変わっていないところがだよ。

しかも「矯正したい」については否定はしていないからね。あくまで政治では解決はできませんが、ととりあえず程度には書いているけれども。

そして、さらに掘り下げて「支部長」時代の頃のものも引っ張り出してきましたよ。(なんか某神奈川県町議になってしまったあの人みたいだな)

早稲田大学在籍時のものと思われるが、読めば読むほど権力者ってこうやって作り上げられていくんだなー、ということが嫌でも分かるよ。なお、自己紹介で「特徴:面白いよ」と元航空幕僚長みたいなことを書いていた。本当にロクでもねえな。
http://web.archive.org/web/20050305005710/http://www.tetsureki.com/home/index.html

以前「日本のスリの8割は韓国人によるもの~」(当該エントリーは削除)と書いていたから、その思想のベースはどこにあったのだろうか?と見たらね、本当にロクでもなかったし、若いからとか冷静な判断ができるからといって、こういうのに近づいたり、賞賛するのはイカンよ、本当に。

まずは、これ。映画「プライド」に対する感想
http://web.archive.org/web/20050213223722/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/z-hitokoto2.html

「今の市長としての発言は、当時のものをよりブラッシュアップしたものだなー」というのが分かると思いますが、これ編集後記もひどくてね。

断っておきますが、私は右翼でもないですし、戦争肯定論者でもありません。世のアンポンタンの中には、ちょっとこういうことを言っただけで、右翼だ!と決めつける方がいらっしゃいますから。
まー、私は左翼→右翼→中立という道を歩んできましたから、その気持ちも分からないではないんですが。昔安保なんていらないとか言ってましたし^^;

あっ、これTwitterなどでよく見るやつ!卵アイコン(今は卵アイコンではなくなってしまったそうですが)などがよく書いている理論!

そういう人は、ほぼ右翼です。たまに極右。知っています。国の中心が極右すぎるのでたまたまそう言われるだけですが。

http://web.archive.org/web/20050213223722/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/z-hitokoto2.html

前に江沢民が来日した時、あのバカはしつこいくらい戦争責任だとか歴史問題とか大上段にぶったために、反中感情はかつてないほど高まってしまいました。

とか

で、本当に友好的ムードのまま終われば良かったんですが、やっぱりそこは中国というか、どうしようもねえなこの赤い専制国家はよぉってことがあったんで、忘れる前に書いておきます。

とか

彼はある日本人の「中国はいつも戦争責任と言う。一体いつになったら日本を許すのですか。」という質問に対し、「我々は賠償を放棄した。それはいい。しかし、日本は未だに公式文書で中国に対し謝罪をしていないのを知っていますか」と返したのである。

冗談じゃない。いい加減にしろこの赤いペテン師がっ

とか書いている人は、右翼だと思いますね。どうでしょうか?

こういう認識でしか補償・戦争犯罪について話していないですし、そもそも、自分で中立と言っている時点で、分かりやすく自己紹介していましたね。

これもナチュラルに
http://web.archive.org/web/20050213223832/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/hitokoto6.html
日本は無宗教だから、こんなおいしい、もとい、(エロに関する)無節操なことがまかり通るんであって、もしこれが中国や韓国なら、もう、そりゃ、あなた、死刑もんでしょう。少なくとも社会的に抹殺されますよ。」と書いていて、いや、引用していない他の箇所も本当にひどいんだけれども、これ全文引用したら身がもたねえぞ、というくらいにはひどい。

それに対する弁明が「私は中国・韓国を馬鹿にしたわけではありません。ほんと。だから許して。在日の人。」っつうのも、今のやり方とまあそんなに変わっていないよね。言葉は変わってはいるが、ベースがさ…

http://web.archive.org/web/20050213223613/http://www.tetsureki.com/home/labo/hitokoto/hitokoto11.html
これもなかなかのものだ。
この編集後記は全文引用をしておこう。

またもや断っておきますが、私は戦争肯定論者ではありません。戦争は大嫌いです。ただ、物議をかもすのを承知で言わしていただくと、はなから戦争を否定するというのには私は疑問です。なにかを守らねばならぬ時、波風立たない手段ばかりに固執し、毅然とした態度を取れない人が尊敬よりも軽蔑を受けるのと同様、国家も侮りを受けるからだと私は考えるからです。

しかし、絶対に戦争はしてはいけませんよ。ただ、戦争も辞さず、という態度を示すことが大事なんです。うーん、ちょっとわかりにくいかも知れませんが、例を挙げればペルー事件はいい教訓でした。平和というものは口先だけで言っていても、分からない人には分からないのだということが分かりました。日本という国に住んでいるとどうしても平和というものに絶対的真理を求めがちなのですが、そうじゃない国も存在するということですね。

ただ、私は日本の憲法第9条を改正しろと言う気はありません。うーん、ほんと分からない人には分かってもらえない理屈かもしれませんが(^^;  私が何が言いたいか、分かる人には分かってもらえると思います。

銃剣道もやむなし、ということですかね!市長さん!

男性保育士に職務上の制限を課しても妥当と主張する方々が、同様に銃剣道軍国主義だと言っているのが印象的でした。自らの主義主張のために、不当に疑惑を向けられる人間への配慮を欠いてはなりません。銃剣道軍国主義!となる思考回路は感情的に一定程度妥当ですが、反対運動に行くのは慎重に(2017年4月1日)
http://twitter.com/kumagai_chiba/status/847919459935305728

あ、それから。彼が皇室についてどう思っているのか?というエントリーはここから読めます。「皇室典範改正:男系維持は望ましいが」「紀子さま懐妊 ややこしくなってきた」です。
http://web.archive.org/web/20060626100446/http://shibucho.seesaa.net/category/141702-1.html

そういうわけで、問題はすべて繋がっているし、過去言ったことは今そのままそっくり返ってくるわけですよ。アカンことを言っていたら、だいたい過去も同じようなことを言っている。

そもそもさ、政治家が権力を行使する、というということは恐ろしいことですよ。どういう文脈であろうと、「社会的な弱者を救済し、飢える人を1人でも少なくするために私たちは権力を行使すべきであって」という時点で、あ、これは何か裏があるな?と思うよ。

何故、社会をより生きやすくするだとか、今のシステムはあまりにも利益追求をしすぎているのでそこを改めていく、ではなく権力を行使する、になるのか?何故、その数年後に「行政がやることの9割は正しい、ただ伝え方が間違っているので伝わらない」と発言したのか?それが、一億総活躍とかなんちゃらの社会進出とかSHINE!というものの正体じゃないのか?

次の千葉市長選挙は2017年5月28日からです。

熊谷(千葉)市長は過去に何を言っていたんだろう?と調べたらやっぱりひどかった、という話

2009年、前千葉市長が汚職事件で逮捕され、辞任しました。

新市長を選ぶ過程で当選したのが前NTT役員・前千葉県市議熊谷俊人でした。

http://www.j-cast.com/2009/06/15043246.html
(当時はこのような空気だった。本当はこういうゴミは持ち込みたくないのだけれども、新聞記事はリンク切れが多いから…)

そして、前回の市長選でも投票率は30%行くか行かないかという関心の低い状態でしたが、再選しました。

さて、何故市長はTwitterを使うようになった、いやなってしまったのか、ということについてそのルーツをまずは辿っていきたいと思います。

こういうところはならべくリンクを貼りたくはないのだけれども、その、よくここまで正直に話すものだなあ、と思ったので載せますね。質問が割合ひどいのは、媒体が媒体だから…。(以下、強調は筆者によるもの)

引用元:http://news.nicovideo.jp/watch/nw286827

――ツイッターを積極的に市政に生かしていますが、ツイッターを使うようになったきっかけは何ですか?

2年ほど前に、知人から薦められたのがきっかけです。私は以前からブログをやっているのですが、コメントを書いてくれる人はとても少ない。しかしツイッターだと返事がすぐに来ます。140字という文字制限もあってか、脊髄反射的にコメントを返せるメディアだと思いました。

私はツイッターを、広報手段であると同時に広聴、つまり検討中の施策をそれとなくツイートすることで市民の反応を確かめることもできる「即席アンケートツール」のように使っています。もちろん一部の方たちの反応ではあるのですが、それでも非常に便利なツールですね。
(中略)

■「行政だって市民だってバカじゃない」

――ブログの更新もほぼ毎日と頻繁ですが、ツイートもかなりマメにしていますね。どんな時にどんな場所でツイートしているのですか?

役所の机でやることは基本的にありません。移動時間や、自宅にいるときの空いた時間を使っています。政治家はとにかく移動が多いですから、その時間を有効に使えるツイッターはとくに首長向きですね。

市民は千葉市の施策をすべて知っている人間の一次情報を取ることができるし、首長だからこそすべての答えが返ってくる。私は市民の意見を知ることができる。お互いにとってこのメリットは大きいと思います。これは役所にはできませんし、役所の業務にも支障をきたしません。

(中略)

――熊谷市長は政治マニフェストのひとつに「情報公開」を挙げていますが、その実現のためにもツイッターは有効ですか?

その通りです。役所と市民とでは持っている情報量が違いすぎて前提条件が揃わず、議論にならないことが多いのです。役所と市民で情報の量と質を揃えて、スタートラインを同じにしたいのです。ひとつの例としては、市民税があります。「うちの市は市民税が高い」と思い込んでいる人は非常にたくさんいます。しかし市民税は全国統一で、どこの市でも変わりません。これは市民が悪いのではなく、こちらが発信している情報が届いてないせいなのです。

これまでの役所は細かいところにこだわりすぎて、たとえばゴミの削減にしても「水を切れ」とか「雑紙をこう分別しろ」など
箸の上げ下げ的なことを言います。人をバカにしているかと思うほど細かい。

そうではなく、「どうしてゴミを削減しなければならないのか」の理由を言えば、市民はちゃんと方法を調べますから、そこに労力を割くことはないんです。私は就任してからずっとそれを言っています。

――役所の情報発信は、ある意味、市民を信用していないということですね。

だからいつまで経っても誤解されてしまう。「市民は行政や役人や政治家をバカにする」「役人は政治家をバカにする」という構図がなくならない。行政だって市民だってバカじゃないし、行政のやっていることの9割は正しいわけです。

しかしなぜ正しいかの理由、前提条件を言わないと理解してもらえません。何かを値上げすれば市民は怒ります。怒られてもいいから理由を提示した上で、他に手段があるかを議論するべきです。

――情報公開を進めて前提条件を揃えることで、その誤解はなくなりますか?

同じ立場で物事を考えて答えを出していかないと、飲み屋の政治談議で終わってしまいますし、一方的な批判はボヤキでしかありません。ツイッターやブログで一次情報を持っている首長と意見を交わせるのですから、疑問や批判があったらどんどん投げかけてもらって、皆さんと共通認識を持っていきたい。そうすれば同志になれるので、建設的な意見を出し合って議論していけます。

――たしかに、日本の政治と市民の関係は「お上と庶民」という体質をひきずっていて、互いに責任のなすりつけ合いをしているところがあります。それを捨て、本当の民主主義を実現できるかの転換期であるということですね。ツールを手にした一人ひとりが試されているといえるでしょうね。


インターネットという双方向メディアは本当にすごいと思います。ツイッターフェイスブックニコニコ生放送も......。こんな時代は考えられないですよね。これでダメだったら日本の民主主義は何やってもダメだっていう(笑)。


ツイッターやブログは「新しい武器」

――情報公開を進めることが行政と市民との情報格差をなくし、共通認識を持つことで平等な意見交換ができるようになるわけですね。

しかし懸念のひとつとして、首長や役所が情報公開を進めていくと、あまりに膨大なために市民が必要な情報を探せなくなり、
結果として情報に目を向けなくなる恐れがあります。すると役所やメディアが情報を整理して提示しろということになり、振り出しに戻りかねないということですね。
マスメディアが重要なのは変わりありませんから、とにかく第一に情報を出しています。ツイッターやブログはマスメディアに対抗するためではなく、紙面や時間の都合でまとめきれない部分を我々が発信するものです。あるいは私自身の考えを発信して、みなさんが考える際の指標にしていただく。

――先ほどの話で、対話会は年齢層が高く、ネットは若いという話がありましたが、ツイッターやブログで情報公開を進めていくと年齢層によって情報格差が生まれる心配はありませんか?

これも同じです。新聞やテレビといったマスメディア、それから市政だよりなどの既存情報が持つメリットは、ネットが登場したからといって消えるものではありません。既存の伝達手段もこれまで以上に活用していきます。

ツイッターやブログは、そうした既存のものに加わる新しい伝達手段で、さらに新しい武器を手にしたといったところです。とくにこれまで政治に興味を持たなかった層とコミュニケーションできるすばらしいツールですから、もっともっと活用していきたいし、市民の皆さんからも質問や疑問、批判などもコメントしてもらいたいですね。

インターネットを使えば政治はさらによくなると考えていますし、政治を身近なものにできると思います。
(了)

ダメだったみたいですね

行政は9割正しい、伝え方が正しく伝わらないから誤解されるんだ、という姿勢が(このインタビューがされた)2015年から徹底されているんですなぁ~!ということだけが収穫だった。あと、正直な話、民主国家ですらなく法治ですらもなくなっていると思いますね…

ということを踏まえて当該の発言へ

行く前に

新年会で経済人から同姓パートナーシップ条例の話が出て少し意見交換。嫌悪感を露にする人は同性愛が日本古来は無かったと思い込んでいる方も居ます。織田信長前田利家の話をしたり、武田信玄高坂昌信の話をすると驚いていました。賛否は人それぞれですが、客観的事実の理解の上で議論が必要ですね
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052002979741696

「面白いなあと思ったのは、織田信長森蘭丸の話は知られていて特に反応しないのですが、前田利家との話をすると皆さん、ギョッっとされるんですよね。なんとなく森蘭丸は男を超越した性別として捉えられている気がします。いずれにせよ鎖国天地開闢以来の伝統と思い込んでいた幕末を彷彿とさせます」
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/687052800132423680
(2016年1月13日)

性的多様性への配慮=同性婚を認めることではありません。それは国民的議論を長い時間をかけて行い、政府が決めるべきものです。異性婚と同じ権利とまではいかなくとも、千葉市が今回実施する労働環境の改善等、同性婚を認められない方も含め社会全体に利益があり、不利益が少ない項目は改善すべきです
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/796986701583265792

私はそんな発言が無くなる社会を望む側ですが、多くの日本人にとって性的多様性の議論は始まったばかりです。社会・人はそんなに急激には変われません。特に愛という最も根源的な感情に関するものであれば尚更です。今の時点で嫌悪感の表明すら認めないのでは、却って相互理解を阻害すると私は考えます
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/797017984862547968
(2016年11月11日)

この発言は読んだ、いや読んでしまった人もいるかもしれないが、これね、今回発見したことなんだけれども、Twitterをやる以前にブログに掲載していたエントリーがあって。

ヒューストン2日目:調印式、表敬訪問など
http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/172074879.html

●ヒューストン市長はレズを公言

この日は朝からヒューストン市役所を訪問し、アニス・パーカー市長を表敬訪問。パーカー市長は同性愛者であることを公言して当選したユニークな方で、私も会うまでどのような人なのか想像できなかったのですが、実際に会うと非常にパワフルな、やり手と感じるような女性でした。
(2010年11月01日)

これ、2010年のエントリーなんですけれども、こいつの姿勢は今とそんなに変わらかったですね。

あ、そういう言葉使うんですか…。いや、その後の文章にも問題があるんですけれども…ユニークって。そりゃ、こいつの言う多様性ってそうなるわなー、なあ!

これら一連のものを調べて読むだけで疲れたので、他にもいろいろなことをいろいろな人が書いていますし、そういうものを読んでいただけるとありがたいです。(前回の大阪万博記事を書き上げた後に体調が相当悪化してしまったので、そういうことは避けたい)

こういうのを書くと、「過去発言をもって批判するのか」という手合が毎回出てくるんだけれどもね、いや、だってさ、変わっていなくないですか?市長がこういうのをRTしているんですけれども。

https://twitter.com/yamasii/status/847087284373483520

https://twitter.com/yamasii/status/847087644026687488

より悪化していなくね?

本当にスゴイのは、宇野ゆうかさんみたいにあんなのにも丁寧に辛抱強く会話ができる人ですね。頭が下がる思いです。

次の千葉市長選は、2017年5月28日です。
(つづく)

大阪万博報告書がひどすぎて気が遠くなった話

<万博>格差や精神疾患を「主なゴチャゴチャ」…関西弁版(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000005-mai-bus_all
ここで一番問題なのは

さらに、現代社会の課題とされる格差や精神疾患、環境破壊などを「主なゴチャゴチャの例」とひとくくりに記載した。

の箇所なんですが、この関西弁版は8ページ目にある表のことでしょう。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf

読売の報道は最悪だったことも付け加えておきます。

「大阪の人でも使わない」関西弁で万博報告書(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00050005-yom-soci

万博の開催意義などをわかりやすく伝えるのが目的としているが、万博を「人類共通のゴチャゴチャを解決する方法を提言する場」とする表現などには「センスがない」(大阪府幹部)との指摘も出ている。

 開催意義を訴える項目のうち、日本の予防医療技術の高さに触れた部分では「よその国は日本の課題や対策の成果をパクリながら対策を考えているっちゅうわけや」と記し、基本理念の骨子案には「骨ちゃうで、骨子やで」との注釈を付けた。

 検討会に出席した委員からは「つまらないボケが気になる」と批判も。松井一郎知事は「大阪の人でも使わないコテコテの大阪弁は見直してもらいたい」と述べ、表現の修正を求める考えを示した。

あの産経ですら

「ゴチャゴチャ」の例にはほかにもテロや移民排斥などを列挙。英語表記の後ろに「横文字苦手やけどな」と付記した部分もあった。報告書案の冒頭には「こんな言い方せーへんとか、細かいこと言わんといてな。とにかく大目にみてくれると助かるわ」との断り書きを挿入していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000103-san-pol

と書いていたので、つまりのところは読売は産経以下ですな。こんなことでもあんまり誉めたくないけど、それでも本当にひどい。

とりあえず、原典にも当たってみました。

2025年国際博覧会検討会 報告書 (案) 平成29年3月
PDF版
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf
テキスト版
http://www.meti.go.jp/interface/honsho/search?q=cache:G_w0JEisegYJ:www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/003_04_00.pdf+大阪万博&client=meti&output=xml_no_dtd&proxystylesheet=meti&ie=UTF-8&site=meti&access=p&oe=UTF-8

既に他の人の指摘があがっていたが、この「万博の方向性」の事業展開面4(14ページ目)における④日常にはない出会いが生まれる の箇所がものすごくひどかった。言っておくが、これは編集を一切加えていない。(強調部分は筆者によるもの)

国境、民族、言語等の壁を越えて、将来にわたり同じ地球で生きていく「地球市民」としての意識をもつには、多種多様な人々との交流が重要であり、そうした交流は、異なる価値観への相互理解、新しい出会いによる友情、恋愛、ビジネスパーソンの人脈構築などを生み出していく。しかし、同じ時・同じ場所で偶然巡り合っても、人々の交流は中々生まれない。そこで、自動翻訳技術の進展を活かして言語の壁を取り除くとともに、交流を促進する仕掛けを企画する。
(展開例)
・万博婚
数千万人が来場する万博で、遺伝子データを活用したマッチングなど、新しい出会いを応援する。また、万博会場で、結婚式をあげることも可能とし、幸せを来場者にお裾分けする。

・初対面の人達と遊び、住める万博
来場者は簡単な性格診断の後に、勇者、魔法使い、医者などの仮想のキャラクター(役割)及びコスプレ衣装をあてがわれる。初対面の人とグループを組むと有利に各種イベントを進めるようにすることで、新たな気づきが得られる出会いを演出する。

また、多種多様な民族の男女が一つ屋根の下で一定期間住むことができる住環境を万博内に設定する。そこでは、異文化の人々が織りなすドラマが繰り広げられ、それはドキュメンタリーとして放映される。

ひどい

いくら世界情勢がひどくても「日本ほどじゃないっすよ、アハハ…」としか言い返せない、それくらいにはひどい

しかし、さらに読み進めていくとこういうものがあることが分かった。

2025 大阪万博誘致 若者 100 の提言書
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/hakurankai/pdf/002_04_s01.pdf

見たらわかる、これ一番アカンやつやん…。その中で、特にひどいものをピックアップしていきたいと思います。
カッコ内が本来の名前です。

  • 26番:司法の怠惰や捜査ミスは取り上げない方のやつ(執行の日)

死刑囚の半生をモニター越しに観ることが出来て、それが終わった後に『各々で一つずつ設置されたボタンのそばにたつ。合図とともにボタンを押すと「ガコン」と音がなり事は終わる。』っつうことだそうです。

『死刑制度によって私たちは公的に死を与えることができる。しかし、私たちはその事実に対しあまりに無頓着だ。「執行の日」では万博史上最も重く、そして最もセンセーショナルに「死刑」が問われる。』

これ、糸井重里が書いたんじゃねえのか?と思ったけど、メンバー内にはいませんでした。にしても、おっそろしいな。東海テレビの袴田さん冤罪事件ドキュメンタリーを流したりとか…そういうことはしないと。

これ、死刑廃止になった国(や州)、冤罪(本来の意味での)や刑の歴史については一切触れないタイプのヤツだよね。そして畳み掛けるように

  • 27番:ミニ遊就館(覚悟の手紙)

特攻で亡くなった若者の手紙を展示するそうです。やりたいことはミニ遊就館だよね。散った命は最後に何を思っていたのか、ということをアピールしたいそうですが、えっと、殺したのって誰だったっけ…?

そういう手紙って、強制的に書かされたり検閲されたものもかなりあったりするんだけれども、これ、絶対ピースおおさかを呼ばないパターンだよね。呼べよ。

  • 「4.多様性に感動する万博」のほとんどの内容

…感動って…。

ここで提示されている多様性なるものの例には以下のものは含まれていません。
・移民
・原住民
在日韓国人
・在日朝鮮人
・人権
・給与格差
・いろいろな格差
・差別全般
・具体的な政策

…つまりはそういうことだ!その中にはこういうものがあった。

  • 62:次はLGBTの活用(What's gender have to do with marridge)

「結婚を認める」「応援していく」
…多分それ以外は排除だろうね

  • 63:難民風体験は難民じゃねえ(夜空の下に広がる難民キャンプ)

パビリオン内にあるテントに星空が映し出され、一晩を明かすことで難民キャンプに暮らしている人へ想いを馳せるそうです。

…ただのキャンプじゃねえか!
これ、いかに日本政府が難民を排除しているか、ということは絶対に展示しないやつだよね。あとはそもそも世界で起こっている戦争とか人権侵害とか経緯とかさ…

  • 64: SHINE!輝くOSAKA(Female Voice)

日本の男女格差ランキングについてはさらりと触れるものの、『万博の構想を話し合ってゆく上で、女性からの視点がなくては、万人の感動を生めるはずもない。』『日本が世界に遅れをとる分野は、“女性の社会進出” ではないだろうか。国際博覧会検討会の女性検討委員を半数までに増やす。それを皮切りに、女性がもっと社会に進出し、輝いていけるように。』という見事なSHINEな女性活用っぷりを見せつけてくる。
にしても、感動って…。

  • 76番:日本は天皇を中心とした神の国(やおよろず☆ぼーと)

八百万の神バンザイ、伊勢神宮はバンザイ、そしてヘリポートをそれモチーフにしたものにしましょう、ということらしいそうです。

『多様性を保ち、互いを認め合う社会を成り立たせる。その答えはお伊勢さんにあるかもしれない。』とありますが、その伊勢神宮の商売を担う赤福の元社長は差別発言を数度したり、サミットで大幅赤字を出して今後数年間の県の予算大幅カットであったり、そもそも神社ってもっとも多様性から遠いものじゃないのか?

キリが無いのでここで終わる。

…そもそも、五輪によって国はさらに壊滅的になるだろうから万博は返上するかもしれないし、それまで生きているかも分からんけどな!ジャンジャン!

レディースデーについて調べたら「だからレディースデーは必要だよ」と思い至った話

たまには性犯罪やセクシストに関すること以外でも書こう、と思ったら結果的にはそうならなかった、という記事でした。

レディースデー -なぜ世の中では女性ばかりが優遇されるのか?
http://president.jp/articles/-/13323

あ、やべえ、これはヤバいぞ。これはもうタイトルから結論が導き出される例だ。

それなら割引対象を男性に広げてもいいじゃないか。『メンズデー』を設けないのは“逆差別”ではないか」と、腹を立てる中年諸氏が少なくないはず。

そ れ は あ な た で す

大抵、こういうのと逆差別はセットになっているけれどもな!生涯賃金とかな!退職後再就職する時にパートしかないというそれとかな!それを知っていたら、まずそういう言葉は出てこねえから!

早い話が
「平日にそれを設けるのは、平日だと男性は仕事をしていているから。回転率を上げるためにレディースデーを入れる」ということだった。

いろいろ過程をすっ飛ばしすぎているので、「そうですか」としか言いようがなかった。

締めが

こう考えてくると、先にも触れたように、世の中に女性を優遇するサービスがなぜ多いのかがわかってくる。消費増税前の駆け込み需要の反動で、消費全体の落ち込みが懸念されているだけに、「逆差別」などと水を差すようなことは慎み、おおらかな目で見ることが大切だと納得しておくことにしよう。

だったので、締め上げてえぇぇ、と思った。お前も花束にしてやろうか!(2014年の記事だったが、ひどさは今もあんまり変わらない)

レディースデーについては
・何故レディースデーは基本水曜なのか?
・各映画チェーンのレディースデーはどう違うのか
・そもそも歴史を知りたい
・海外での事情はどうなのか

という事が知りたいのに、出てくる検索結果がほぼ男性の持論しかねえんだよ!それはダメだろ!

…だから、まあ、あった方がいいよね、というのが結論でした。「俺も優遇しろ!」って十分過ぎるくらいに優遇されとんのにね…